1997-04-16 第140回国会 参議院 日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会 第5号
しかし、復帰の際の行政主席でありました、せんだってお亡くなりになって県民葬が行われ、橋本総理大臣も出席なさっておりましたが、屋良行政主席は、沖縄の立場を代表して、国会に対して、政府に対して建議書を持って要請に来ました。たくさんのことが書いてありますけれども、エッセンスは核も基地もない平和な沖縄の建設でありました。
しかし、復帰の際の行政主席でありました、せんだってお亡くなりになって県民葬が行われ、橋本総理大臣も出席なさっておりましたが、屋良行政主席は、沖縄の立場を代表して、国会に対して、政府に対して建議書を持って要請に来ました。たくさんのことが書いてありますけれども、エッセンスは核も基地もない平和な沖縄の建設でありました。
そこで、お尋ねいたしたいことは、三百六十円を三百五円に読みかえる、聞きますところによりますと屋良行政主席、すなわちみなし県知事は、三百六十円以上に物価を上げてはいかない、こういうようなことを県民に指示したようでございます。そうしますと、考えられることは、三百六十円までは物価は上げてもよろしいということに、また言いかえれば解釈もできるわけでございます。
私は、屋良行政主席の建議書、あれを読んでみまして、「はじめに」と書いてあるところ、あそこには非常にわれわれの心を打つものがございます。これなぞは、あとの具体的対策はともかくとして、ぜひとも私どもが理解しなければならない事柄のように思います。
○国務大臣(佐藤榮作君) 直接のお尋ねから答えますが、ただいま屋良行政主席の持ってまいりました建議書、これは私も直接もらい、同時に、「はじめに」という項から書き起こされて各項目にわたっての詳細なものを目を通しました。その中には、もうすでにお答えいたしましたようにいままでの主張と違う部分もありますし、また、これは今日できない事柄もございます。
屋良行政主席からの要求書あるいは請願書とでも申しますか、そういうものも目を通してみると、やはり大きな代がわり、代がわりというか、それが各面に不安やあるいはいろいろの心配を投げかけておる。こういうことは見のがせないことでございますので、そういう点の解消にこれから努力していくことはなかなか大きな問題だと思っております。
洪水災害というのは、本土を含めてありますけれども、今度の干ばつ災害というのは、おそらく他県にも、また世界的にもない、沖繩だけにある災害ではないだろうかと、私思っておるわけですが、そういう意味で、ぜひこの干ばつがいかに深刻なものであるか、こういうことをまず知っていただきたい、こういう認識を持っていただきたい、こういうわけで申し上げるわけでございますが、そこで、この干ばつの救援に対しましては、琉球政府の屋良行政主席
次に、時間もございませんので、いま一つは琉球政府の財政問題ですが、たしかきのうも屋良行政主席とお会いなさって、いろいろ新年度予算の問題についてお話し合いをなさったと思うのです。特に、七二年度の予算編成にあたって財政面が非常にピンチに立っているのだ。このように予算が昨年来編成しにくくなっているその原因はどこにあるとお考えなのか。もっぱら琉政側の財政支出なりあるいは歳入歳出の問題なのか。
このあとでフェアリー民政官とも会談し、米側の感触にも触れ、屋良行政主席の言うとおり、近いうちに輸送コースの選択を終わらねばならないと考えられるのであります。問題は、安全性の確保に関して十分な配慮をなすべきであることと、それらに関して関係地域住民の納得を得るため適切な措置をとる必要があるものと認められます。輸送のコースが新規のものとなる場合には当然に経費の問題が考えられるのであります。
屋良行政主席からおそらく各議員に来ていると思います。政府にも私は届いていると思いますが、これをここで読み上げて、いかに県民が本土政府に対して強く毒ガス撤去ないし安全の問題について要請をし、不満を持っているかということを御理解をいただきたいと思うのです。 「沖繩に貯蔵されている毒ガス兵器問題に対する米国防長官の発表は、毒ガス兵器の全面即時撤去を要求する県民の要求に反するものであり、承服できない。
現地からの情報によりますと、屋良行政主席が民政官にお会いしていろいろ計画を聞いても、明らかにしていないということなんです。そういう立場で万一事故とか生命に関するような危険な事態が起きた場合に、その責任の所在、人命の保護というものはどうするのか、こういう問題もやはり現地においては現実の問題として起こっております。