1984-04-26 第101回国会 参議院 農林水産委員会 第14号
○政府委員(秋山智英君) 国有林は、先生御存じのとおり、脊梁山脈地帯に多く分布している関係もございまして、いわゆる非経済林というものが相当あるわけでございまして、森林の管理、経営をするに当たりましては、なかなか収入は上がらないけれども管理、経営を適正にしなければならぬということでございまして、これの取り扱いはやはり今後の経営改善の一環として極めて重要な課題でございます。
○政府委員(秋山智英君) 国有林は、先生御存じのとおり、脊梁山脈地帯に多く分布している関係もございまして、いわゆる非経済林というものが相当あるわけでございまして、森林の管理、経営をするに当たりましては、なかなか収入は上がらないけれども管理、経営を適正にしなければならぬということでございまして、これの取り扱いはやはり今後の経営改善の一環として極めて重要な課題でございます。
○政府委員(秋山智英君) 国有林は我が国の脊梁山脈地帯に比較的多く分布し、奥地の森林が多いということもございまして、国土保全上極めて機能が高こうございますが、一面におきまして収益の確保に結びつかないという森林があることも事実でございます。いわゆるというふうにあえて申し上げますのは、これはやはり動的なと申しますか、林道等の開設によりまして経済林化する面もございます。
○政府委員(秋山智英君) 国有林は、やはり脊梁山脈地帯を中心として北は北海道から南は九州まで分布している関係がございまして、今先生おっしゃいましたいわゆる非経済林、経済林という区分、これは林道を一本入れることによりましていろいろと変動するものですから、私ども、それをはかる尺度としては、ポテンシャリティーと申しますか、潜在生産力というものを基準にいたしまして、木材生産機能であるとか、水源涵養機能であるとか
○後藤政府委員 ただいまの御質問の中にもございましたように、林政審答申にも言われておることでございますが、国有林野事業は公益的な機能は高いけれどもなかなか収入の確保に結びつきにくいような林分を特に奥地の脊梁山脈地帯にたくさん持っているということは事実でございます。
○秋山政府委員 国有林の配置を見てまいりますと、脊梁山脈地帯に多く分布しているわけであります。国有林野事業としてこれらの森林を管理経営してまいりますと、「国土の保全等の公益的機能は高いが収入確保には結びつき難い、」という、今お話しのいわゆる非採算林分が多く存在しているわけでございまして、この適正な管理運営を確保することは、私どもやはり極めて重要な課題であると考えておるわけでございます。
それからもう一つ、今御指摘の脊梁山脈地帯の不採算株分の問題等もあるわけでございますが、これにつきましては、やはり私どもは早急に森林の持っています機能につきましていろいろと調査をいたしまして、その機能をより発揮するためにはどういう形で森林の取り扱い方をすべきであるとか、あるいは経理区分をどうすべきであるかというようなことを検討いたしまして適切な対応をしてまいりたい、かように考えておるところでございます
それから、非採算林分の経費分担等の問題でございますが、確かに国有林は脊梁山脈地帯に多うございますので、公益的な機能は高いけれども収入の確保に結びつかないという外分を多く持っていることは事実でございます。
国有林は木材供給だけでなくて、公益性の大変強い脊梁山脈地帯にあるわけでございますが、現在の財政内容は極めて厳しいわけでございまして、国民経済的な要請あるいは国民生活への要請を十分果たすためには、まずもちまして経営の健全性を確保していかなければならぬ、かように考えておるところでございます。
○政府委員(秋山智英君) 先生御指摘のとおり、国有林はどちらかと申しますと民有林よりも奥地の脊梁山脈地帯に多く分布しているわけでございまして、そういう見地から見ますと、私どもは今回のいろいろの施策の中で考えています触れ合いの森と申しますか、植樹、育林あるいは森林浴とか野外教育というふうな、そういう場として活用する部分がわりに多いとは理解していますが、しかしながらまた一方におきまして最近の交通の発達状況
○秋山政府委員 今回の臨調答申にも御指摘いただいておりますが、国有林は全国に七百五十万ヘクタール余が分布しておるわけでございますが、脊梁山脈地帯もございますし、経済林として十分成り立つというところもございます。
第二は、先ほどもちょっと触れましたが、脊梁山脈地帯が多い関係もございまして、特に国土の保全、水資源涵養、自然環境保全、形成さらには保健休養の場の提供というふうないわゆる公益的機能の発揮という使命でございます。
特に、国有林につきましては、わが国の脊梁山脈地帯を中心といたしまして、これが分布しておる関係もございまして、特に公益的な機能の側面がより高うございますので、十分そういう点に配慮いたしまして、特に昭和四十八年以降は新しい施業方法を導入いたしまして、適確な林業経営、あるいは森林施業をしておるところでございます。
特に先生御指摘の宇目-須木線と申しますのは、全体の延長が百六十キロメートルございまして、一番進んでいる東津野-城川線に比べますと三・四倍というふうな距離数でございますし、またちょうどこれは九州の脊梁山脈地帯のそばを通る関係もございまして、単価が非常に高いことがございまして、進捗の差が出てまいっておると思います。
特に土地につきましては、国有林の持っておりますところは奥地の水源林の地帯あるいは中央の脊梁山脈地帯というようなところでございまして、現実にそのものを時価として売買するということを考えること自体無理な土地が多うございますので、私どもとすればいわゆる時価換算といったような手法はとっていないわけでございます。
中央新幹線の調査ということで、東京から名古屋の間の山脈地帯の技術的の可能性ということについては、運輸大臣からの御指示も得て、ただいま調査をいたしておりますけれども、名古屋から先、大阪あるいはそれから西に向かってのルートについては、ただいまのところ、具体的に調査いたしておりませんので、いまお示しのような雪害の面からの技術的な検討ということも、確かに重要なことかと思いますので、将来そういう点も含めまして
現在国有林の経営形態につきましては種々の意見が伝えられておりますが、やはり第一には、国有林野は国土面積の二割に及ぶ広大な面積を占め、また国土の背骨とも言うべき脊梁山脈地帯や水源地帯の重要な地域に位置しておること、第二番目に、木材供給という経済的機能にとどまらず、国民共通の財産である広大な土地及び森林についての適正な管理と国土保全、水源涵養等の公益的機能の発揮という高度の公共的使命を担っておること、これらのことがわが
なぜかと申しますと、大体買い入れましたところは治山事業を必要とするような場所、たとえば脊梁山脈地帯のしかも西のほうに比較的多いのでございます。
そこで、国有林の活用法案にもございますように、この国有林を農業のために、あるいはその他公益的な事業のためにこれを売った場合におきまして、その財源を西のほうの地帯の、主として脊梁山脈地帯のほうにまとめて購入していくというふうに自然しなければならぬというふうに考えているわけでございます。
でございますので、国有林が非常に薄い地帯の脊梁山脈地帯ということを重点的に考えていくべきではなかろうかというふうに思っております。
○政府委員(福田省一君) ただいま大臣からも御答弁ございましたように、この大規模林業圏開発の林道につきましては、従来開発のおくれておりました地帯でございまして、北海道のいま御指摘のあった地帯、あるいは岩手県の北上山地を中心とした地帯、あるいは中国の脊梁山脈地帯、そういったような、主として、昔、木炭とか、まきを主に生産しておった、現在では開発のおくれたそういう過疎地帯でございます。
○福田政府委員 保安林の比率から見て国有林が多いという理由は、これは国有林は大体脊梁山脈地帯にございます。したがいまして、水源涵養はもちろん、土砂流出防備保安林、土砂崩壊防備保安林、そういったような、一号から三号までの重要な保安林が多いわけでございます。全体の傾向といたしましては、保安林は解除される場合、指定される場合、含めまして、ふえてまいっております。
将来の問題といたしまして、現在保安林整備臨時措置法というのがございまして、これは来年の四月一ぱいで切れるのでございますけれども、そういう制度もございますので、これを延長して、むしろ脊梁山脈地帯の保安林の買い入れ等についてはこれを積極的にやってまいりたいと思っておるわけでございます。
この理由は、国有林は、先生御承知のように、非常に老齢過熟の天然林が脊梁山脈地帯にございます。四十年生以上のそういった天然林というのが八割以上占めているわけでございます。なおまた、逆に平地近くには戦後植栽しました非常に若い造林地が多いわけでございます。伐採できるような、いわゆる四十年生以下の森林というのはほとんど一割程度しかないわけでございます。
しかし国有林は、主として脊梁山脈地帯の大きな地域を一括してまとめてまいりたいと思うわけでありまして、地方の、特に山ろく地帯の都市周辺の地帯につきましても、これは最近住宅が密集しまして災害の起きるケースが多いわけでございますが、そういうところはやはり緑地として、あるいは保安林として保存していきたいという要請、それから住宅に使っていきたいという要請、いろいろな要請がございます。
なことについて一、二お伺いをしたいのでございますが、特に被害の一番集中いたしました両津市を対象にしてお聞きしたいのでありますけれども、私も両津市の被害現地を見てまいりまして、非常に胸を痛めておるわけでありますが、ここの地形といいますか地勢は、佐渡の外海府、それから土地のことばでは大佐渡、小佐渡、要するに金北山の山系、それから手前のほうの小佐渡といいまして、ちょっと海抜は低いけれども一つの丘陵地帯、山脈地帯