2018-11-27 第197回国会 参議院 内閣委員会 第5号
しかし、こういった県民の大きな運動が起きるきっかけ、一九五五年の事件による島ぐるみ運動もそうでありますけれども、やはり人間としての尊厳ということ、そのことが大きなきっかけとなっている、そのことはやはり十分認識するべきだと思います。 普天間基地の危険性除去については、この緊急性については日米において共有されていると、そのことは認識しております。
しかし、こういった県民の大きな運動が起きるきっかけ、一九五五年の事件による島ぐるみ運動もそうでありますけれども、やはり人間としての尊厳ということ、そのことが大きなきっかけとなっている、そのことはやはり十分認識するべきだと思います。 普天間基地の危険性除去については、この緊急性については日米において共有されていると、そのことは認識しております。
それで、それ以来沖繩ではこれはたいへんだというので、これに対するたいへんな反撃が燎原の火のごとく燃え盛ってまいりまして、いわゆる沖繩あげての島ぐるみ運動、島ぐるみ抵抗、こういうことが起こってまいりましたことは、おそらく大臣も御承知ではないかと思うのでありますが、そういう一方において、払う金も払わない。最初、一九四五年から一九五〇年ないし五一年ころまでは、全然土地代も払っておらない。
その間、本土政府は冷たく、特に五六年、プライス勧告による米軍の不当土地収用に対し、県民は四原則貫徹、島ぐるみ運動を戦っているときなど何ら手を貸そうとすることなく、そればかりではなく非常に冷たい態度でありました。それだけではなく、本土内においては、現在の沖繩のことあるいは過去のことのそういう実態を国民に知らしめようとせず、学校教育の中から沖繩は完全に欠落していたといっても過言ではないと思うのです。