1977-03-14 第80回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第3号
その当時、懸命に明日香を守るために中心になっておりました岸下村長も引退されて、新しく愛水村長に変わっておる。こういうふうにだんだん時代が変わっていくわけでありまして、その当時、本当に積極的に提唱された方々も、だんだんと引き下がっていかれる、あるいは他界されていく。さらに客観的にも日本の経済もかなり当時とは変わってまいりました。
その当時、懸命に明日香を守るために中心になっておりました岸下村長も引退されて、新しく愛水村長に変わっておる。こういうふうにだんだん時代が変わっていくわけでありまして、その当時、本当に積極的に提唱された方々も、だんだんと引き下がっていかれる、あるいは他界されていく。さらに客観的にも日本の経済もかなり当時とは変わってまいりました。
これは前村長である岸下さんが会長となって組織している「飛鳥古京を守る会」の趣意書の冒頭の文章でございます。このようにして、皆さん御承知のとおり、この飛鳥の遺跡というものを国家の責任において守らなければならないという民間の声、あるいは政府のそうした意思が働きまして、昭和四十五年の六月ごろから全国的に飛鳥保存運動が高まってまいったわけでございます。