1974-05-09 第72回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第22号
山ほどある中で、今度は山形県の大蔵村で地すべりによる崩壊事件がありました。これは亜炭の採取をして亜炭層があり、昭和三十七年当時は十一鉱山が稼働した実績がある、こういうような地帯であります。これは山がすべって、そうして死傷者十数名を出したという忌まわしい事故なんです。これも休廃止鉱山の問題になるのかならないのか。
山ほどある中で、今度は山形県の大蔵村で地すべりによる崩壊事件がありました。これは亜炭の採取をして亜炭層があり、昭和三十七年当時は十一鉱山が稼働した実績がある、こういうような地帯であります。これは山がすべって、そうして死傷者十数名を出したという忌まわしい事故なんです。これも休廃止鉱山の問題になるのかならないのか。
御承知のように、四月二十九日午後七時五十五分と、これはえらい時間にかかったのですが、千葉県我孫子市湖北台団地のベランダ崩壊事件。五月七日午前八時過ぎに起きた都内葛飾区東金町一丁目の金町駅前団地のタイル壁の落下事件。さらに同七日午前十一時ごろ発見された青戸第一団地の断水事件、これはさらに重ねてまたきのうも起こっているのであります。そして後刻触れます収賄事件に至っては、これは全く言語道断でございます。
古老の話によると、歴史にも有名な大戸の崩壊事件、あれにも匹敵する水が来た、こう言っております。 こういうような事態から考えると、ダム操作にあやまちがあるとは申しませんけれども、不適切なる個所があったに違いない。あるいは、これの操作規程に不適切なところがあるに違いない。われわれは専門家じゃございませんから、あなた方技術者の良心にかけて、もう一度お調べになっていただきたい。
その隣接の山に大崩壊事件が発生したことを局長は御存じでございますか。
時間がありませんから最後の問題をひとつお尋ねしてみたいと思いますが、この崩壊事件は、私は現地を見てまいりましたが、これは事前に予知のできる崩壊事件だと思ってまいりました。この点については局長はどう見ておられるか。どういうような報告が寄せられておるのか。不可抗力であったのか、事前に予知のできる災害であったのか。この点をひとつ御答弁願いたいと思います。
その山は昨年大きな地すべり的な崩壊事件がありました。そのために、この山に対しては非常に具体的に綿密な防止、土どめ対策が施工されておりました。ですから、少しぐらいの崩壊事件が起きてもこれはびくともしない、そういうような防止施策が完全にできておるのですよ。
これを必要と認めました理由は、この六月二十八日でしたか小牧市の小泉炭鉱で縦坑の坑壁の崩壊事件がありましたが、たまたま縦坑の坑壁がくずれまして三人ばかり中に閉じ込められた。ところが初めはその崩壊した区域は直したのでありますけれども、直る直前にまた他の部分が崩壊しまして、だんだん手に負えなくなってきた。
特に佐世保のボタ山の崩壊事件後、早急に規則を改正いたしまして、従来は崩壊をするという観念だけの範囲内の規則でありましたものを、崩壊流出するという観念の規則に切りかえまして、ボタ山の崩壊流出につきましては、規則上におきましてもかなり厳重に規定されておると考えております。