1972-04-03 第68回国会 衆議院 予算委員会 第22号
山村政明君という人、この人の遺書は、「死を目前にした私が最も切実に望むのは次のことである。革マルの暴力支配と、大学当局の冷淡な措置により、経済的困窮の中で留年、退学に追い込まれながらも苦闘を続けている学友たちに明るい光のさすことである。彼らが、暴力支配による身体、生命の危険、経済的な生活破産から免れ、学生としての正当な権利を回復することである。
山村政明君という人、この人の遺書は、「死を目前にした私が最も切実に望むのは次のことである。革マルの暴力支配と、大学当局の冷淡な措置により、経済的困窮の中で留年、退学に追い込まれながらも苦闘を続けている学友たちに明るい光のさすことである。彼らが、暴力支配による身体、生命の危険、経済的な生活破産から免れ、学生としての正当な権利を回復することである。
早大第二部文学部の学生、山村政明君、彼は、一昨年こうした暴力支配に抗議して焼身自殺をしておる。あるいはまた、東北大学理学部一年の玉沢健二君、彼は三月十八日未明のことですが、学園の荒廃を救えという遺書を残して服毒自殺をしておる、こういうような犠牲者が数限りなくあるわけです。