1966-04-27 第51回国会 参議院 外務委員会 第9号 国際的二重課税というのは、このように、居住地国課税と源泉地国課税の競合という形であらわれるのが最も多く、かつ、典型的なのでありますが、このほかにも、同じ個人や法人が二つ以上の国からそれぞれの国内法上居住者とされたり内国法人とされたりする場合に、それらの国から同時に全世界所得に対して居住地国課税が行なわれるというような、いわば、居住地国課税権の競合という形であらわれる場合、また、さらに、同一の所得が、 大和田渉