2021-04-22 第204回国会 参議院 国土交通委員会 第12号
流域全体で治水対策を進めていく上で、議員御指摘のとおり、上流域の森林の有する水源涵養機能であるとか土砂流出抑制機能を適切に発揮していくことが重要だと考えておりまして、例えば、林業関係者、森林所有者とか森林組合が行う間伐等へ支援する森林整備事業であるとか、あとは山腹崩壊、渓流の荒廃を防止するための土止め工、谷止め工等を施工する治山対策進めているところでございます。
流域全体で治水対策を進めていく上で、議員御指摘のとおり、上流域の森林の有する水源涵養機能であるとか土砂流出抑制機能を適切に発揮していくことが重要だと考えておりまして、例えば、林業関係者、森林所有者とか森林組合が行う間伐等へ支援する森林整備事業であるとか、あとは山腹崩壊、渓流の荒廃を防止するための土止め工、谷止め工等を施工する治山対策進めているところでございます。
田代山周辺は、地質が脆弱で山腹崩壊等が発生しやすい地域であり、昭和三十年代から六十年にわたり治山事業による整備を行ってきたところでございます。しかし、平成三十年と令和元年の台風により、今もお話がございましたように、甚大な被害が発生いたしました。
このため、農林水産省におきましては、健全な森林の育成を図るため、森林組合等の林業関係者が行う間伐等の森林整備への支援であるとか、山腹崩壊を防止する治山対策を進めているところでございます。
しかし、森林の防災機能の向上を考えると、災害に強い森づくりのみならず、山腹の崩壊を防ぎ、土石流や流木被害を軽減する治山対策も同時に進めていくことも重要ではないかと思いますが、農林水産省のこれまでの取組と今後の方針を伺います。
○国務大臣(野上浩太郎君) 御指摘のとおり、近年、集中豪雨ですとか大規模な台風等々、災害も激甚化をしてきておりまして、そういう中で、山腹崩壊、あるいは土石流、さらには流木災害等の山地災害が全国で発災をしております。
令和二年七月の豪雨による農林水産関係の被害は、河川の氾濫や山腹の崩壊に伴い、熊本県を中心に四十二道府県の広範囲で発生し、七月二十八日現在で約九百九十八億円の被害となっております。 このうち、農地、農業用施設の被害額は約四百十億円で、農地への土砂流入、水利施設の損壊の被害が発生しております。
このような災害に備えるため、治山施設の設置等により山腹崩壊の防止を図る治山対策も併せ推進することによって災害に強い森づくりを進めてまいりたいと考えております。
また、土砂の流出や山腹の崩壊を防止する山地災害防止機能、国土保全につながる機能でございます。さらには、大気中の二酸化炭素を吸収し、炭素を固定する地球環境保全機能、さらには自然との触れ合いの場を提供する保健、レクリエーション機能、こういった公益的機能を有しております。こういった公益的機能に加えまして、木材の生産等の経済的な機能、合わせまして多面的機能というふうに呼ばれているところでございます。
委員御指摘の九州北部豪雨においては、赤谷川のほか、大山川、乙石川が上流部の山腹崩壊に伴う大量の土砂で覆われ、被災前の河川が流れを変え、周辺の家屋が流失するなど、甚大な被害が発生したところでございます。
○国務大臣(江藤拓君) 近年、流木、山腹崩壊、それから土石流、こういったものが頻発をいたしております。災害を復旧することはもうこれは当たり前、もちろんのことでございますが、これまで以上に事前防災、それから減災の対策、そういうものを事前にすることがとても大切になっておるというふうに認識をいたしております。
それが結局停電につながったり、山腹の崩壊や流木が出る被害、大変でありました。この森林整備の促進は本当に喫緊の課題だというふうに、私も身をもって体験して思ったわけであります。 こうした中での、森林環境譲与税の譲与額の基準についてちょっとお伺いいたします。
また、洪水氾濫、山腹崩壊、それから、これも結構多かったんですけれども、流木が海に流れ出て、漁業にも大きな影響を与えています。これを見ると、山の整備が大事なんだと。うちの地元の漁組さんなんかは、自分たちでお金を出して山に木を植える、そういうこともやっていただいているんですね。
ハザードマップには、当然、山腹崩壊の危険のあるところは書き込んであると私は認識しています。 なぜかというと、全国で崩壊のおそれのあるいわゆる谷間の急傾斜、砂防ダムを造らなければ危ないよというところは全国で四十数万か所だったと記憶をして、ちょっと間違っているかもしれませんが、そういうのもしっかり書き込んでありますので。 ただ、山については、ああ、今教えていただきました。
いわゆる山腹崩壊は地形条件によることも大きいと思いますが、間伐等の手入れをしない場合、山腹崩壊が起こる可能性との因果関係があると思います。 平成二十九年の林野庁流木災害等に対する治山対策検討チーム中間取りまとめによると、間伐等の実施が山腹崩壊の防止に少なからず効果を発揮した可能性もあると考えられるとしています。その後の検討結果はどうなっているか、御存じでしょうか。
当時も、錦江湾沿いで崖崩れが起きまして、山腹にありました老人ホームの方が押し流されて亡くなったり、鹿児島から宮崎に向かう電車が更に押し流されて、錦江湾に沈没するぐらいのところまでいったところに桜島のフェリーが駆けつけまして、漁船、プレジャーボート、フェリーでみんなで救出活動をして、当時の担当された運転士の方だったか警察官の方だったか、どちらかだったんですけれども、翌日心労でお亡くなりになられたようなことがございます
○石井国務大臣 もく星号事故につきましては、航空事故調査委員会設立前の事故であり、記録が残されておりませんが、当時の国会の議事録によりますと、事故原因及び飛行の状況につきましては、飛行中、同機の操縦者が航法上何らかの錯誤を起こして、航空路に規定をされている最低安全高度以下を飛行したことにより、大島三原山の山腹に衝突したものと推定をされております。
近年、集中豪雨や地震等による大規模な山腹崩壊や土石流、流木災害が多発しておりまして、これまで以上に事前防災・減災対策等の総合的な治山対策の推進が求められております。
近年、地震や豪雨等で激甚の山地災害が多発する中、山腹崩壊等に伴って、その上に生息していた樹木が流れ出して被害をもたらす流木災害も顕在化をしているところでございます。昨年、大変災害の多い年でございましたが、七月豪雨で広島とか高知でも大変な土砂災害がございました。また、九月の北海道胆振東部地震でも、そして同じく九月、台風二十四号による土石流の被害と、全く油断のならない状況でございます。
そして、これから起きるかもしれない災害の防止という点もかかわっていると思っておりまして、長野県、私は北陸信越ブロックで長野県も入っているんですが、岡谷というところでは、二〇〇六年の七月に大規模な山腹崩壊というのが起きました。
また、昨年は、七月豪雨の際あるいは北海道胆振東部地震等におきまして、同様に、山腹崩壊の現場あるいは河道閉塞等の現場におきまして、地上からの調査では被害の全容把握が困難であった場合に活用しておりまして、これまで十一の災害でドローンを活用しております。
さて、この胆振東部地震では、大規模な山腹崩壊や土砂災害が発生しました。極めて甚大な被害を受け、そこから立ち上がり、復旧復興に向け懸命に努力をしておられた中での先週の地震であったわけであります。
そこで、営農再開に向けての取組状況を若干御説明させていただきたいと存じますが、まず、国が造成をいたしましたパイプラインというものがございますが、三百九十カ所で浮き上がりですとか離脱等の壊滅的な被害を受けたところでございまして、ともに、約百四十ヘクタールの農地で山腹崩壊等により土砂の流入被害も発生をいたしました。
御指摘の箇所につきましては、平成三十年度七月豪雨によりまして渓流や山腹斜面で荒廃が見られているというところでございまして、京都府として治山事業による対策を検討中というふうにお聞きをしております。そして、平成三十一年度予算での事業実施に向けて現在検討を進められているというふうにも聞いておるところでございます。
まず、到着いたしましてから、自衛隊のヘリで上空から被災状況を視察させていただきましたけれども、山腹崩壊というのはこういうことなんだということを改めて感じるぐらい、驚きを禁じ得なかったというのが第一印象でございました。
そして、山腹崩壊を復旧するには時間がかかることは理解をしておりますが、まず土砂を取り除いてほしいとの要望がありました。土砂をそのままにしておくと、泥水が流れ、むかわ町のシシャモや苫小牧のホッキガイにも影響が出てしまう、できるだけ早く対応してほしいとの切実なお声もお聞きしてまいりました。 時間のかかる作業とは承知をしておりますが、早期復旧をお願いし、次の質問に移ります。
次に、北海道胆振東部地震による山腹崩壊の被害状況、そして今後の対策について伺います。 先週の委員派遣で、震度七の揺れを観測した厚真町の山腹崩壊現場も見てまいりました。大変な状況でした。地震が起きた六秒後に山腹崩壊が起きた、一瞬だったとお聞きをしております。 復旧作業には危険も伴いますので、二次被害が出ないように作業を進めるにはかなりの時間がかかると感じました。
そして、山腹崩壊を復旧させるには時間がかかることは理解しておりますが、まず土砂を取り除いてほしいとの要望がありました。土砂をそのままにしておくと、泥水が流れ、むかわ町のシシャモや苫小牧のホッキガイにも影響が出てしまう、できるだけ早く対応してほしいとの切実なお声もお聞きしてまいりました。水産業への二次被害、大きな影響が出る前に早期の対応をお願いしたいと思っております。
山腹崩壊の早期復旧に向けた対策について伺います。 十一月二十六日に災害対策特別委員会の委員派遣で、北海道胆振東部地震による被害状況調査に行かせていただきました。現場に行かなければわからないことが多く、改めて、足を運ぶことの大切さを実感いたしました。 地震が起きた六秒後に山腹崩壊が起きた。一瞬だったとお聞きしました。