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35件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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1970-07-13 第63回国会 衆議院 法務委員会 第28号

岸最高裁判所長官代理者 この問題に限らず、すべての司法制度に関する問題につきましては、法曹三者が十分に協議を遂げることが必要であるということは、国会開会中の御質問に対しても申し上げたとおりであります。従来いろいろいきさつがありましたけれども裁判所はそういうことには少しもこだわることなく、法曹三者間で十分な協議を遂げるような機運になることを非常に望んでおります。

岸盛一

1970-04-17 第63回国会 衆議院 法務委員会 第20号

岸最高裁判所長官代理者 日弁連との連絡の経過につきましては、ただいま総務局長がごく簡単にお答えいたしたとおりであります。元来、司法制度というものは、裁判所、検察庁、弁護士会、この三つの柱によってささえられるべきものであって、その三者が十分に意見を交換し、協議をした上で、運用改善なりあるいは制度改正というものを考えていかなければならないことは、十分私どもも心得ております。

岸盛一

1970-04-17 第63回国会 衆議院 法務委員会 第20号

岸最高裁判所長官代理者 先ほど長官所長会同における全国の裁判所の強い希望であるということを申しましたが、これは決して裁判所だけの都合という意味ではございませんで、やはり裁判が円滑に運営されるということは、これはやはり国民のためであります。決して裁判所側だけの事務的な都合でこういうことをお願いしておるわけではございません。  

岸盛一

1970-04-10 第63回国会 衆議院 法務委員会 第17号

岸最高裁判所長官代理者 いかにして裁判官の数をふやしたらいいかという問題は、連絡協議が発足した最初に取り上げた問題で、当時の連絡協議において十分双方意見を取りかわしております。そしてできる限り優秀な弁護士の方が裁判官になられる、裁判官希望されるような措置としてはどういう方法がいいだろうか、そういう問題についても相当時間をかけて、発足の当初連絡協議においてお互い意見を交換しております。

岸盛一

1970-04-07 第63回国会 衆議院 法務委員会 第15号

岸最高裁判所長官代理者 いわゆる法曹一元の問題でございますが、数年前臨時司法制度調査会でこのとるべき制度一つとして、   法曹一元の制度は、これが円滑に実現されるならば、わが国においても一つの望ましい制度である。   しかし、この制度が実現されるための基盤となる諸条件は、いまだ整備されていない。   

岸盛一

1970-04-07 第63回国会 衆議院 法務委員会 第15号

岸最高裁判所長官代理者 先ども申し上げましたが、私ども裁判所の者としては、ほんとうに胸襟を開いて弁護士会側と話し合う用意はいつでも持っております。お互い責任をなすり合うというようなことはしないで、弁護士会におかれても——裁判所だけが幾らやろうとしたって、一方的では何もできません。弁護士会におかれても、やはりそういう気持ちになっていただきたい。

岸盛一

1970-03-18 第63回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第6号

岸最高裁判所長官代理者 少年法改正問題につきまして、ただいま家庭局長から御説明申し上げましたが、裁判所といえども、絶対に少年法に手を加えるということに対して反対するわけではございません。ただ、前回法務省の案に対して発表しました最高裁の考え方というものは、これは単なる事務当局だけの考えではなくて、裁判官会議の了承を得て発表したものであります。

岸盛一

1970-03-18 第63回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第6号

岸最高裁判所長官代理者 先ほど来いろいろ御指摘がありまして、民事局長からもお答えいたしましたが、この執行官の問題については、多年にわたる悪弊と申しますか、それが累積しておることは、遺憾ながら事実でございます。しかし、それに対して、先ほど民事局長が御説明いたしましたように、運用の面でできる限りの監督強化等に力を注いでおるということも御理解願いたいと思います。  

岸盛一

1970-03-13 第63回国会 衆議院 法務委員会 第6号

岸最高裁判所長官代理者 裁判所予算のことにつきまして、いろいろ御心配をいただいて、ありがたく存じております。  裁判所予算が、国家全体の予算の中に占める割合が少ない、これは仰せのとおりであります。しかし、これは別に弁解ではございませんが、各国共通の現象でありまして、これは裁判所性格から、事業費それから政策費というものがない。

岸盛一

1970-03-11 第63回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号

岸最高裁判所長官代理者 昭和四十五年度裁判所所管予定経費要求額について説明申し上げます。  昭和四十五年度裁判所所管予定経費要求額総額は、四百八十八億九千四百八十一万円でありまして、これを前年度予算額四百二十三億八千五百八十六万八千円に比較いたしますと、六十五億八百九十四万二千円の増加になっております。  

岸盛一

1969-06-27 第61回国会 衆議院 法務委員会 第24号

岸最高裁判所長官代理者 修習生反対決議をしたということは、一両日前に私どもの耳にも入りました。けれども、本日ここに参ります直前に、その決議を取り消した、そういうことも伝わっております。それから東大出身任官希望者が多いかということですが、これは正確な数字は私ただいま持ち合わせておりませんけれども、幾らか多いということは申せると思います。

岸盛一

1969-06-27 第61回国会 衆議院 法務委員会 第24号

岸最高裁判所長官代理者 具体的なそのときになってみなければ——また、どういう事情か、そのときによって策が講ぜられると思います。そういう特殊な事態が発生した場合には、十分事前連絡するということを私の書簡でも申しておりますので、今後こういう紛争は、お互い相互理解に立てば起こり得ないと考えております。

岸盛一

1969-04-04 第61回国会 衆議院 法務委員会 第11号

岸最高裁判所長官代理者 いや、その趣旨がはっきりしないということを、先ほど申したわけです。卒然として考えますと、国会でめんどうを見るというのは、予算であれ、法案であれ、ことに裁判所につきましては、当法務委員会において超党派的な御支援を得ております。そういう趣旨であるならば、別に特に取り上げて騒ぎ立てることもなかろう、かように考えているわけでございます。

岸盛一

1969-04-04 第61回国会 衆議院 法務委員会 第11号

岸最高裁判所長官代理者 おっしゃるとおり、憲法は公共の福祉の維持と基本的人権の調和ということをうたっておりまして、裁判官も当然それを頭に入れておると思います。事柄が、どうも抽象的とは申しますけれども、現在の裁判の当否の問題になりますので、こういう席で申し上げることは、ちょっと御遠慮を申し上げたいと思います。

岸盛一

1969-03-19 第61回国会 衆議院 法務委員会 第9号

岸最高裁判所長官代理者 仮処分の八年というのは、私は具体的な事実をちょっと承知しておりませんので、お答えが的をはずれるかもしれませんけれども、現在の仮処分訴訟というものは、いわゆる仮処分でなくて、訴訟化しておる。そういう意味で、普通の口頭弁論とあまり違わないような手続をやっておるようであります。

岸盛一

1969-03-19 第61回国会 衆議院 法務委員会 第9号

岸最高裁判所長官代理者 二重予算趣旨は、まさにそのとおりであります。裁判所予算概算要求は、他官庁と違いまして、大蔵大臣にするのではなくて、内閣に対してする、そういうことからも、裁判所は、国民に対して責任を持ちながら裁判の運営を考えていかなければならない、これはまさにそのとおりであります。われわれも、二重予算というものをそういうふうに理解して、日ごろやっておるわけでございます。

岸盛一

1969-02-28 第61回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第5号

岸最高裁判所長官代理者 ただいま御指摘がございましたとおり、選挙違反事件について非常に審理が長引いておるということは、遺憾ながらそのとおりでございます。それにつきまして裁判所は古くからいろいろ対策を考えて講じてまいりましたが、何しろ裁判所だけで解決できる問題ではなくて、両当事者を交えて、いかにしてむだなくその審理を進めるかという点について具体的にいろいろ講じた例もございます。

岸盛一

1969-02-28 第61回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第5号

岸最高裁判所長官代理者 統一裁判がよろしいかどうかということでございますが、これは私どもとしては、具体的なあの事件についてどうしろということはここでは申し上げかねます。やはりいま東京地裁においては、どのようにしてあの事件をむだなく円滑に進めようかと、弁護士団と検察官を交えて裁判官協議いたしておりますので、この際どちらがいいとか悪いとかということは、ここでは差し控えたいと思います。

岸盛一

1969-02-24 第61回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号

岸最高裁判所長官代理者 昭和四十四年度裁判所所管予定経費要求額について説明申し上げます。  昭和四十四年度裁判所所管予定経費要求額総額は、四百二十三億八千五百八十六万八千円でありまして、これを前年度予算額三百七十七億八千百九十五万四千円に比較いたしますと、差し引き四十六億三百九十一万四千円の増加になっております。  

岸盛一

1968-03-14 第58回国会 衆議院 法務委員会 第8号

岸最高裁判所長官代理者 ただいまの裁判官会議制度はこのまま存続すべきと思います。正式の会議が開かれる回数が少ないと思いますけれども、その会議において全部全裁判官に報告されて、そして承認を得る、こういうことになっておりますので、現在の制度というものをすりかえて、長官所長独断行政ということになるものでは決してございません。

岸盛一

1968-03-14 第58回国会 衆議院 法務委員会 第8号

岸最高裁判所長官代理者 別個の体系をつくるということにつきましては、まだ裁判所としては成案を得ておりませんで、これは内部で検討いたしております。しかし、ベースアップの時期になって、裁判所職員についてのなにをきめる段階には、これはもう担当の局課長から、しかるべき筋へむろん非常に熱心に強い要求を出してやっております。

岸盛一

1968-03-13 第58回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号

岸最高裁判所長官代理者 法実現最終段階における執行の面の手続でこのような不祥事が起きるということは、これは司法のために非常に恥ずべきことであり、残念であり、また国民に対してもはなはだ申しわけないことだと存じております。その点につきましては、先ほど民事局長がいろいろその原因を究明いたしまして、そうしてどの点に欠陥があるかということを御説明申し上げました。

岸盛一

1968-03-13 第58回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号

岸最高裁判所長官代理者 ただいま御指摘のような事例が、最近数回起こりました。しかし、その事例につきましては、現在本案訴訟が数件係属いたしております。現に、現在審理中の事件として、数件係属しておりますので、この問題について、事務当局が、こういう席で意見を述べるということは差し控えなければならぬ、かように考えます。

岸盛一

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