1951-02-15 第10回国会 参議院 外務委員会 第5号
つまちウルツプ島の以北からカムチヤツカに至る列島でございますが、併しそれから南の擇捉島、國後島、色丹島等は、これをクリルという認識の中に含めるのは非常に無理で、これはむしろ南千島と歯舞群島は、連合国が、我々が帰属を定めると言われましたが、日本の周辺島嶼として考えて頂きたいと思われまするし、又南のほうにおきましては、今日いろいろ歴史的に考えましても、琉球と申しますか、今日占領軍によりまして切離されました
つまちウルツプ島の以北からカムチヤツカに至る列島でございますが、併しそれから南の擇捉島、國後島、色丹島等は、これをクリルという認識の中に含めるのは非常に無理で、これはむしろ南千島と歯舞群島は、連合国が、我々が帰属を定めると言われましたが、日本の周辺島嶼として考えて頂きたいと思われまするし、又南のほうにおきましては、今日いろいろ歴史的に考えましても、琉球と申しますか、今日占領軍によりまして切離されました
○岡村文四郎君 小林委員から統制についての話があり、お答えがありましたが、どうも根本方針があれで、私は朝鮮動乱が起きたとか、第二次大戰が起るのじやないかという、こういう情報を別にして、そうでなく、日本が島國で、いつでもそういうことがあることを考えてなくても、ある気持で食糧政策を立てるのでなければいかんと考えておりますが、現在の政府は食糧統制の政策をはつきりせんがために、実は殊に百姓は困つております。
ところがこれはもういつまで経つて徐々に起つて来るとなりますとこれがどの程度であるか、これがはつきりいたさないのと、こういう問題は日本のような島國におきましては、あえて地震に限らず、地盤が常に浸蝕されたり、変動いたしておるような実情を見受けるのでありまして、これを災害としていつまでも取上げて行くということについては、なかなか困難であるというので、できれば一つ何か一般の公共事業費で見たいというわけで、海岸堤防
大体日本の交通政策は、私は常に自分の主張として述べておるわれでありますが、日本のようなこういう細長い島國は、鉄道は長距離は旅客本位でやる、貨物はつまり海によつてやる、その場合においてはできるだけ港湾を多く作つて、そうして貨車の回轉率を成るべく短かい距離で多くやる、港湾本位に鉄道は荷物を出す。
○國務大臣(大屋晋三君) 只今の点はその通りのところが実はありますので、氣象の現場に從事しておる者と関係筋と、又政府の行政整理の方針の関係でしばしば意見を戰がわしまして、十分ではなかつたかと思うのですけれども、二割二分の減員をいたすという結論に相成りましたわけなんで、米國の例などから見ますと、それでも実は人数が多過ぎるということでございますが、日本は長い島國で又特殊事情がありますので、先ず先ずこの辺
この長い歴史、國有事業として発達して來たわが國の國鉄、これが微々だる島國のちよんまげの日本が、明治、大正、昭和の七、八十年の間に、世界三大強國の一つ、六百万トンの船舶團を持つ日本にまで躍進して來たのには、この國鉄の非常な力がそこにあつたことを、私どもは見のがすことができない。これが民営事業でなかつた。
併し日本の狭い島國におつて、何が一番大切かということを考えると、先ず食糧が第一に問題になる。そこで政府が迭わるたびに、何遍迭わつても同じだと思うのですが、何が人間に一番大事かということが先決問題である。あらゆる工業に比べて、石炭が食糧とやや匹敵するといつても、食糧がなければ、その國の政治が最後に参つてしまわなければならん。
それから中小企業というものは恐らく日本のような共喰い生活をしております島國では、ますますこれはむずかしい問題になるばかりだろうというような氣がするのでありますが、今長官の御答弁を伺つておりましても、非常に希望的な見通しを私共は掴むことができないのでございますが、これを何とか救い上げて行きたいという御意図は持つていらつしやるらしいのでございますが、一体司令部としては九原則の下にこの中小企業というものをどういうように
初めの駅からターミナルに至るまで輸送のコストが、あまりかわらぬという状態に相なつて参りました関係上、今の二つの区分にいたした次第でございますが、御所論は日本のようなこの細長い島國の運賃の性格の上においては、ごもつともの節が多々ございますので、将來はよくこれを研究いたして行きたいと思つております。
もう一つ、関係方面の、日本の農業というものに対する考え方が、私がかつて満州で見て参りました通り、当時の日本の満州におけるやり力を見ておりますと、あの大陸の農業に対して、この島國の農法をもつて当てはめようというような傾きが非常に強くありました。アメリカが今日本の農政に望んでいるものも、またそれに似たものがあるように私は感ずるのであります。
現在四つの島國に限定されて、引揚民はどんどん引揚げて來る、こういうことを考えて参りますと、わが國の人口が年々増加の一途をたどりつつあることは、わが國再建のため、また民生安定のために、重大な問題だと存じますので、この機会にお尋ねいたしたいと思います。それにはいろいろの解決策もあると思いますが、総理としてどういう方針でこの問題を解決して行くお考えか、まずこれをお尋ねしたいと思います。
今は占領治下のことでありますからなかなか政府の思うようにはならんかも知らんけれども、併しながら日本の再建に立す上において、折角いわゆる四面環海の島國で以て、現在は内地における鉄道と汽船とが相爭つておる時代ではありますけれども、將來はやはり海外に伸びなければならん運命を持つておる、だから私はこれは如何に関係方面と雖も、一方を潰して一方を生かすということがあるべきものではない、政治の方から考えて見ましても
わが國の國内資源を開発して、経済復興をする諸問題を考えますると、結局わずかな石炭と農作物、あるいは水力資源等のほかは、この島國をめぐる海洋資源が唯一の復興資源でございます。この資源を極力開発することによつて、乏しい國土の上に入れる人口八千万への動物蛋白の補給路を見出し、さらに進んでは近き先の貿易再開にも備え、水産物の輸出振興をはかり、文化国家として眞にふさわしい活動も期せられるのであります。
例えば日本という名を付けますと、日本文部省、田本内閣、日本東京駅ということになりまして、非常に複雑になると思われますが、これを簡素化しまして、新憲法によつた簡素化で、簡単にした方がいいと思いますが、無理に政府の機関に日本を付けたのはこれだけだと思われますが、どうして無理に日本を付けまして島國根性的は色彩を出そうとするのか、これにつきまして御所見を拜聽いたすと同時、第三十八條につきましてお伺い申上げます
これは日本人が権利として主張できる立場にはないのでありますけれども、しかしそれがおのずからわかるように、そうして日本人がこの島國だけに押し込められるのでは、日本人の生活問題はなかなか解決できないけれども、將來どこの國へ行つても尊重され、すかれるような人間をつくる以外に、どうも失業問題はなかなか簡單には解決できないのではないか。
しかしわが國の地勢の状況から申しまして、いまさら言うまでもないと思いますが、延長蜿蜒二千キロに及び、島の数約一千、こういう島々から成つた細長い島國で、北海道と九州の石炭が多少汽船に適する荷物をもつておりますが、後の多くはすべて機帆船に適する程度の荷物の数量しか出ないのであります。また他方港湾の方面から見ましても、小さい港ならいくらでも惠まれておる。
最後に國立公園関係の請願につきましては、その趣旨を総括いたしますと、ほとんどこれらのすべては、日本の風光はその雄大さにおいては、米國のそれに匹敵しかねるものがあるが、氣候、地勢からみて、日本という島國は全地域が一つの公園のごとく、國際観光地としてはその優なるものの一つとして知られておるという意味におきまして、当局においても戰前から観光事業に相当力を注がれてまいりましたが、今後はさらに一層外貨獲得のため
日本は御承知のように小さな島國でありながら、非常に大きな都市をもつているのであります。これは特別の関係があるのでありますが、そういう関係をもつておりますときに、都市教育と農村の教育がまつたく画一的に行われているところに、日本の教育方針の一つの誤つた行き方があつたとわれわれは考えているのであります。
現在においては旅客運賃の賃率を決めるに当つて、遠距離逓減を二階率にしまして、これは運賃理論からして、運賃逓洞法の理由なきを以て段々階段を減らして二階率にしたのでありますが、日本のごとく細長い島國におきましては、遠距離逓減は或る程度止むを得ないものでありまする故に、又この場合のごとく高額は倍率をいたしまするときには、日本の交通をなだらかにするためには、又各都市におけるところの経済地位の不権衡を來さないためにも
肝賢な食糧は、島國であるに拘わらず、僅かにその一割五分か二割を輸入すれば足りる程、恵まれた國であります。熱動力の源をなす水力電氣は、少く見ても一千五百万キロは未開発のまま残されております。であるからというて、勿論私は鎖國経済で行けるとか行くとか申すのではありません。ただ八千万國民が自立力行、おのおのその分に應じて働きさえすれば、外國から物資も買えますし、外國の資本もあちらから進んで入つて参ります。