1977-03-24 第80回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第5号
ところが、一朝石油ということが御存じのようなブームになりますと、いままでの——もちろん炭質というものが、日本列島の中におきます本当にいい炭は北海道でありますとか、あるいはまた九州でありますとかでありまして、あと常磐にしましても山口炭にしましても、非常に炭質のよくない、石炭資源には余り恵まれておらないような関係が、これはいろいろな経済の関係で、とうとうとして油に切りかわってしまいまして、さようなことで
ところが、一朝石油ということが御存じのようなブームになりますと、いままでの——もちろん炭質というものが、日本列島の中におきます本当にいい炭は北海道でありますとか、あるいはまた九州でありますとかでありまして、あと常磐にしましても山口炭にしましても、非常に炭質のよくない、石炭資源には余り恵まれておらないような関係が、これはいろいろな経済の関係で、とうとうとして油に切りかわってしまいまして、さようなことで
その間の需給の概略を申し上げますと、二十四年六月に統制が撤廃になりまして、元来無煙炭は、特に山口炭は九〇%以上が家庭練豆炭用でございまして、これと現在まで消長をともにしてきたといってもいいくらいだと思います。
それから、そういうものへかからないで自由販売されるものは、ある程度高くても仕方がないのだということになるのかと思いますが、家庭川炭でもそれぞれ常磐炭、山口炭、北海道炭あるいは九州炭、ただ地方名だけでももう四つもあるのですが、それがさらに炭鉱なりまた炭質が変わり、銘柄はもう大へんなものだと思うのですね。銘柄の整理はずいぶん長いことあらゆる機会にいわれておりますが、これがなかなかできない。
もちろんこれは北海道炭と九州炭とで違いまして、九州炭は非常に足が短いためにトン当たり四十四円、北海道炭はトン当たり七十四円、常磐炭が九十二円、山口炭が六十七円、一応場所によって運賃負担は違っております。従いまして、トン当たり六十円と申しますのは全国平均の運賃でございまして、今一番問題になっております石炭合理化の対象としての九州炭としては四十四円というふうに私どもは考えております。
また、山口石炭鉱業会代表の特殊な要望がございまして、当該地区の特殊事情、すなわち山口炭の炭質が、カロリーは低いが灰分が少く、揮発分が多いため、特殊需要、たとえば化学工業原料としての効用と需要が多く、同カロリーの九州炭と比較して割高である等の点よりして、標準炭価制の運用についてはこの山口の特徴を十分考慮してもらいたい。
それをいろいろ山口炭、九州炭、それから上中下炭等にわけまして相当入念に計算いたしました結果が、大体欠斤で約五万トンくらい、それから廃棄炭で約十万トン前後、それで十五、六万トンの廃欠片数量という先方の主張は必ずしもむりはない。のんでくれれば一番いいが、だれが買手になつても、実際まずい石炭が大部分を占めている。
たとえば宇部炭であるとか、九州炭であるとか、または煽石であるとか、無煙炭であるとか、あるいはこれがいつからの貯炭で、日数がかかつて古いものであるとか、新しいものであるとか、またこれが燒けておるぐあいとか、いろいろな面を勘案して小沢支局長が査定したと思うのでありますが、いわゆる山口炭につきましては、相当燒け足の早い炭であることは御承知の通りであります。
それから機帆船の運賃につきましては、九州、山口炭は西日本が一本の窓口になつて、二十何社ありますが、これを一本に代行して契約しておるわけであります。それから北海道炭におきましては、たしか五社ありますが、五社が集まつて中央機帆船という名称のもとに、その代表者と契約をいたします。そのほか地区機帆船が一箇所あつたように記憶しておりますが、そういう方面と契約しております。
従来九州、山口炭等は約六十万トン程度、機帆船もしくは引船で運ばれておつたのであります。現在それが引船等を入れまして二十万程度になつております。こういう機帆船業界の復活といいますか、機帆船の利用ということも、一面において考えなければならないと考えております。
たとえば、先ほどからも言われておりますけれども、自然発火を過大に見積もつて、廃棄炭として良質炭を拂い下げたり、また運賃においても、西日本石炭輸送株式会社は九州、山口炭の機帆船による輸送統制を行つて来たのでありますけれども、公団が設立され、機帆船が自由運航になつてからも公団の第二会社として介在し、実質的な配船権を握つて、両部地区の全機焼如会社を、代理店契約あるいは委託契約でもつて傘下に攻め、独占的な支配
一番今困つておりますのは田中先生が最もよく知つておられます機帆船でございまするが、これが今燃料の非常なる削減を受けまして、ことに九州、山口炭を輸送しておりました三千隻の船に対しましては、油はほとんど全面的に削除されておる状況であります。まことに哀れな次第であるわけであります。
○馬屋原証人 山口炭、九州炭の機帆船輸送の窓口になつているのでありまして、西日本石炭輸送会社、そのほか合せて十七社か十八社あるわけであります。そのほか地区機帆船の伊勢湾以西の石炭船団が十七社ばかりありまして、それらと合せてそれぞれ契約をして、運賃等の操作上西日本石炭輸送会社が窓口になつて公団と交渉している、こういうような関係にある会社であります。
○馬屋原証人 運賃は九州炭、山口炭の機帆船運賃は、西日本が窓口になつておりますので、西日本へ一手に拂うというふうな措置をとつております。
あそこではいわゆる山口炭の四五%が入つていることになつている。これらの計算につきましてどうも不明確であるというふうに考えられるのであります。これらの点は一応どういうような基準になされたか、そういうような点も出ておりますので、これは再調査をされるというような御意向もあるかと承わつております。これらに対してどういうような工合になつておりますか。
さらにまた昭和二十年六月二十六日の閣議決定によりますると、いろいろありますが、一、戰局の現状に鑑み九州及び山口炭に関し、左の非常採掘の措置を講じ第二・四半期においてこれこれの生産を確保する。こういうような二つの指令が出ておるのであります。従いまして命令出炭の強行措置をとつたのは、少くとも昭和二十年に入つてからだと推定されるのであります。
それから機帆船と汽船の間で一番問題になりますのは、九州、山口炭で、中小企業が非常に行き詰まつて、大量のものが引取れないということになればなるほど、小口のものを扱うということになる。従いまして汽船のように一ぺんに大量に引取るというのではなしに、小口で五十トンなり百トンを運ぶ機帆船の方が利用に便利だ。
しかしこれは中央機帆船が地区機帆船と、まつたく同じローカルの荷物を運んだ場合の量でございまして、配炭公団が廃止された後、九州、山口炭というものが、この機帆船輸送にどうしてもたよらざるを得ないということになりました場合、どれだけの油がいるかということは、まだ現実に算定をいたしておりません。
機帆船の運営の状況は、九州山口炭の大半は機帆船によつておるのです。これは積上地の経済情勢とか、或いは輸送数量ロツトなど勘案して、今C・T・Sの御裁決を求めておるのであります。こういうように港を調べた結果によりますと一ケ月に五十万トンの炭が、どうしても機帆船によらなければ運べないというような情勢であります。これは吃水の問題、積上地の問題等すべてを勘案しております。
その減つたのは大部分が北海道であるといつた御説明がありましたように、北海道の一番いい石炭が減つておる、そうして比較的下級炭でありまする山口炭であるとか常磐炭が増産されておる、計画通りに出されておる、こういうような傾向になつておりまするために、今申上げました数字を更に一船産業に振当てられ、上級炭は減ずるというようなことに相成りまして、この二十三年度は非常に一般産業の方々に御迷惑を掛け、私共が一般産業の
石炭輸送、これは十分御認識だと思いまするが、石炭輸送につきまして九州、山口炭の大部分は、ある海運会社が毎月約五、六十万トンの輸送をしております。ところが地区機帆船の方は、石炭船團委員会というものを設けまして、民主的な方法でやつております。しかしその運びまする数量は、大会社の十分の一にも足らない三万二千トン、こういう数字であります。