1995-03-28 第132回国会 参議院 建設委員会 第8号
しかし、この雲仙・普賢岳の火山活動というものについて、九州大学の島原地震火山観測所の先生によりますと、まだ依然継続をしておると、しかも第十一溶岩ドームというのがまだ残っております。横から見るとオーバーハングしたような形で残っておるわけでございまして、これがいつ落ちるかわからない、大規模な崩落の危険があるということで、今後とも十分注意をしなさいという注意をいただいておるわけでございます。
しかし、この雲仙・普賢岳の火山活動というものについて、九州大学の島原地震火山観測所の先生によりますと、まだ依然継続をしておると、しかも第十一溶岩ドームというのがまだ残っております。横から見るとオーバーハングしたような形で残っておるわけでございまして、これがいつ落ちるかわからない、大規模な崩落の危険があるということで、今後とも十分注意をしなさいという注意をいただいておるわけでございます。
続いて、建設省九州地方建設局雲仙復興工事事務所長及び九州大学理学部島原地震火山観測所長太田一也先生から防災工事の状況及び噴火活動の概要についてそれぞれ説明がありました。
地元でいろいろ、長崎県それから気象庁の雲仙岳測候所あるいは九州大学の島原地震火山観測所の皆さん方と協議をされまして、御承知のとおり、二十四日に警戒区域を設定しで、さらにその下には避難勧告区域がございます。
これにつきましては、実際にやる際は長崎県知事とかあるいは気象庁の雲仙岳の測候所長さんあるいは九州大学の島原地震火山観測所長さんなどといろんな協議をしてやっていただいておるわけでございますけれども、基本的には災害対策の防災面での基礎的な公共団体ということで市長さんにやっていただいて、実際の地域住民の生命、身体、財産を守っていただこうというのが法の趣旨でございます。
上空から観測した九州大島原地震火山観測所の清水洋・助教授によると、東側斜面の第11ドームは比較的活発に溶岩がわき出し、崩落を繰り返している。また火口近くの第10ドームからの崩落で北東側の中尾川源流部は火砕流に伴うたい積が進んでおり、火砕流に加えて土石流への注意を呼び掛けている。」また昨日、「七日、火口東側の水無川方向を中心に火砕流や溶岩の崩落が相次いだ。」
スポークスマン的には九州大学島原地震火山観測所が表になっておりますが、気象庁の測候所も日夜の御努力をいただいておると私は考えております。どうか、今後の観測体制の強化につきましても万全を期してほしい、このように思っておりますが、この点について御見解を賜っておきます。
九大島原地震火山観測所の太田所長は、火山活動の見通しについて「毎日三十万立方メートルの溶岩が出ており終息の見通しは立っていない。警戒は依然必要。」と御説明されており、聞くところによると、溶岩の堆積量は八千万立方メートルに達しておるということであります。
○雨宮説明員 御指摘のように、九州大学の島原地震火山観測所を中心にいたしまして関係大学の研究者が参加して各種の観測調査を実施してきておるところでございます。火山活動も継続しておるわけでございますので、平成四年度におきましても、これらの観測研究が継続して実施されるように必要な措置を講じてまいりたい、かように考えております。
○三重野栄子君 そうしますと、今の雲仙・普賢岳の火山の噴火の問題についてはどういう位置になっているかというのが一点と、もう一つは、今伺いましたほかに現在では九大島原地震火山観測所に東北大とかあるいは東大、東工大、京大等々全国国立大学の会同観測班が設置をされているというふうに伺っておりますけれども、文部省はこのような噴火あるいは地震等についてはどのような関係をお持ちでしょうか。
さて、雲仙岳の噴火が続いておりまして、火砕流の発生あるいは溶岩ドームの形成などが今日続いておりますが、島原では、太田一也九州大学理学部島原地震火山観測所長を初めとした大学等の研究者が雲仙岳の火山観測研究を行っているということでありますが、現在、大体大学の観測研究体制の現状がどうなっているのかといったようなことをお尋ねしたいと思うのであります。
○雨宮説明員 御指摘の九州大学理学部附属の島原地震観測所を中心といたしまして、昨年七月からの地震活動の活発化、それから十一月の雲仙岳の噴火につきまして、臨時に地震計等を配置しまして、より高密度の観測を実施いたしておるところでございます。
次に、昼夜にわたり雲仙・普賢岳の火山活動の観測を行っている九州大学島原地震火山観測所を視察いたしました。所員からは、人員と観測機器が限られているため、近代的装備を有する自衛隊の協力の中で観測活動を行っているが、これまでの観測では、普賢岳の活動状況は一向に鎮静化を見せないばかりか、依然として山体膨張が続いており、新たな溶岩ドームの出現が懸念される事態にあるとの説明がありました。
この間、本院の委員会調査が行われていましたが、その中で九州大学島原地震火山観測所の先生の御意見が報告書の中に書かれています。「世界的にも優れた技術と学識を持つ国の研究員の英知を結集するなど観測監視体制の強化を図るため、特段の配慮をいただきたい」という報告が出ています。私も現地へ行きましてそのことを直接訴えられましたし、またそう思いました。
全体的な状況は以上のとおりでございますが、今回の島原ということに関して申し上げますと、九州大学の理学部附属の島原地震火山観測所が中心であるわけでございますけれども、常設観測点四点を設けて観測研究を実施してきておるわけでございます。 今回の火山活動に関連いたしまして、昨年秋以来でございますけれども、関係の研究者の協力も得て、かつ機器の高度化等も進めつつ観測を進めておるところでございます。
また、雲仙・普賢岳の火山活動状況を昼夜を分かたず観測しておられる九州大学島原地震火山観測所では、日々の観測は人員と観測機器が限られているため、自衛隊の全面的協力に頼らざるを得ない状況にありました。そのため、世界的にもすぐれた技術と学識を持つ国の研究員の英知を結集するなど観測監視体制の強化を図るため、特段の配慮をいただきたいとの強い要望を受けました。 次に、被災地の調査について申し上げます。
しかし、私が行った時点の七月十七日では、太田所長も、私自身今安全だということは言い切れない、避難している人をすぐ帰すということは非常に危険だということを市長さんの前でも言っておりましたし、そういう点につきましては、私どもも、今おっしゃった九州大学の理学部の附属島原地震火山観測所におきまして、常設観測点四点を設けまして、さらにまた昨年七月からの地震活動の活発化及び十一月の雲仙岳の噴火について臨時に地震計
観測調査のための経費は科学研究費補助金から出しておりますが、そのほかにも必要な設備費を措置いたしておりまして、この九州大学の島原地震火山観測所、年間の観測研究経費は六千万程度でございますけれども、今回一億二千八百万円という設備費を投じまして、GPS、グローバル・ポジション・システムというものでございますけれども、雲仙岳の起伏の変化を解析するために人工衛星からデータを受信する装置、そのほか傾斜計、テレメーター
この段階で小中高等学校の子供たちの教育または九州大学の島原地震火山観測所の観測体制の強化、このことについて、文部大臣とされましても、当然長期体制で臨むべきであると思いますが、そういうお考えに立っておるかどうか、最初に伺っておきたいのです。
○雨宮説明員 先生御指摘のように九州大学の理学部の附属で島原地震火山観測所が置かれておりまして、太田一也所長以下関係の研究者には大変御苦労をいただいておるわけでございますが、このような火山活動になってまいりますと、これは今回の例だけではございませんけれども、地震、火山の関係の関係大学の研究者に協力をいただくことになっております。
島原には九州大学の島原地震火山観測所というのが、そういう研究機関が置かれて、今度の災害で本当に重要な役割を果たしたと思います。所長の太田先生も非常に長い間その仕事についておられますので、率直に言って、もう現状からいうと島原の市民、あるいは長崎県民を含めて、大変な信頼があるわけですね。私は九日に太田先生とも会っていろいろ話もしたのであります。
同じく第二番目には、現地に九州大学の島原地震火山観測所、気象庁の雲仙岳測候所等々があります。監視能力、それぞれ備えておるわけでありますけれども、なお機材、人員及び予算の面からは一層の充実を図るべきであると思うのであります。これは運輸あるいは文部省にもかかわる課題でありますが、現地の機関の充実について明確な答弁をこの際求めておきたいと存じます。
今学者の間では、九大の島原地震火山観測所の太田所長さんは、火砕流の威力は次第にエスカレートしている、河口付近、いわゆる水無川の河口でございますが、河口付近まで達する可能性もある。あるいはまた、東大地震研究所の井田教授は、マグマが出やすくなり、高温のマグマが噴き出す爆発的な噴火に移行する可能性もある。
九州大学の理学部の附属の島原地震火山観測所におきましては、かねてから常設観測点四点を設けまして観測、研究を実施してきておるところでございますが、昨年七月からの橘湾の地震活動の活発化、それから昨年十一月の雲仙岳の噴火につきまして臨時に地震計等を配置しまして、より高密度の観測を実施してきたところでございます。
それで昨日ですけれども、これは九州大学の島原地震火山観測所によると、午後三時四十六分、既にもうその兆候があらわれているんですね。そして、四時六分から九分の間に火砕流が発生をしておる。この時間帯の中身というのは二十分あるわけね。
九州大学の島原地震火山観測所、ここは太田教授以下七名、本当にへとへとになって頑張っております。また、気象庁雲仙岳測候所は六名ですが、二名の応援がありますけれども、しかしもうこれは人間の限界を超えるような、こういう中で頑張っております。とても現状に対応できる体制ではないと思います。
実は、防災のことについてちょっと申し上げて予知のことについても申し上げたいと思いますが、二、三の地震をあげますと、島原地震、それから長野地震、関東大震災……(瀬崎委員「さえぎって恐縮なんですが、質問だけに答えてください」と呼ぶ)はい。地震現象の特異現象をあげますと、約十六ほどあげることができます。