1949-05-20 第5回国会 衆議院 水産委員会 第16号
○鈴木(善)委員 本請願は岩手縣議会議長村上順平君外一名の請願にかかるものでありまして、その要旨は、政府は漁業制度の根本的改革を実施しようとしているが、漁業経済の弱点を是正するのに不十分である。ついては沿岸漁業の経済安定に資するため、漁業災害補償制度をすみやかに設定されたいというのであります。何とぞ御採択あらんことをお願いします。
○鈴木(善)委員 本請願は岩手縣議会議長村上順平君外一名の請願にかかるものでありまして、その要旨は、政府は漁業制度の根本的改革を実施しようとしているが、漁業経済の弱点を是正するのに不十分である。ついては沿岸漁業の経済安定に資するため、漁業災害補償制度をすみやかに設定されたいというのであります。何とぞ御採択あらんことをお願いします。
この請願は岩手縣議会の決議によつて、懸会議長から提出になつたのであります。紹介いたしております者は、岩手縣出身の各党連合の紹介であります。私から詳しくいまさら申し上げなくとも、皆さんはわれわれ以上に御配慮に預かつておることであります。
なるほど難題といえば難題のような感じがしますが、これは岩手縣議会におけるいろいろな議事録の内容を見ますと、必ずしも全額國庫でなければならぬというのではないのでありまして、むしろ縣議会の中には、この際あくまでも教育のためには地元であらゆる犠性をもつべきである。進んでわれわれはその負担に任じなければならないという積極的意見がたくさん出ております。
この問題は最近非常に政治的な問題になつてまいりまして、地元におきましても、岩手縣議会及び市会などでたいへん問題になつておるのでありますが、最近の情勢は岩手縣の縣議会におきましても、こうした私どもの今回の請願の趣意とまつたく同じような考え方で進んでおります。