2002-05-21 第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第16号
これについて、東京大学工学部の山地教授、この方は我々の研究会の主要メンバーでもありました、が述べていることを少し引用いたしますと、「そもそも、原子炉では連鎖反応の維持のため原子炉内に常に臨界量以上の核燃料を保持しておく必要がある。そのため、原子炉に装荷した燃料を全て燃やし尽くすことは原理的に不可能である。」ということです。
これについて、東京大学工学部の山地教授、この方は我々の研究会の主要メンバーでもありました、が述べていることを少し引用いたしますと、「そもそも、原子炉では連鎖反応の維持のため原子炉内に常に臨界量以上の核燃料を保持しておく必要がある。そのため、原子炉に装荷した燃料を全て燃やし尽くすことは原理的に不可能である。」ということです。
その中でも、大臣ももしかしたらよく御存じの方かもしれませんけれども、東大の山地教授などは、FBRはせいぜい二〇五〇年ごろに必要になるかどうかといったところで、現在しゃにむに開発を進めるというよりも基礎研究へというような御意見を述べていらっしゃっる。
昨年の農業経済学会で、東海大学の山地教授が「牛肉オレンジ交渉にみるマスコミ報道の特色と背景」というのを報告しておりますが、それを見てみますというと、中央五大紙報道の分析をしながら、アメリカの要求は細かに報道するが国内生産団体の反対をほとんど紹介しなかった、米国などの輸入規制についてもほとんど紹介されておらぬ、結果としてアメリカ側の応援団的役割を果たしておるという分析をされております。