1948-05-22 第2回国会 衆議院 不当財産取引調査特別委員会 第24号
○高橋(英)委員 栗栖大藏大臣は長沼局理局長を呼ばれて、あなたが言われたようなりつぱな日本再建の道を説かれて何かしろと言つたのですか、あなたが栗栖藏相に言われたのはわかつているが、栗栖藏相はあなたの口移しで長沼局長に同様のことを言われましたか。
○高橋(英)委員 栗栖大藏大臣は長沼局理局長を呼ばれて、あなたが言われたようなりつぱな日本再建の道を説かれて何かしろと言つたのですか、あなたが栗栖藏相に言われたのはわかつているが、栗栖藏相はあなたの口移しで長沼局長に同様のことを言われましたか。
○高橋(英)委員 それでは当時の栗栖藏相があなたの方の差押えの関係を聞いて非常に興奮せられて、長沼局理局長を叱責されたというようなことが証言の上に現われているのですが、なぜ栗栖前藏相がそれほど興奮されたか、原因はおわかりになりませんか。
○高橋(英)委員 それで長沼局理局長は何か非常に不愉快な、というように感じて、翌日ですか数日後ですか、あなた方と長沼局理局長の室で会見せられたときにそういうような氣持を漏らされたことはありませんか。
これはあなたの御意見を一つ伺いたいのですが、そのときの栗栖大藏大臣は、この竹中組の税金の滯納の問題に差可えたということについて昂奪して片理局長を叱つてけしからぬと言つたというのでありますが、あなたのお考えでは、栗栖大藏大臣はこの問題についての所管を局理局長の所管だと考え違えるほどのお方だとお考えになりますか。