○岩瀬政府委員 長期金利並びに長期の債券金利というものがいまきわめて流動的な状況にございますが、国債は私どもは一番信用ある銘柄として考えて、これからもまたそういうふうな位置づけをやっていきたいと考えておりますので、いまの金利下降傾向と申しますか、そういう環境の中で他債券あるいは他の長期金利がどういうふうに動いていくかというものとのバランスをよく見きわめた上で、国債が形としては最後に決まっていくような
○岩瀬政府委員 具体的にいまある時点をというふうに考えておるわけではございません。諸金利の下がり方もかなり流動的であり、かつ、いつごろから、たとえば事業債なら事業債の金利が次の——この間〇・二%下げましたが、その次の時期がいつごろであろうかということもまだはっきりいたしておるわけではございませんので、そういう点を見きわめた上で考えていきたいということでございます。
○岩瀬政府委員 大蔵省として試算したものがございませんが、先般の委員会で日本銀行総裁から日銀の試算として言われたものは、約十三兆であろうと思います。
○岩瀬政府委員 証券会社の引受分でございますが、五十一年度の収入金ベースで一六・八でございます。額面ベースで一七・二でございます。
○岩瀬政府委員 目減り論というのは、どちらかというと短期金利あるいは一、二年程度のものと物価との比較において言われることだと思いますが、国債等十年あるいは七年というような大変長い債券につきましては、これは本来長期金利でございますから、長期のトレンドで見るのが適当であろうかと思います。
○岩瀬政府委員 毎年度の基金の残高は、一応歳出権の与えられた歳出の資金も繰り入れられた、その償還も行ったところで年度末の残高が出るわけでございますから、すでにそれは一度予算の審査をくぐった残高でございます。したがいまして、これはいま説明書の中にいわば参考資料という形になっておりますが、予算書に仮に挙げるといたしましても、あくまでそれは参考という形の取り扱いになるかと存じます。
○岩瀬政府委員 御指摘のように、現在は環境がそういうところに来ておりませんので問題はございませんけれども、大量発行下におきまして将来資金需要が非常に強くなってきたというような場合に、金融機関が手持ちの国債を処分したいというような傾向は当然出てくると思います。
○岩瀬政府委員 お答えいたします。 国債の大量発行下においていろいろの問題が生じてくるであろうということの御指摘はそのとおりでございまして、私どももいわゆる国債管理政策というものをいままでも時宜に合わしてやってまいりましたけれども、それに対処していきたいということで用意はいたしております。
○岩瀬政府委員 大臣の御答弁の前にちょっと私から申し上げたいと思います。
○岩瀬政府委員 お答えいたします。 「おおむね」でございますので、あくまでもおおむねでございます。
○岩瀬政府委員 そのとおりでございます。
○岩瀬政府委員 審議会でございますから、その審議会のメンバーの方が御反対なさるのにそういう結論が出るわけはございませんから、市長さんであろうとどなたであろうと、その方が御反対なさっておられれば、審議会の答申として出てこないと思います。御懸念の点は、具体的にもしそういうことがあれば、恐らく結論として審議会の答申が出てこない。
○岩瀬政府委員 従来どおり、旧軍港市国有財産処理審議会に諮って、個別に処理してまいるつもりでございます。
○岩瀬政府委員 それに近いわけでございます。
○岩瀬政府委員 この大口返還処理に関する指針として、国有財産中央審議会における慎重な審議の結果答申されたものでございますので、私どもとしては、これを行政の指針と心得ております。
○岩瀬政府委員 国債管理政策の重要性という点は、もう先生の御指摘の点で私ども余り意見の違いはないと思いますが、ただ、国債というものをもうすでに十年近く出しておるわけでございますが、私どもとしては、従来からも発行に見合ったいろいろな国債管理政策というものは進めてまいっておるわけでございまして、またかなりきめの細かい施策も行ってきておるわけでございます。
○岩瀬政府委員 お答えいたします。 航空機工業振興法の附則第三条の二は「政府は、当分の間、法人に対する政府の財政援助の制限に関する法律第三条の規定にかかわらず」、途中省略いたしますが、「保証契約をすることができる。」
○岩瀬政府委員 いまの矢野先生の御質問の中で、国債に対しまして将来大量発行——現在大量発行に入ったわけですが、大量発行下における国債管理政策というものが重要であるということにつきまして、私どもはそれは全く同感でございます。ただ、いままでも管理政策というものは当然に私どもで持っておったわけでございます。
○岩瀬政府委員 昭和五十二年度の財政投融資計画及び財政資金対民間収支見込み並びに昭和五十一年度の財政投融資計画の追加について補足説明を申し上げます。
○岩瀬政府委員 シ団の方に大蔵省の中期割引国債の考え方の骨子を示しました中に、実は平年度約三千億円ということを一応前提にいたしております。
○岩瀬政府委員 先生の御指摘のように、債券の金利でございますから、期間の態様、それから各種のいろいろな似たような債券あるいは金利、そういうものとの並びぐあいというようなものを考えながら、一つのイールドカーブを引いてみまして、これはかなり技術的な感覚でございますけれども、シ団とよく技術的に話し合って決めていきたいと考えております。
○岩瀬政府委員 貯蓄国債につきましては、現実に検討をいたしました。現在のところは、割引国債の方が個人消化に適しているということで一応決めたわけでございますが、なお個人消化の対象品目といたしましては、今後も引き続き貯蓄国債的なものも含めまして勉強を続けていきたいというのが本当のところでございます。 それから永久国債につきましては、具体的な議論はまだいたしておりません。
○岩瀬政府委員 筑波地区はまだ実はこれから、あれは特別の地域でございますので、まだ案を考えておるわけでございます。 ただ、三分割三分割と申しますのは、とにかく十万平米程度、大きさで言いますと、三万坪以上の土地に対して初めて申し上げることでございますから、むしろ小さい地域は——いまこの返還財産を除きますと、東京周辺に三万坪以上の土地というものはございません。
○岩瀬政府委員 大体おおむねという言葉を使っております。おおむねでございます。ぴったり一平米も違わず三つに割るというようなことではございません。そこはかなり、地元の御希望がある場所というようなところがどの辺であるかということを伺いながらやはり決めていく問題であろうと私は思っております。
○岩瀬政府委員 いきなり図面をかいて示すということをいたさないつもりですから、できるだけ早く地元とのお話し合いに入りたいということでございます。したがって、それはできるだけ話がつくことが前提でございますけれども、そういう一方的にこちらがいつまでに決めるというふうに押し切っているものではございません。
○岩瀬政府委員 お尋ねの公社債市場でございますが、これは基本的には時間をかけて育成していくということでありまして、いまの日本の公社債市場が特に流通市場におきまして完璧なものだというふうには私どもも考えておりません。今度の国債の大量発行を経験いたしまして公社債の市場というものがかなり活発になってまいりまして、取引も非常に大きくなってまいりました。
○岩瀬政府委員 先生のお読みになりました数字でございますが、これは私ども、公認会計士協会から直接事情を聞いたのでございます。したがいまして、この数字に間違いがあれば、もう一回先生の方の数字をいただいたところでチェックしてみたいと思いますが、私の方は、公認会計士協会を通じていろいろな資料をいただくことになっておるものですから、その辺の食い違いにつきましてはもう少しきわめてみたいと思います。
○岩瀬政府委員 この問題の大変な権威でいらっしゃいます先生の御提案は、私ども非常に含蓄深く伺っております。大体先生の御趣旨のような線を考慮しながら、これから行政の面でもやっていきたいと思っておりますが、なかなかむずかしい問題もございますので、その辺はまたよく御意見を承りながらやっていきたいと思います。
○岩瀬政府委員 可能でございます。
○岩瀬政府委員 冒頭に御説明いたしましたように、証券局が承知いたしておりますのは、その内容が、記載した事実に誤りなければということでございますので、その税法に基づいたということについてもし誤りがあるとすれば、それは国税局の調査によってわかるわけでございます。
○岩瀬政府委員 お答えいたします。 これは「機能的減価が顕著になっているので、その現況に徴して税法許容限度額を当期特別に償却した。」ということでございます。
○岩瀬政府委員 用意してまいっております。
○岩瀬政府委員 国債の値段というものは、いま取引所で大体、発行後六カ月以後の各銘柄を一斉に取引いたしておりまして、実際の値段というのは、その値段しかないわけでございます。したがいまして、それは御承知のように、まあある程度長い時間を見てみますと移動はございますけれども、短期間では余り動いておりません。これは、一つは個人消化が中心でございますから、どうしても取引が少ないわけでございます。