1977-03-10 第80回国会 参議院 建設委員会 第4号
ただ、いままでの指定におきましては、先ほど申し上げましたいろいろな基準、特殊土壌であると同時に災害その他雨量の問題あるいは台風の関係といったことで基準を決めておりますので、これは外れておりますけれども、この地帯においてそういったことが一因であるとするならば、私どもこれを調査をいたしまして、その土壌、これはまあ大体花山崗岩風化土であろうかと思っておりますけれども、土壌が特殊土壌であるということでありました
ただ、いままでの指定におきましては、先ほど申し上げましたいろいろな基準、特殊土壌であると同時に災害その他雨量の問題あるいは台風の関係といったことで基準を決めておりますので、これは外れておりますけれども、この地帯においてそういったことが一因であるとするならば、私どもこれを調査をいたしまして、その土壌、これはまあ大体花山崗岩風化土であろうかと思っておりますけれども、土壌が特殊土壌であるということでありました
おそらくこの特土法の関係では、まず鹿児島県なり宮崎県なりのシラスというものが対象として取り上げられて、この中にある必要な計画とかあるいは研究というものが進められておるのじゃないかと思うのでありますけれども、今回問題になりました千葉のような関東ローム層、これも土壌という面では、法律には「特殊な火山噴出物及び花こう岩風化土その他特に侵しよくを受けやすい性状の土じよう」という表現になっておりますが、これらの
御承知のごとく、特殊土壌地帯は九州、四国、中国から中部地方にまたがり、シラス、ボラ、コラ、赤ホヤ、花岡岩風化土、富士マサ等の特に浸食を受けやすい性状の土壌でおおわれ、その風土的悪条件から、台風、豪雨等による被害が特に著しく、またその農業生産力もきわめて低位なる状況であります。
そういう点、これはシラスとか、ボラとか、コラとか、アカホヤとか、花こう岩風化土とか、いろいろ書いてあるのだが、どうも大臣がいま言われたシラス対策なんかについては、十四年間二方六百ヘクータルしか実施されないというのですが、全体として幾らあって二万六百ヘクータルしかできなかったのか、やはりそれを聞きたいと思います。
地質学的には、島根県東部前面は第三紀層地帯と呼ばれ、また、山間地帯は花こう岩風化土による特殊な土壌地帯であり、いずれも一破砕しやすい土質であります。豪雨による多量の水の浸透で、風化した表層と下のかたい部分との間に水が流れ出し、瞬間的な小規模な山くずれ、泥流の現象が頻発したことであります。 第二に、決壊あるいは溢水した河川は、いずれも中小河川であることであります。
いま申しましたように、集中豪雨は、引き続きございまして、山の土質が花こう岩風化土と申しておりますが、赤土に砂のまじったような土質でございます。水を一ぱい含んだ上にどしゃ降りでございましたために、これが夜の十二時半ごろからくずれ落ちまして、方々の農家が倒れて、その上に土砂が積んで一時に圧死されたのが原因のようでございます。出雲市だけでも四十人余りにのぼっております。
○深水政府委員 この両件につきましては、さきに指定の際、これは昭和二十七年十月二十七日の総理府告示第二百四十二号でございますが、それに花嵩岩風化主の郡内分布が、過半数なければならないという指定基準があるのでございますが、その指定基準である過半数に足りぬために、一応除外されましたが、その後地元の要望が強うございましたので、いろいろ事務当局で検討してみました結果、その花樹岩風化土の分布状況にも精密を欠いているのではないかというようなことが
ただ要点だけを申上げますと、その中に私は花山岡岩、風化土、その他浸蝕を受けやすい性質の土壌、これを防ぐための特殊土壌と考えていいか、この質問に対して提案者は、そのように考えていい、こういう答弁になつています。又若しこの法案を通過さした後におきましては、これは砂防法と余り変らないからして、砂防法に盛られる予算とこの法案による予算とが非常に変なバランスになつては困る。
四月四日の私の質問には「「特殊土じよう(シラス、ボラ、コラ、アカホヤ等特殊な火山噴出物及び花こう岩風化土その他特に侵しよくを受けやすい性状の土じようをいう。以下同じ。)」これに対してシラス、ボラ、コラ、噴出物はよく知つていますが、これだけを切り離すことはできないかと申したときに、衆議院その他の関係から、それは小可能である。
そういうことを言われましたから、私はこの法案にある通りに、今読み上げた通りに「花こう岩風化土その他特に侵しよくを受けやすい性状の土じよう」、これを含んだものを特殊土壌と考えて、これから質疑をいたします。それは恐らくこの提出の法案に明記してありますから提案者も決して私の申すことに対しては御異議はなかろうと思いますが、どうでしようか、それを先ず承わりたいと思います。
○衆議院議員(瀬戸山三男君) 只今赤木委員の御質問でありますが、この第二條に「花こう岩風化土」というのを挙げておりますのは、実は專門家の赤木先生は十分御承知のはずと思いますが、日本の国土の調査、特に土質の調査というのは、まだ明確になつておらないというのが專門家の御意見でありますので、ここに挙げておりますのは、花嵐岩風化土、まあ中国地方では真砂、これを「まさ」と称しておるそうでありますが、そういう地域
第二條に「花こう岩風化土」とありますが、この花崗岩風化土は、中国地方とその他近畿地方の花崗岩の風化土とどこが違いますか。この物理的の結果をお示し願いたいと思います。
第二條は、ここに明記してある通り、特殊土壤地帶の指定をいたそうとするものでありまして「内閣総理大臣は、特殊土じよう地帶対策審議会の意見をきいて、しばしば台風の来襲を受け、雨量がきわめて多く、且つ特殊土じよう(シラス、ボラ、コラ、アカホヤ等特殊な火山噴出物及び花こう岩風化土その他特に侵しよくを受けやすい性状の士じようをいう。以下同じ。)