1948-04-08 第2回国会 衆議院 鉱工業委員会 第5号
三月末のわかるかどうか知りませんが、最近の貯炭量、港頭、滯貨がどのくらいあるか、あるいは山元滯貨がどのくらいあるか、それが逐次殖えてきておるのか、減つてきておるのか、あるいはあまり変化がないものかどうか、下半期の御説明を願いたいと思います。もしお差支えでしたら、十二月からでも結構です。
三月末のわかるかどうか知りませんが、最近の貯炭量、港頭、滯貨がどのくらいあるか、あるいは山元滯貨がどのくらいあるか、それが逐次殖えてきておるのか、減つてきておるのか、あるいはあまり変化がないものかどうか、下半期の御説明を願いたいと思います。もしお差支えでしたら、十二月からでも結構です。
この山元滯貨の一掃のために、この小運搬費をどうするかという問題が起つております。この小運搬の問題につきましては、目下大藏省当局とその経費の支出について協議をいたしておるような次第であります。 次に、原木供出割当の問題について御質問がございましたが、増産対策として原木の供出割当制をとることは、一つのいい方法であると考えております。
しかるに、本年七月以降、薪炭公定價格を約二倍程度引上げたことと、また最近の輸送事情の急激な惡化のため、山元滯貨が増加いたしまして、生産者の資金手当が梗塞するにつれ、横流れの傾向が著しく殖えたのであります。これらを早急に解決するために、生産地で現物を確保する必要があるのであります。
くも家庭必需量の最低限度確保を目標に、電氣、ガス、煉炭、亞炭、薪炭等との總合的計畫を立て、緊急果斷に措置を推進すること 一、生産地に滯貨している木炭十四萬五千餘トン、薪百九十四萬五千餘層積餘を主要消費地へ結びつける山元搬出、小運送トラック、鐵道、船舶等總合的輸送調整を行い、優先措置を強力に斷行すること 一、薪炭増送に從事する夜間勤務者に對しては食糧特別加配の措置を講ずること 一、水害地帶の山元滯貨搬出
もう一つは、先ほど次官からもお話がありました通り、今度の水害によりまして、山元滯貨は、途中の山道の破壊であるとか、橋梁の流失であるとか、そういうことのために非帶に搬出が困難である。從つて人の背に背負つて運び出すというようなことをしなければ、驛頭までの搬出は困難な状況にある。
然るにこの輸送力が甚だ微弱でありまして、現在木材のごときは、約二十万石の滯貨がありまして、現状を以てしては今後ますます山元滯貨の累積によりまして、あたら腐朽せしむるのみであります。况んや將來道路の擴充をはかりまして、未利用林野の開発を期しまするには、どうしても一営利会社に依存することは殆んど不可能といわねばなりません。今回計画の國営自動車は俟つの外、これが打開の途はないものと信じます。