2014-03-17 第186回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
○儀間光男君 皆さんが目標とするところと、実際の山林保有者、林業を経営する方々がこういう状況では、行く末が大変心配なんですね。ということで、この辺、何かミスマッチでもあるのかどうかよく分かりませんが、この辺を検証してしっかりとしてやっていただきたいと思っております。 次に、予算を少し見てみたいんですが、平成二十六年度、今年度の農林水産省の予算総額二兆三千二百六十七億。
○儀間光男君 皆さんが目標とするところと、実際の山林保有者、林業を経営する方々がこういう状況では、行く末が大変心配なんですね。ということで、この辺、何かミスマッチでもあるのかどうかよく分かりませんが、この辺を検証してしっかりとしてやっていただきたいと思っております。 次に、予算を少し見てみたいんですが、平成二十六年度、今年度の農林水産省の予算総額二兆三千二百六十七億。
平成二十三年の農林水産省の林業経営に関する意向調査、アンケートされておりますが、一ヘクタール以上二十ヘクタール未満の山林保有者の七七%は林業経営を行っていく予定はないと、こういうようなことに回答されております。さらに、五十ヘクタール以下の方々もそういうふうな回答があって、全体で五一%の山林保有者が経営に極めて否定的な皆さん方の統計があるんですよ。
これはアンケート調査でございますが、山林保有者の林業活動に対するアンケートというものがございまして、保有山林の境界の状況がどうかということを聞いた場合、特に不在村者の場合には、五二%の方が不明確だ、自分にとってはどこが境目か必ずしもわかっていない、こういうような結果も出ているわけでありまして、こういうことを放置しておきますと、ますます森林の整備ということにおいて問題が生ずる、こういうことでございます
このままのペースでいくと、十一年後にはゼロになってしまうというような厳しい数字でございまして、もはや山林保有者に国土保全という名目で山を管理せよという重い荷物を背負わすということはもう限界に来ているんじゃないかと思いまして、明るい経済的な希望の光を今こそ林政に当ててもらう時期でございます。
しかし、他方、山林保有者約二百七十万戸の五八%を占める一ヘクタール以下の林業所得はどのくらいになったのか取り上げてもいません。山林保有者の三二%を占める一ヘクタールから五ヘクタールのいわゆる小林家の林業所得は毎年減少して、四十二年は前年より八%減ったとあります。さらに、原木高の製品安の数字も各所に出ています。 そこで、農林大臣に三点お尋ねいたします。
そこで日本の山林保有状態がいかに上零細であるかということを示しておるわけでございまして、「保有林家数比率」、「保有面積比率」、この二欄をごらんになっていただきますと、一反歩ないし五町歩未満の比率を出しますと、五町歩未満の山林保有者は、全山林保有者の九割にも及ぶ。ところが、その保有している面積は、次の欄でこれを出しますと、三八%であるというような状態でございます。
一方また林業経営の面では、農業と違いまして、相当な大規模な山林保有者というものもございます。そこで、大規模な規模の中には数千町歩に及ぶ保有者もございましょうし、あるいは五町歩に満たない保有者もある、非常な幅があるわけであります。私どもの考え方といたしましては、それぞれ保有の規模の長所を生かしながら、林業生産の改善をはかっていく。