1953-07-30 第16回国会 衆議院 法務委員会 第26号
○岡田(春)委員 前の委員会で法務大臣に調査をお願いいたした件でありますが、労農党の北海道中央本部の書記長である札幌市会議員の山田長吉君が、先般検事の公訴の取下げによつて公訴の棄却が行われたのでありますが、この点については、去年の四月七日に山田長吉君に対して白鳥事件に関連する脅迫の容疑があるとして逮捕状が出されまして、その後三十数日間にわたつて不当にも勾留が続けられ起訴が行われて、その後公判に付されたのでございます
○岡田(春)委員 前の委員会で法務大臣に調査をお願いいたした件でありますが、労農党の北海道中央本部の書記長である札幌市会議員の山田長吉君が、先般検事の公訴の取下げによつて公訴の棄却が行われたのでありますが、この点については、去年の四月七日に山田長吉君に対して白鳥事件に関連する脅迫の容疑があるとして逮捕状が出されまして、その後三十数日間にわたつて不当にも勾留が続けられ起訴が行われて、その後公判に付されたのでございます
○岡田(春)委員 これは私の方でわかつている限りでは、先ほど大臣がお話の通りに、数百通の脅迫の容疑となりましたはがきの中で、たつた三通が山田長吉君が書いたものであるという断定のもとに、そのはがき三通が今度の脅迫容疑の基礎の唯一の材料であつて、当時私も北海道におりまして知つておるのでありますが、勾留中に本人の山田長吉君が、絶対にこれは自分のものでない。
山田長吉氏を起訴するに至つた経緯は、昭和二十六年十二月二十七日、札幌市役所において発生した氏名不詳者十名にかかわる建造物侵入不退去事件について、被疑者を検挙した札幌市の警察本部警備課長白鳥一雄の処置を不当だとして、同じ年の十二月下旬ごろから翌年すなわち昭和二十七年の正月の中旬ごろまでの間、白島課長に対して郵便はがきで百通を越える脅迫状が来たわけであります。
これは中央の新聞には出ておりませんけれども、地方の北海道で重大な問題になつておる事件でなんですが、われわれ労農党の北海道地方本部の書記長、札幌市会議員をやつております山田長吉という人が、去年白鳥事件の脅迫容疑に関連があるということで、身柄が逮捕になつております。相当長期にわたつて留置並びに勾留をされておりましたが、その後釈放になつて、現在は釈放中であります。
○今野委員 この問題は、先ほども定員定額制の問題とからんで、同趣旨の請願がありましたが、その代表として北海道労働組合会議長山田長吉氏外十五名が提出しましたものについて、御説明申し上げます。 この要旨は、現在の新学制は予算額が少ないため、教員、教室の不足等により、その実施の上に多大の支障を来している。
請願者は北海道労働組合会議議長長山田長吉君。紹介議員は柄澤登志子君と土橋一吉君であります。請願の、要旨を簡單に申しますと、北海道は冬期使用する暖房用石炭は、生活上必要欠くことのできないものになつており、これを欠くならば、主食を欠くよりもさらに悲惨な状態を引き起すのである。しかるに現在の給典べースには、この石炭代が含まれていないので、毎年のように石炭代の要求をめぐつて問題が生じておる。