1970-11-12 第63回国会 衆議院 産業公害対策特別委員会 第23号
ほかの公害ですと、大気汚染にしても、あるいはいま言うカドミウム、そういう問題ですと新聞に大きく取り上げられますが、この山砂利公害につきましてはときおり地方紙がそれを伝える程度でありまして、全国的な問題として今日これが取り上げられておらぬ実態ではありますが、これはひとり三多摩の地域だけではありません。各所に参りまして同様な苦情をわれわれは常に住民から受けておる。
ほかの公害ですと、大気汚染にしても、あるいはいま言うカドミウム、そういう問題ですと新聞に大きく取り上げられますが、この山砂利公害につきましてはときおり地方紙がそれを伝える程度でありまして、全国的な問題として今日これが取り上げられておらぬ実態ではありますが、これはひとり三多摩の地域だけではありません。各所に参りまして同様な苦情をわれわれは常に住民から受けておる。
だからそこでは非常な山砂利公害に悩まされておる。ところがそれについての財政負担については格別の援助はないということになっておりますが、しかもこれはどんどん万博そのもの及びそれに伴うところの関連工事をやるために砂利採取の砂利の補給源になっております。
○大橋和孝君 山砂利公害のことについてちょっとお尋ねいたしたいと思います。
府当局の説明によりますと、京都府における山砂利公害が、特に問題になってきたのは昭和四十一年ごろからであり、その原因は、従来、阪神方面への砂利供給源として木津川がありましたが、砂利乱掘により、河床の低下を来たし、河川管理上、規制しなければならなくなり、また、住宅、道路、山陽新幹線等公共事業、万国博覧会場施設建設等、砂利の需要が急増したことにより、多数の砂利採取業者が、一時に、良質砂利を埋蔵する南山城地方
○河上委員 通産当局のいまのお話では、砂利需要に対するいろいろな対策というような形から検討されていたようでございますが、いまの法律から考えますと、山砂利公害のあの特殊な姿というものは、おそらく予想しておられなかったんじゃないか、こう思うのでございますが、私ども現地視察をいたした率直な印象として、一つ強烈に残っておりますのは、あのように山の姿を全部変えてしまう、そしていま小山委員の御報告にもありましたように
○八木委員長 先国会の山砂利公害の視察について、同僚委員各位に、詳しく御報告の意味を込めての御熱心な御発言に対しまして、委員長として感謝を申し上げます。 —————————————
京都の第二の問題は、山砂利公害であります。宇治市の近くに城陽、田辺という二つの町がございますが、ここの丘陵地帯に合計四十社の採取業者が入りまして砂利を乱掘しております。むざんにも食い荒らされて赤肌をさらけ出している山々を見まして、全く驚いた次第でございます。一日三万トンの砂利が六千台のダンプによって運び出されております。
以上のほか、日本万国博覧会、武器の製造と輸出、粗鋼生産と鉄鋼の設備調整、石炭対策、天塩炭鉱鉄道株式会社の鉱山閉山対策、再販売価格維持契約、山砂利公害対策、関東ガスのガス料金値下げ、東京瓦斯のガス管破裂とその後の処置、いわゆるLPG法案、環境衛生金融公庫と中小企業金融公庫、大企業の進出と中小企業対策等の諸問題について質疑が行なわれました。