1948-03-31 第2回国会 参議院 予算委員会 第13号
これは一面から言えば、甚だ利己的な話で、山林經營というものの公共性ということを考えますれば遺憾な點がありますけれども、又人間の考え方としては、これは止むを得ない傾向なんでありまして、平野農林大臣、又波多野農林大臣の時代におきまして、山林は農地と同じような所有權の制限はしないというふうな御聲明があつたようでありますが、現農林大臣においてはどういうふうにお考えになつておりますか、その點を伺いたいと思います
これは一面から言えば、甚だ利己的な話で、山林經營というものの公共性ということを考えますれば遺憾な點がありますけれども、又人間の考え方としては、これは止むを得ない傾向なんでありまして、平野農林大臣、又波多野農林大臣の時代におきまして、山林は農地と同じような所有權の制限はしないというふうな御聲明があつたようでありますが、現農林大臣においてはどういうふうにお考えになつておりますか、その點を伺いたいと思います
山林經營には苗圃地と付きものであります。これは苗を造るにはどうしてもそれだけ必要面積が要るのであります。これについて農林省ではどういうようにお考えになつておるか、お伺いいたします。
それが山林所有者にとりましては、山林經營の心配の種であつたこういうことのないように、開拓に關しましても、この農地調整法の運營、あるいはまたその規定そのものも、十分に所有者が不安なしに行われるということにお取計らいを願いたいと思いま す。
そこで一つは、現に使つているところの苗圃、これはその中には本來苗圃たるベくして、現在は休閑地になつているものも含めての意味でありますが、山林經營のためにどうしても必要な範圍におきましては、これは法律上うわゆる適正なる經營として必要な限度は殘すというような方法をとりたいという考えをもつております。