1979-03-13 第87回国会 衆議院 大蔵委員会 第11号
あるいは山間僻村の方へ行けば、終電車も早くなくなってしまいますから、いやおうなしにいま言われたようなタクシーなりを使わざるを得ない。そういう状況から考えてみると、甲地が高く経費がかかって、乙地が経費が安くかかるという観念は、いわゆる戦後のときの状況であって、今日のような交通事情あるいは今日のような第三次産業の発展段階、こういうものの状況を考えたときにおいては適当なものではないんじゃないか。
あるいは山間僻村の方へ行けば、終電車も早くなくなってしまいますから、いやおうなしにいま言われたようなタクシーなりを使わざるを得ない。そういう状況から考えてみると、甲地が高く経費がかかって、乙地が経費が安くかかるという観念は、いわゆる戦後のときの状況であって、今日のような交通事情あるいは今日のような第三次産業の発展段階、こういうものの状況を考えたときにおいては適当なものではないんじゃないか。
いま道路をつくってもらうということに対して、山間僻村では喜ぶかもしれないが、都市においては道路をつくるということには、高架であろうと地下であろうと何であろうと、余り好む状態ではないのです。
特に山間僻村でありますから、人口の動態というものはあまり急激な流れはないはずでありますから、当然把握されれば——まもなく把握されるような気がしてならぬのです。私は、しろうと考えで申し上げているわけですから、しろうとの考えは必ずしもくろうとの皆さん方の胸にうんとうなづかせることはできませんけれども、しろうとから見ても把握ができそうな気がしてならぬわけであります。
最近、都市周辺では農地のスプロール現象が起きており、山間僻村におきましては過疎の現象が起こっておるのであります。つまり農地の流動化は、都市周辺では農業の規模拡大の方向で進んでいるのではなくして、農業外への流動化が進行しているのであります。
郵便局というのは山間僻村どこでもずっと古い歴史とあれがありますからね。すみずみまで通ずるのですね。銀行はそうはいかないだろうと思います。銀行でやれるところはやはり銀行でやって、いま言ったように、四分の一でやれることをほったらかしておいて、片方のほうの、金のかかるほうでやらなくても、銀行でやれる範囲の都市だとか何とかいうものは、郵便局でやらないようにして節減することのほうが私はいいと思うのです。
○坪川国務大臣 この法案の御制定をいただくことによりましてわが国の国土保全の大きな基盤をつくることは、当然でございますけれども、従来これらの危険度の多い、すなわち生命、財産の危険度の多かった不幸な山間僻村の地、この不幸の顕著な地点に対しまして、御制定をいただきましたならば、直ちにこれらに対する諸施策をいたしましてそして万全を期しまして、基本的なこの不幸を除去いたすことこそ、重要な政治の課題であろう。
東芝電興の工場経営が確保できないということになってまいりますと、小国というものは、四十年前の昔のほんとうの山間僻村に返ってしまうのであります。それもどうか考慮してください。こういうことであります。 そうでありますから、私はこの際特に運輸省にお願い申し上げたいのは、鉄道は思い切ってどうか十月一ぱいまでに完成してもらいたい。小国まで完成するようにしてもらいたい。
私は、この問題、さらにまた、人口の集中の結果、赤ちゃんはいまは大体施設分べんだと、こういうお話でありますが、それにいたしましても、なかなか山間僻村等においては全部施設というわけにはいかないかもわからない。そういうところではいろいろ苦労も多いことじゃないかと考えますので、これらの点に一そうの注意を払いまして万全の対策を立てるべきじゃないか。先ほども保健所のお医者さんの話が出ておりました。
また、大臣から、その医師の分布状況を進展させたいという御趣旨も伺いましたが、日本の場合は、非常に特殊な事情があって、山間僻村へ行くというと、交通が非常に不便で、病気になってもお医者さんのところへ行く機関がない、交通機関がないというようなところがある。諸外国の文明諸国家は、山間僻地までの道路がよくできており、医師の診断を受けるのに非常に便宜が供与されているのであります。
特に山間僻村農業、畑地農業は、日本の農政が水田農政に偏重してきたためにいま危機の段階に入っておる。特に僻村がにっちもさっちもいかない。挙家離村という形が、これは政府は予定していた形でありましょうが、出ておる。しかし、佐藤さんの言われる人間尊重の政治は、一体こういう形でいいのかどうか。これも離農対策が万全であるならば、それを政策として政府が遂行するならば決して悪いとは言いません。
それから第二点としましては、こういう償償関係になる地域は、山間僻村というような地域が多い。従って、そういう所で持っておる水田というものは、それは平地における水田よりは収益は少い。
そこでこの保険に関しては、民間の保険会社と通う点は、特にこれは政府事業になつております関係上、山間僻村にまでこの仕事が相当普及されておる。また山間僻村において効率的に利用されておる保険度度でありますから、保険がだんだん大衆化して行くということは望ましいことでございまして、そういう意味からしても、何も民間保険にそう気がねすることはないと思う。
地方の小都市とか、さらに山間僻村においては、一台でも二台でもいいと思いますし、それ以上の需要はないのでありますから、そういうものを認めておる例はたくさんあるのでございます。
○田村国務大臣 ごもつとものお尋ねでありますが、御承知のように郵便事業は、どんな山間僻村に対しましてもサービスをいたして参りますようた関係上、もしこれを原価計算的に立てますると、山間僻村に対する郵便のサービス業は、いわゆる幾らもらつても合わないというような性質を持つております。
特にただいま御指摘になりました政治的行為の制限に関する規定でございますが、山間僻村等に対しまして、これを浸透するのに相当の時間をとつておく必要があるではないか、こういう御意見はまことにごもつともでございます。
それでたとえば教員だとか、全逓だとか、鉄道員だとか、山間僻村に勤務している数の多いものは、いきおい君たちの案をもつてすると非常に不得策だということになつて、これはきわめて大都会偏重の案であると私は言わざるを得ない。これに対する見解をひとつ承つておきたい。