1997-12-09 第141回国会 衆議院 予算委員会 第10号
そういうふうなものの一つとして、先ほども質問がございましたけれども、山一オーストラリアだけでなくて、海外に幾つかのべーパーカンパニーをおつくりになったのではないか。おつくりになって、そこで処理をしてきたといったような報道もあるわけでございます。
そういうふうなものの一つとして、先ほども質問がございましたけれども、山一オーストラリアだけでなくて、海外に幾つかのべーパーカンパニーをおつくりになったのではないか。おつくりになって、そこで処理をしてきたといったような報道もあるわけでございます。
損失を海外の山一オーストラリアという現地法人を使って簿外債務処理していくというふうにしてもいいという判断は、やはり参考人がなされたということですか。
(北側委員「山一オーストラリア」と呼ぶ)山一オーストラリアの件は、私はちょっと聞いておりませんでした。 ただ、要するに、債券本部というのがございまして、そこで為替その他、いろいろ当時は自由でございましたから、取引をやっていたわけです。それで為替損が出た。
さらに山一のことについて申し上げますけれども、山一オーストラリアに為替差損あるいはディスクロージャーの損失というものをどうもつけていたようです、私は余りよくわからないけれどもそのようですと行平さんはお答えになりましたが、そういう事実はわかっているんですか、わかっていないんですか。
○楢崎泰昌君 先般、予算委員会の参考人意見聴取の中で行平氏の言を聞いてみると、二千六百億円の簿外がございました、そのうち千六百億円は国内分でございます、差額分は山一オーストラリアで欠損として累積したものでありますという御説明であったように思います。
○楢崎泰昌君 そうすると、それを隠ぺいするために山一オーストラリアを使ったということになりますね。 それでお伺いしたいんですが、いずれにしても、国内の原因、それからあり方、それから海外のあり方はわかったわけですが、二千六百三十八億円、それは九月末でおわかりになったと、締めてみたらそうなったということのようですけれども、それは今の社長は引き継ぎのときに知っていたんですかね。
○楢崎泰昌君 そして、その際にさらに、山一本体の扱った為替の損失、それが五百億円とか六百億円とか言われておりますが、そういうものを上乗せして山一オーストラリアにかぶせたということはそのとおりでございますか。
○楢崎泰昌君 そうしますと、山一オーストラリアの不良債権というのは、山一本体の運用の失敗によるところの損失、それの累積であると考えていいわけですか。