1950-02-08 第7回国会 衆議院 運輸委員会 第2号
われわれがこれを資源線として一番重大に考えておりますのは、先ほど申しましたように岩手炭鉱のいわゆるシヤモツトれんがでございまして、このれんがは鉄鋼業その他にとつて必要欠くべからざるのであるというようなことと、その生産量に対する見通しがはつきりいたしましたならば、この宇津野から浅内に至る区間につきましては、運輸省といたしましては近き将来それと同時に着工いたしたい、かように考えておる次第でございます。
われわれがこれを資源線として一番重大に考えておりますのは、先ほど申しましたように岩手炭鉱のいわゆるシヤモツトれんがでございまして、このれんがは鉄鋼業その他にとつて必要欠くべからざるのであるというようなことと、その生産量に対する見通しがはつきりいたしましたならば、この宇津野から浅内に至る区間につきましては、運輸省といたしましては近き将来それと同時に着工いたしたい、かように考えておる次第でございます。
現に大正末期、小川村より小鳥谷駅に至る岩手炭鉱鉄道が計画され、現実に工事が進められましたが、財界の変動のために中止となりまして今日に至つておるのであります。その他の地下資源といたしましてはマンガン、金、銅鉱等各所にあります。 次に重要な資源は林産物でありまして、この地方は全国有数の木炭生産地であり、これはトラック輸送では間に合わないのであります。