1954-10-12 第19回国会 参議院 通商産業委員会 閉会後第10号
現在も成る地点の嵩上げ工事をやつております。すべて地下にある坑道掘鑿というものの現状を把握せられて技術的な改修工事をやつておるのかどうか、これを伺います。
現在も成る地点の嵩上げ工事をやつております。すべて地下にある坑道掘鑿というものの現状を把握せられて技術的な改修工事をやつておるのかどうか、これを伺います。
実は若しも北九州総合開発のための委員会ならば、一体今日の遠賀川の改修工事、遠賀川の復旧工事並びに遠賀川の嵩上げ工事に対してはどういう設計をして、どういう基礎的な技術的な調査の上に、基礎の上に立つた設計をするか、私は専門家じやありませんから、これは赤木さんのほうが詳しいかも知れませんけれども、そうした地下に構造上の変化があるということを知らないで、恐らく遠賀川の改修工事など技術的な設計はできんと思うのです
以上高松炭鉱の鉱害地で、次に大辻炭鉱の鉱害地視察に向い、先づ遠賀郡香月町の住宅被害地を視察、ここは昭和十八年から二十年にかけての強行出炭により、三メートルの沈下を来たし、市街地でありながら殆んどその様相なく、昭和二十四年の第二・四半期分のプール資金により嵩上げ工事継続中なるも、以後は公団の廃止により工事不能となる見込で、現在一部工事を中止して、工事半ばに終らんとする状態でした。