2001-03-01 第151回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
その結果、まず何はともあれ実態を県と調査することが必要であるということでございまして、国におきましても、岩石資源調査という調査を実施してきたところでございます。また、県のこの問題への対応を円滑に図るため、大谷石採取場跡地安全基金という一つの対策の基金が設けられることとなりまして、当時の通産省でございますが、この県の基金の出捐に対し約七億五千万の補助を行う等、対処してきたところでございます。
その結果、まず何はともあれ実態を県と調査することが必要であるということでございまして、国におきましても、岩石資源調査という調査を実施してきたところでございます。また、県のこの問題への対応を円滑に図るため、大谷石採取場跡地安全基金という一つの対策の基金が設けられることとなりまして、当時の通産省でございますが、この県の基金の出捐に対し約七億五千万の補助を行う等、対処してきたところでございます。
○広田政府参考人 岩石資源調査につきましては、県の要請を受けまして、直ちに平成二年度から実施をしてきておりまして、平成十年度に一通りの調査が終わり、その調査報告書を取りまとめたところでございます。
○塩川(鉄)分科員 先ほど説明の中で、国の予算としての岩石資源調査という話を伺いました。国の予算の岩石資源調査費というのは、大陥没のあった年の翌年、一九九〇年から、毎年千七百万円の予算を計上して、栃木県の大谷の陥没対策に活用されてまいりました。九〇年から九九年までずっと千七百万円の予算だったものが、今年度は千二百万円に減り、来年度は五百万円に減らされるというふうに伺っております。
それからまた平成二年度予算としまして、岩石資源調査費、大体千七百万円程度になりますが、それを計上いたしまして県が行ってまいります実態調査を支援していこう、こういう姿勢、やり方をしておるところでございます。何はともあれ、非常に難しい点はございますけれども、実態の把握ということを行っていくことが緊要の課題だ、こういうふうに考えております。
ごろにはもうそろそろ結果が出てくるのではないかと思いますけれども、要するに、これは今後どういう手法をこういう地区の調査としてやっていったら一番有効であろうか、それからそれがどのぐらいの費用がかかっていくだろうか、それから年間どのぐらいできるであろうか等々考えながら、今ちょうどいわば調査設計を立てておるところでございますと聞いておりますが、こういう動きの中で平成二年度の予算として先ほど申し上げました岩石資源調査費千六百万強
御承知のとおり、最近、岩石資源は、土木建設事業の活況と砂利資源の枯渇に伴いその重要性を増し、採石業の事業場数及び岩石の生産量は、需要の増大に伴い著しく増加してまいりました。しかし、その反面、事業の実施に伴い、土地の崩壊、流出、陥没、あるいは飛び石、粉じん、騒音、汚水の発生などの事態も増大するに至り、これらの採石による災害の防止は、各地において重大な問題となっております。
御承知のとおり、最近、岩石資源は、土木建設事業の活況と砂利資源の枯渇に伴いその重要性を増し、採石業の事業場数及び岩石の生産量は需要の増大に伴い著しく増加してまいりました。しかし、その反面、事業の実施に伴い土地の崩壊、流出、陥没あるいは飛び石、粉じん、騒音、汚水の発生等の事態も増大するに至り、これらの採石による災害の防止は各地において重大な問題となっております。
御承知のとおり、最近、岩石資源は、土木建設事業の活況と砂利資源の枯渇に伴いその重要性を増し、採石業の事業場数及び岩石の生産量は、需要の増大に伴い著しく増加してまいりました。しかし、その反面、事業の実施に伴い、土地の崩壊・流出・陥没、あるいは飛石、粉じん、騒音、汚水の発生等の事態も増大するに至り、これらの採石による災害の防止は、各地において重大な問題となっております。
本法案の立案趣旨は、鉱業法の適用を受けていない鉱物及び岩石等を採取する際には、土地の所有者以外は、土地の所有者と債権契約を結ぶか、或いは土地を買取らねばならなかつたので、その間に種々なる紛議と障害があり、岩石等の合理的開発に支障を来たしていたという事実に鑑みて、採石権という土地に関する物権を創設して採石業者の権利の安定を期し、岩石資源の有効な開発を図つたことにあるのであります。
以上申し上げました理由に基きまとて、この法律案におきましては、その採取につき特別の法律の制定を必要とするこれら岩石及び鉱物を、第二條において「岩石」とよび、またこれらの採取事業を「採石業」ということといたしまして、本法の適用を受けることとし、採石業者の権利の安定を期し、岩石資源の有効な開発をはかつているのであります。
公聽会を開いて、利害関係者及び学識経験者その他一般の方々より広く御意見を聞くことといたしましたのは、御案内の通り、この両法案は鉱物資源を合理的に開発することによつて、公共の福祉の増進に寄與するという根本目的のもとに、鉱物資源を一層合理的に開発し、鉱業と一般公益及び他の産業との調整をはかり、かつ法律の運用を愼重にして、国民の権利の保護に遺憾のないようにすることを目標として立案せられ、さらにわが国の岩石資源
、特に公聽会を開いて利害関係者及び学識経験者その他一般の方々より広く御意見を聞くことといたしましたのは、御承知の通り、この両法律案は鉱物資源を合理的に開発することによつて公共の福祉の増進に寄與するという根本目的のもとに、鉱物資源を一層合理的に開発し、鉱業と一般公益及び他産業との調整をはかり、かつ法律の運用を愼重にして国民の権利の保護に遺憾のないようにすることを目標として立案せられ、さらにわが国の岩石資源
以上申し上げました理由に基きまして、この法律案におきましては、その採取につき特別の法律の制定を必要とするこれら岩石及び鉱物を第二條において「岩石」とよび、又これらの採取事業を「採石業」ということと致しまして、本法の適用を受けることとし、採石業者の権利の安定を期し、岩石資源の有効な開発を図つているのであります。
以上申し上げました理由に基きまして、この法律案におきましては、その採取につき特別の法律の制定を必要とするこれら岩石及び鉱物を、第二條におつて「岩石」とよび、またこれらの採取事業を「採石業」ということといたしまして、本法の適用を受けることとし、採石業者の権利の安定を期し、岩石資源の有効な開発をはかつているのであります。