1954-10-23 第19回国会 衆議院 地方行政委員会 第85号
私学総連合との関係、あるいは住宅建設会社との関係、それから薬品の関係、預託金の関係等、六つの問題が、大体今度の吉川副知事から岸田知事を告発しました内容でありまして、いずれもかなり県政の運営の上においては、私どもが見て参りましても疑義のある問題でございますが、きようは時間もございませんので他の問題は一応省略をいたしまして、以上二つの問題についてお聞きをしたわけであります。
私学総連合との関係、あるいは住宅建設会社との関係、それから薬品の関係、預託金の関係等、六つの問題が、大体今度の吉川副知事から岸田知事を告発しました内容でありまして、いずれもかなり県政の運営の上においては、私どもが見て参りましても疑義のある問題でございますが、きようは時間もございませんので他の問題は一応省略をいたしまして、以上二つの問題についてお聞きをしたわけであります。
兵庫県の問題はすでに御承知の通りだと思いますが、いわゆる岸田知事の治政に対しまして副知事であつた吉川君から告訴をされておる幾つかの問題であります。問題のすべては行政上の処置がはなはだおもしろくなかつたということが大体この原因になつておるようであります。
もう一つお聞きしておきたいと思いますことは、岸田知事がやめられたことについての記念品の贈呈であります。知事がやめられました場合に記念品を出すということは当然あり得るのであります。あるいは退職金、慰労金を出すことはあり得ることであります。しかしこの場合の支出は——知事は昭和二十六年四月四日に退職しておいでになります。そうして記念品を出すことをきめましたのは翌日の五日であります。
〔委員長退席、灘尾委員長代理着席〕 その人を——御承知の通りこれは知事が県会に推薦して、県会の承認を得て最終決定するのでありますから、この知事の再選の雄鷹によつて多木氏を再度推薦することをやめてもらいたいということを、国警本部から岸田知事の女婿勝田という人——あなたの方におられる警視か警視正か知らぬが、その人を通じて、多太氏を推薦しないようにということを言つて来た。
縣廳側では岸田知事、吉川副知事、井出國家警察長、その他市側では神戸市長、助役、神戸市警察局長、公安委員長、その他渉外局側といたしましては田中渉外局長、檢察廳側としては市丸檢事正、田邊次席檢事、兵庫縣における各関係首脳部が全部寄つたのであります。
四月二十四日正午ごろより、兵庫縣廳内に四、五百名の暴漢が押し寄せ、ために知事室におきまする岸田知事、市丸檢事正、古山警察局長等重要なる地位の者合わせて十四名、縣廳外の自由地域との通信、交通を遮断せられてしまいまして、しかも相当な時間をここに看過したる結果、この十四名がいわゆる監禁状態におかれたということは、まつたくこの間において警察官の心の武裝が欠如していた証拠であると確信するものであります。
又二十六日には数万の朝鮮人諸君がデモを敢行するということを申しておりまするので、これをどういうふうに取締つたらよかろうかというような相談をいたすことになりまして、午前九時半から兵庫縣廳三階の西南隅の知事室に神戸市長、岸田知事、吉川副知事、或いは古山警察局長、或いは市丸検事正、田邊次席検事というような人々十六名が集まりまして相談をいたすことになつて、始めたのであります。
そこでこれは何とかしなければならぬ、その対策を協議しなければならぬということになりまして、翌四月二十四日午前九時半から兵庫縣廳三階西南隅の知事室に、岸田知事、吉川副知事以下縣廳側から数名、それから小寺市長、警察長その他数名、それから渉外連絡局長市丸檢事正、次席檢事というような人合計十六名が集まつて、この仮処分をさらに強行的にやるべきであるか、しばらく延期すべきであるかというような問題と、さらに二十六日
岸田知事が学校閉鎖命令を撤回したということは、非常に重大なことだと思うのであります。このような撤回をするにつきましては、陳情者が極端なる暴行脅迫を用いたがために、遂に撤回するのやむなきに至つたのであるか、ないしはその程度のものではなく、知事の誤認のもとに簡單にこれを撤回したのかというような点が、非常に重大な問題であると思うのであります。
そこで、神戸市当局、縣当局並びに検察廰当局は、この仮処分をいかにすべきかということについて協議をする必要を生じましたので、二十四日の午前九時半から、兵庫縣廰三階の西南隅の知事室に、兵庫縣側といたしまして岸田知事、古川副知事、井手国家警察長、それから三宅国家警察警備部長、中田視学の六名、市側から小寺市長、関助役、古山市警察局長、安田秘書課長、小山保安部長、村上警備課長、田村公安委員の七名、それから田中渉外事務局長