1954-10-08 第19回国会 衆議院 電気通信委員会 第27号
三、今日の行き詰まりの原因は、右二項の状況より極端に局舎建築費が繰延べられ、あるいは着手がおそすぎたため、ほとんど例外なく今日では電話局舎の増改築より始めねば、加入電話、市外電話の拡充が実施できない状態であつて、福岡電話局舎のごときその顕著な例であつて、近く完成を見るので多少の緩和を見ることができると思われますが、九州の主要都市の実態は福岡と同様の劣悪な状況にありと見てよいようであります。
三、今日の行き詰まりの原因は、右二項の状況より極端に局舎建築費が繰延べられ、あるいは着手がおそすぎたため、ほとんど例外なく今日では電話局舎の増改築より始めねば、加入電話、市外電話の拡充が実施できない状態であつて、福岡電話局舎のごときその顕著な例であつて、近く完成を見るので多少の緩和を見ることができると思われますが、九州の主要都市の実態は福岡と同様の劣悪な状況にありと見てよいようであります。
ついては、二十九年度予算には該局舎建築費を計上し、すみやかに移転新築されたいというのであります。
(「反対の理由にならんぞ」と呼ぶ者あり)局舎建築費のごとき資本的支出は、長期間に償却すべきもので、経営的料金收入から年度内に賄うことは珍妙極まる変則と言わなければならない。国鉄、電気通信等においてさえもこのような愚かしいことはしておらないのであります。