1950-10-03 第8回国会 衆議院 農林委員会 第15号
井上、平野並びに不肖河野各委員、岩隈專門員の調査班一行は、九月二十八日より十月一日まで四日間、三重、愛知、岐阜三県下の肥料工場並びに名古屋肥料公団の蔵置倉庫等について、肥料の生産、出荷、輸送状況並びに政府在庫買入品の保管状況等を調査して参つたのであります。
井上、平野並びに不肖河野各委員、岩隈專門員の調査班一行は、九月二十八日より十月一日まで四日間、三重、愛知、岐阜三県下の肥料工場並びに名古屋肥料公団の蔵置倉庫等について、肥料の生産、出荷、輸送状況並びに政府在庫買入品の保管状況等を調査して参つたのであります。
東北第一班は、私が河口委員とともに岩隈專門員を帶同いたしまして、去る八月十九日仙台市を振出しに、宮城、福島の両県下を重点的に目標を置いて、調査いたして参つたのでございます。
班員は寺本先生、石井先生、八百板先生、吉川先生、それから岩隈專門員の六名でありまして、視察中は道内の官民との座談会を通じ、また時間の許す限り奧地に入つて、農林業、畜産業、開拓、農村工業等の視察を行いまして、今後におけるところの北海道開発上重大なるポイントの把握に努めて参つたのであります。
○岩隈專門員 北海道における土功組合の更生に関する請願、本請願の要旨は、北海道水田農業の自然的條件の特異性及び灌漑施設の荒廃等のため、十四万八千町歩の水田と四万二千余の組合員を有する本道百七十四の土功組合は、その経営上未曽有の危機に直面している、ついてはこれが対策として該組合の灌漑施設の新設、維持、改良及び復旧費並びに揚水機の動力費に対して全額國庫で補助され、また改良工事用費材をすみやかに割り当てられたいというのであります
○岩隈專門員 木工從業員に労務加配米配給の請願、請願者新潟木工所社長市川正二外一名、紹介議員荊木一久君高岡忠弘君、本請願の要旨は、現在多くの木工業者、自家において原木を製材しており、その原木の搬入、製材に從來している労働者は製材業に從事する労働者と同樣の重労働であるから、製材業と差別することなく、すみやかにこれら木工從業員にも労務加配米を配給されたいというのであります。
○岩隈專門員 本請願の要旨は、零細農家は限られた小面積のやせ地を耕し、しかも極度の能率を挙げんとして並々ならぬ労力を拂うから、保健上当然多くの食糧を必要とする、また肥料り配給も少いので、自家肥料によらねばならず、また生活必需品の特配もないので悲惨な生活に陷つている、ついては零細農家に産米保有量を増加されたいというのである。
○岩隈專門員 本請願のり要旨は、全國の神社寺院、神道、キリスト教会等に対しまして、生産者から感謝献穀し、これを信者のうちの困窮しておる消費者に下付せしめ、これによりまして消費者の主食の不足を幾分でも補いますとともに、宗教的な情操の涵養に資したいと思います。
○岩隈專門員 日程第八の請願の要旨を説明いたします。本請願の要旨は、戰時中陸軍射撃用地として買收された靜岡縣榛原郡白羽村西南海岸耕地一帶は、祖先が血と汗を胤して開拓した土地で、終戰以來極度の食糧難と復興意鍋に燃えた村民は再び荒廃せる同地帶の開墾に鋭意努力中であるが、過小な村財政をもつてしてはとうていこの大事業を成し遂げることができない。
○岩隈專門員 両請願の要旨は、新農村建設の一翼として農村工業の役割はまことに重要である、ついてはこれが振興に最も支障となつている資金、資材の面の打開に特別の考慮を拂われたい、というのであります。
○岩隈專門員 本請願の要旨は、今次靜岡縣下を襲つたアイオン台風により縣下農作物は甚大なる被害をこうむつた。ついてはこれが災害に対しすみやかに適当な措置を講ぜられたい、というのであります。