2014-04-18 第186回国会 衆議院 環境委員会 第8号
それと同じ考え方で、山は危険なんだという認識を持ってもらって、ハイキングを楽しむ人、登山、それと山菜とりに行く人も含めて、地元の方はわかっているからいいんです、いつから猟期が始まっていつ猟期が終わるというのはわかっていますけれども、東京みたいなところから遊びとか趣味で行かれる人は、その辺の感覚がやはり希薄なんだと思うんです。
それと同じ考え方で、山は危険なんだという認識を持ってもらって、ハイキングを楽しむ人、登山、それと山菜とりに行く人も含めて、地元の方はわかっているからいいんです、いつから猟期が始まっていつ猟期が終わるというのはわかっていますけれども、東京みたいなところから遊びとか趣味で行かれる人は、その辺の感覚がやはり希薄なんだと思うんです。
こういう方々は今までどうやって生計を立てていたかというと、春になったら山に入って山菜とりをして、そして秋にはキノコをとって、それを例えば産直のお店で売って、金額は少ないかもしれないけれども、一カ月ここで、自分が汗して働いてとってきた山菜やキノコを並べて、そして五万とか十万とかそういう収入を得て、プラス年金で生計を立てている。こういうお年寄りや農業者の方が実際いらっしゃいます。
実際、私どもも政治家ですから、地元を回って、そういう産直のお店とか、そこに出している山菜とりのおじさんとかおばさんの話をいつも聞いているわけですよ。市町村に聞けば、どこにそういう産直の方がいて、そこに出荷されている方はどこの方で、その方にその産直のお店に集まっていただいて、どういう状況でしょうかと、こういうことを東電の社員の方が現地を回ってやればすぐ済むことなんです。
今まではどちらかというと、エコということが言われる前までは、せいぜい域内の人たちが利用するという程度のものだった、例えば山菜とりのような。それから、もう一つは登山というようなものでいえば、ほとんどは自己規制、登山者に対してマナーを守りなさいということだけで今までやってきたというふうに思うんですね。
ここの現場は山菜とりのいいところなんですよ。これから人々が山に入って山菜狩りをするところです。そこなんですけれども、今入山禁止のようになっているようですけれども、これはこの捜索範囲全体が入山禁止なんでしょうか。着弾予想地点だけなんでしょうか。それとも、破片が見つかったそこのポイントが入山禁止で、市民は山菜とりに入れなくなるんでしょうか。
この地域でのことしの山菜とりはあきらめます。ぜひとも、周辺住民の信頼を得られるための安全対策、そして情報提供というものをしっかりと確保していただきたくお願いを申し上げまして、質問を終了いたします。
栃木県の人は田島へ山菜とりに行って、福島県の人に怒られたりしているのですがね。北関東横断道路なんというのも、これは今まで全く交流のなかった群馬県と栃木県がつながってしまうとか、茨城県とつながってしまうとか、そういうインフラ整備も着々と進んでいるわけですよ。
その後どうなるのだということで、どうしておるかというと、いや、年金もあるし、土地も家もあって、畑があるから女房と二人で畑づくりでもして、田舎のことだから魚釣りに行ったり、山菜とりに行ったり、キノコをとりに行ったりして結構楽しいと言うのだけれども、大臣、私はそれを見て思うのですけれども、我が日本はある一面では健康な高齢社会に入りつつあると思うのですね。
今度大火に発展した原因としては、いままでもさまざま指摘されておりますように、フェーン現象あるいは三十メートルを超す強風、あるいは山焼きの時期、山菜とりの時期だと、こういうことで、さまざまな原因があるわけですが、しかし同時に、これも先ほども指摘をされている問題ですが、やはり民有林の荒廃というものがこの火事を大きくしていった原因ではないか。
山菜とりがすごく利用しているのです。私たちが入ったときでもキノコとりがいっぱいいる。聞いてみたら、キノコとりに来る車は多いときには三百台。これは林道の役割りと同時に地方市町村道の役割りも果たしている。県道の役割りも果たしている。ある意味においては国道の役割りも果たしていると思う。
それからいまの山菜とりの皆さんが、おれのは毒薬をまいた山じゃないところでとってきたんだといっても引き取ってくれない。こういうような問題は、官山の上におい立った性格からいって、山間地の山元の皆さんの持っておるいわば既得権、入り会い権、こういうものをそこなうものだと思うのであります。したがってこれはやはりもっと根本的な検討が必要だと思うのです。