1976-08-04 第77回国会 参議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第20号
これを届け出によりまして調べた範囲では、大体四十四年上期に靖国友の会に一万円、四十六年上期に南九州振興会に五十万、四十七年下期に岳陽会に三十万、国民協会に三百万、信政クラブに三十万、楢橋会に二十万、それから新政治研究会に三十万、それから四十八年はなし、四十九年上期に東京労働経済研究所に百万、四十九年下期に政経新風会に十一万、それから双葉会に五十万と。
これを届け出によりまして調べた範囲では、大体四十四年上期に靖国友の会に一万円、四十六年上期に南九州振興会に五十万、四十七年下期に岳陽会に三十万、国民協会に三百万、信政クラブに三十万、楢橋会に二十万、それから新政治研究会に三十万、それから四十八年はなし、四十九年上期に東京労働経済研究所に百万、四十九年下期に政経新風会に十一万、それから双葉会に五十万と。
私の発言は、かつて増原恵吉議員の公費秘書をしており現に増原氏の政治団体、内外政治経済研究会の会計責任者として公式に届けられている人物である日野昇氏が、これまた現に主宰している政治団体である岳陽会に、日本電建から三千万円の献金があったという官報記載の事実に基づいて言ったものであります。
一つ、元防衛庁長官増原恵吉参議院議員の後援政治団体として岳陽会なるものはありません。その名称はきのう初めて聞かされたものであります。 一つ、元防衛庁長官増原恵吉参議院議員は、小佐野賢治氏と面識はありません。また、日本電建より、個人としても後援団体としても一切の寄付を受けたことは絶対にありません。
しかし、岳陽会と内外政治経済研究会は全く無関係であり、岳陽会に対して寄付をしていると記載されている内外政経研究会は全く別の団体であります。内外政治経済研究会から岳陽会へ寄付行為をした事実は全くありません。
一、増原議員の政治団体として岳陽会なるものなし。そのようなものは初めて聞くものである。一、増原氏は日本電建より、個人としても後援団体としても、一切寄付を受けたことはない。一、小佐野氏と増原議員は全く未知の人である。したがって、東中氏に取り消しを要求する。 という要求がございましたので、委員長におかれましては、善処をお願いいたします。
○東中委員 逆に質問されるとは恐縮でございますが、あなた個人ではありませんけれども、あなたが実権を持っていらっしゃる、これはこの場合は日本電建ですね、岳陽会に出されておるようであります。
政治団体である岳陽会が日本電建から三千万円の政治献金を受けていることは自治省への届け出で明らかであります。岳陽会の代表者は、増原恵吉氏の政治団体、内外政治経済研究会の会計責任者でもあります。また、ここに持ってまいりましたが、この「政治資金全書」というのがあるわけですが、これによりますと、この政治団体岳陽会は増原恵吉議員一人を挙げていることであります。