1970-03-20 第63回国会 参議院 商工委員会石炭対策に関する小委員会 第1号
○説明員(阿部茂君) 先ほど阿具根委員からお尋ねの揚排水加算金補助はどこへ出ておったか、こういう御質問でございますが、四十四年度につきましては、九州で山野炭礦、それから宇部地区で山陽無煙炭鉱、それから常磐地区で常磐炭硬及び望海炭礦、以上四山でございます。
○説明員(阿部茂君) 先ほど阿具根委員からお尋ねの揚排水加算金補助はどこへ出ておったか、こういう御質問でございますが、四十四年度につきましては、九州で山野炭礦、それから宇部地区で山陽無煙炭鉱、それから常磐地区で常磐炭硬及び望海炭礦、以上四山でございます。
その一つに山陽無煙炭鉱がございます。この炭鉱は、従業員が約二千人ぐらいですが、過去毎年数名の殉職者を出しており、災害率も千人当たり一・一から一・二という高率を示しておりました。特に四十一年は十一名もの殉職者を出しており、何とかしなければいけないということでこの運動を取り上げて実施いたしましたところ、最近では災害率も千人当たり〇・八から〇・七程度に下がってまいりました。
山口県の山陽無煙炭鉱あたりは宇部資本ですから、ある程度競合が出ると思います。しかし、その他はもうほとんど無煙炭採炭をやっているところは弱小炭鉱ですから、韓国からごそっと、これしか売るものはありませんよということで輸入されると、これはたいへんなことになる。
○阿部竹松君 という御答弁ですが、無煙炭が日本で今一番余っておる、山口県のあの宇部鉱山の山陽無煙炭鉱、池田通産大臣のすぐ隣の県の山です。アメリカから入れる必要はない、原料炭でも今余っておるのです。たとえば北海道炭鉱汽船株式会社から出るああいうものも今余ってきておる、どちも大臣の答弁はぴんとこない。一般炭と比較しては貯炭の率は少ないですよ。