1953-07-03 第16回国会 参議院 農林委員会 第9号
○政府委員(楠本正康君) まあ何と申しましようか、若し屠場外屠殺というものでよろしいということになりますれば、極端なことを言えば簡易屠場ということは要らんということになるのであります。私のほうでは僅か十坪程度のものでも屠殺する場所を定めて、できるだけそこで検査を受け、安全な肉を自家用屠殺をしてもらいたい、こういう気持なのであります。従つて遠い近いもない。
○政府委員(楠本正康君) まあ何と申しましようか、若し屠場外屠殺というものでよろしいということになりますれば、極端なことを言えば簡易屠場ということは要らんということになるのであります。私のほうでは僅か十坪程度のものでも屠殺する場所を定めて、できるだけそこで検査を受け、安全な肉を自家用屠殺をしてもらいたい、こういう気持なのであります。従つて遠い近いもない。
屠場外屠殺はこれは近所に屠場のない僻陬の地のような場合に特例として考えて行きたいと、こういうような趣旨でごいます。従つてたとえ共同飼育したものであつても、それが大勢の人にその無検査の肉が及びますことは、それだけ危険の増大性が多くなりますからして、やはりこれらの場合には簡易屠場を利用して屠殺すべきものだと、こういうふうに考えておるわけであります。
○政府委員(楠本正康君) 只今御指摘の点は、この自家用屠殺としての屠場外屠殺の場合でございます。従いまして、私どもといたしましては屠場外屠殺というものはいろいろ危険も伴いますので、できるだけこれは抑えて参りたい気持でおります。従つてやはり自分の家族程度にとどめるべきものだという考え方であります。
○楠本説明員 屠場外屠殺にいたしました場合は、もちろん適当な場所を選び、汚物の始末あるいは食肉の解体整理、かような点はそれぞれ適当に……。