1997-11-27 第141回国会 参議院 大蔵委員会 第4号
そこで、日本もその仕組みを利用するというか、乗りまして、アメリカがやっているのと同じような形での本人確認、本人確認といっても非居住者性だけなんですけれども、これをさせる。しかも、何度もしないで済むように事務負担が少なくて済むような工夫もさせていただきました。
そこで、日本もその仕組みを利用するというか、乗りまして、アメリカがやっているのと同じような形での本人確認、本人確認といっても非居住者性だけなんですけれども、これをさせる。しかも、何度もしないで済むように事務負担が少なくて済むような工夫もさせていただきました。
それに対して、委員御指摘のように、カストディアンが、ベルギーならベルギーの個人の非居住者性とか、日本から見れば非居住者というのはすぐ外形的にもわかるわけですが、本人確認に必要な各種の要素についてどう確認するかについては、それぞれの国におけるやり方もあろうかと思います。
今回提案された国外送金等調書提出制度及び民間国外債の非課税制度における非居住者性の確認制度は、これらの観点から、基本的には、対外資金取引をめぐる租税回避行為を把握し、ルールに則した公正、フェアな市場とするために必要な制度であると考えます。しかしながら、これらの制度は、国際化に伴い、国外送金及び国外からの送金を受領する国民並びに国際市場で活動する金融市場関係者に多くの事務負担を負わせるものです。
それから期間についての御質問もございましたが、これは先ほど申しましたように、いわゆる決済性の預金というものを導入しますと、どうしてもこれは、非居住者性の確認であるとか内外遮断という面で十分な対応ができなくなるおそれがございますので、少なくとも私ども今、金融機関の行うものにつきましてはオーバーナイト、それ以外につきましては二日ぐらいの預入期間を置いて、資金の出どころ、行き先というものを当該銀行が十分確認
実はこれは、確かに外為審等で本件が御審議をいただいておりましたときに大変関心があった問題でございましたが、CDというのは御承知のとおり転々流通する性格を持っておるものでございますから、こういったものの発行をこのオフショア勘定に認めますと、先ほどから申しております非居住者性の確認であるとかあるいは内外遮断という面で非常に難しくなるおそれがあるということで、CDにつきましては当面この発行を認めないということにしておるわけでございます