1995-03-15 第132回国会 衆議院 建設委員会 第10号
○土岐参考人 私の話の中でも申し上げましたように、これは私自身が地震学の専門ではございませんので、私どもの周辺にいる地震学者の言を踏まえて申し上げたわけでございますが、彼らの申すことによりますと、今度の神戸の被害を起こした地震の近く、すなわち少し西へ参りますと姫路の方に参りますが、そのあたりに山崎断層という断層があります。それが一つの候補だと彼らは申します。
○土岐参考人 私の話の中でも申し上げましたように、これは私自身が地震学の専門ではございませんので、私どもの周辺にいる地震学者の言を踏まえて申し上げたわけでございますが、彼らの申すことによりますと、今度の神戸の被害を起こした地震の近く、すなわち少し西へ参りますと姫路の方に参りますが、そのあたりに山崎断層という断層があります。それが一つの候補だと彼らは申します。
しております大学の関係を例にとって申し上げますと、特に五十九年度からやっていこうという目玉というようなものといたしましては、従来から多少継続ではございますが、特定地域における総合観測ということで、南関東、東海地域の総合観測研究、近畿、京阪神地域の総合観測研究、それから日本海沿岸総合観測研究という研究を続けておりますが、そのほか地殻活動特性把握に関する特別の観測等、あるいはテストフィールド、これは山崎断層
ただ、内陸の一部の小さい地震はある地震学者たちがそれにとりついておりまして、たとえば山崎断層の地震は予知できたのだ、こう言われておりますので、この付近の起こる地震を予知してやろうと思って何年も何年もそこで研究していれば、そういう小さい地震でも予知はできるようになるというのが最近の考え方でございます。
いまのところそれに取り込まれているのは関西にある山崎断層というところだけでありますけれども、それに適したところは日本じゅうに幾つかありまして、地震学者の人数に限りがあるということが一番根本の問題でありますけれども、そういう局地的な地震の予知をしてみせるということはできないことではない。
十一月三日の読売新聞に、関西の山崎断層で十年間の京都大学の実験が一つ大きく前進をしたといいますか、新しい発見をしたということで、予想される東海大地震などに対して非常に大きく予知の面で前進をしたようにも見受けられます。もちろん、この地震の予知というのは非常にむずかしい問題がありますので、簡単にできる問題ではないと思いますが、現在の日本における地震予知の促進状況を最後にお伺いしたいと思います。
山崎地区では山崎断層といわれる古い断層帯があり、工事の施工にあたって非常に苦労しているとのことでありました。道路ののり面でこの断層帯の悪い土質による崩壊を防止する補強工事が実施されておりました。多少経費が増加しても開通後の防災面を考慮すれば完全な補強工事を実施しておく必要があると思われます。