2020-02-25 第201回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
具体的には、来年予定の尾瀬沼ビジターセンターのリニューアルオープンや、本年四月から国立公園利用企画官の配置によるプロモーションの強化など、尾瀬の魅力向上に努めるとともに、引き続きニホンジカ対策にも取り組んでまいりたいと考えております。
具体的には、来年予定の尾瀬沼ビジターセンターのリニューアルオープンや、本年四月から国立公園利用企画官の配置によるプロモーションの強化など、尾瀬の魅力向上に努めるとともに、引き続きニホンジカ対策にも取り組んでまいりたいと考えております。
このため、尾瀬国立公園におきましては、平成二十年度に策定いたしました尾瀬国立公園シカ管理方針に基づき、群馬県を始めといたしまして関係機関と連携しつつ、尾瀬ケ原や尾瀬沼において、環境省直轄の捕獲事業と植生被害の実態調査、鹿の移動経路調査などを実施してございます。
尾瀬ケ原、尾瀬沼のところに道路ができようとしていた。 当時、北海道新聞の記者をやめられた方が地元に戻ってその山小屋を継いでいたんですけれども、とにかく、環境庁ができたころの話ですから、この道路をとめるということはできないと。万策尽きて、この方が、わずか就任二週間ぐらいの大石武一さんのところに直訴に行くわけです。
○政府参考人(星野一昭君) 環境省におきましては、例えば尾瀬国立公園、現在は尾瀬ケ原、尾瀬沼の周辺にも鹿が出没してございますけれども、こういったところの問題に対処するために、鹿に発信器を付けて移動のルートを解明する、そういった取組をしているところでございます。北海道においては北海道庁でそういった取組を、全ての地域ではございませんけれども、やっております。
この協議会の議論を踏まえまして、本年度から、尾瀬沼に小型の囲いわなを新たに設置するとか、あるいは群馬県、福島県における鹿の個体数調整事業の支援を行う、こういったことなど、関係行政機関、団体との連携をより密接にしながら、捕獲を軸とする対策強化に取り組んでおるところでございます。
また、標高が一千六百六十メートルの尾瀬沼や、あるいは一千四百メートルの尾瀬ケ原は本州最大の高層湿原でありますし、国立公園の中でも多様で美しい自然と希少な生態系を有しておりまして、そういった意味では動植物が生育する環境としては極めて整っているわけでありますし、さらに学術価値の高い自然の宝庫であることは周知の事実でありますけれども、こういったある意味ではユニークな特異な湿原でありまして、日本の自然保護の
要するに、尾瀬沼ではいろんな資材をヘリコプターが運んで、そしてその資材に全部、種や草が一杯付いてくる。すなわち、いろんな峠の入口では靴に付いている、登山道に付いているいろんなあれを除去してもらって、一生懸命払ってもらって一生懸命入っているけれども、しかし、今いろんなキャンプ場や様々な建設をしているときに、ヘリコプターで突然資材が上から降りてくる。
尾瀬沼も、先ほどお話しのように尾瀬沼が大変汚染をされた。周辺の小屋の人たちがいろんな廃棄物や廃油を捨てることによって富栄養化になって、そしてどんどんどんどんいろんな魚が増えて、形態がまるっきり変わってくる。すなわちそういう自然を、ラムサールの指定地や、その特別指定地域に人間が、意図的ではないにしても、便利に利用して破壊している地域があります。
特に、尾瀬沼なんかは周辺の民宿や様々な問題が、その圧力を掛けて、自分たちがあそこに入るためにお客を呼んでいる、そういう仕組みが一杯あるわけでありまして、結局そういう、長蔵小屋の部分もそういう部分の中から結局違反が起こったり様々な問題が起きているわけであります。
○藤木委員 きょうは、本年七月十七日に当委員会が調査を行いました尾瀬沼にある有名な長蔵小屋の不法投棄問題等、自然公園内でのごみの不法投棄問題について質問をいたします。 自然保護の象徴的な存在として知られる長蔵小屋は、自然公園法に基づいて環境大臣から認可を受けて公園事業を執行している公園事業者です。
日光国立公園の尾瀬地域は、福島、新潟、群馬の三県の県境に位置し、本州最大の高層湿原である尾瀬ケ原を初め、尾瀬沼やそれを見おろす燧ケ岳、雪解け後のミズバショウや夏のニッコウキスゲ、秋の紅葉などの美しい自然景観が人々に深い感銘を与えており、年間五十万人近くの人が訪れる、まさに我が国を代表する自然景観を有する地域です。
○阿部幸代君 私も登山についていろいろ勉強しまして、尾瀬沼を守った長蔵小屋三代の記録とか、それから今北アルプスで三俣山荘の撤去命令が出ていて、それは不当だというそういう人たちの記録だとかいろいろ読んでみました。それで改めて知ったんですけれども、日本の登山文化というのがボランティアによって支えられているというその特徴、それをよく知ることができたんですが。
環境庁の説明の中に、尾瀬沼にシカが入り込んで、非常に尾瀬の植物保全をしてきた地域がシカによって荒らされる被害が出ていることを危惧するというようなことが言われております。雪の降るところには普通は生息しない、そういう地域に、尾瀬というところは雪深いところというふうに思いますけれども、そこに夏場だけシカが入り込んでくるということでございます。
湖沼の水質指標として最も代表的なCOD濃度で申し上げますと、琵琶湖は国立公園内にございます阿寒湖や尾瀬沼と同じレベルの濃度の比較的きれいな湖の一つでございます。しかしながら、生活環境項目に係る環境基準の達成状況から見ますと、北湖の燐のみが達成しているだけの状況でございます。
しかし、例えばこの尾瀬沼のあの広いところと、それから裏側の日光の国立公園、この二つを管轄するレジャーの方は二人なんですよ。尾瀬沼の場合には、六割を東京電力がそもそも電信柱の林野として確保していましたから、あそこは大企業ですから、こういう自然環境整備のために幾らでもお金を出せる。
先生御指摘のとおり、確かに近年、利用者の増大等によりまして尾瀬沼の水質もかなり汚濁したり湿原の生態系が変化するなど、いろいろ問題が生じております。
○眞鍋政府委員 先ほど申し上げましたとおり、尾瀬沼の水質を守っていくというふうなことは、自然起源のものにつきましてはやはり自然のままといいますか、そういうことで、自然保護というふうな観点からもそのままでいいんだろうと思います。
○眞鍋政府委員 尾瀬の水質基準の問題でございますが、尾瀬沼は腐植栄養湖というふうなことで、人為的な汚れのほかに自然に由来する有機物が存在するわけでございます。そういうことで非常に、基準をつくるときに、どういう基準をつくればいいかというふうなことで、いろいろ群馬県あるいは福島県において議論があったのは先生今御指摘のとおりでございます。
現状ですぐに尾瀬沼、尾瀬ヶ原が汚濁されているとまでは申し上げませんが、今のような排水処理を続けているととんでもないことが起こるという危惧から、ぜひ従来方式とは違ったかなり高密度な排水処理をしたいと私ども思っております。
これも先ほど御質問があったようですが、あそこは御承知のように標高千四百メートルというのが尾瀬ガ原で、それから尾瀬沼が千八百。世界にも珍しい高層湿原ですか、非常に貴重な動植物あるいは景観があるわけですね。国立公園の特別保護地区とか言うそうですが、私もあそこが好きで、もう三十年来ずっと、毎年とはいきませんけれども行っておりますが、最近私は、最初行ったころより湿原が少し枯れてきておるような気がする。
○山内政府委員 ただいま尾瀬沼からの取水を一つの例といいますか、基本的な問題として御指摘になったわけでございます。 確かに先生のお手元の資料でもそのような計算かと思いますが、ごく最近をとりますと、これは雨量の関係もあるようでございますけれども、大体流入量の七割ぐらいの時期も続いているようでございます。
ただ、これも御案内のように、尾瀬沼の方には電力も引いてあるので割合電気を使った排水処理ができるけれども、尾瀬ケ原ではそれができないという基本問題もございますが、御指摘のとおり、やれることは手をつけるという点につきましては今後とも十分努力をしてまいりたいと思います。
さらに、東京電力が尾瀬沼から水を取って、本来尾瀬沼の中は尾瀬ケ原を通って福島県側に流れるわけですけれども、それをトンネルでもって抜いて群馬県側に現在流しているわけです。取水を行っている。
それはそれとしまして、尾瀬沼というものが何といっても会津、新潟ないしは群馬各県にわたって欠くべからざる大自然の根源であります。
それから尾瀬沼分水でございますが、これは先生よく御存じのように、大正年代に実は一度水利処分がなされておるものでございます。やはりこれも自然保護との調和が大変大事な問題のようでございます。
尾瀬沼分水につきましては、お話にございましたように、分水ということになりますとなかなか難しい問題でございますから両県十分協議をしなければなかなか結論が出ない、かような認識であります。 さて、関東、東京都の水でありますが、気象庁からも今お話がございましたが、建設省といたしましても心配をいたしております。
○坂上委員 さて、両大臣おられますし、また河川もおられますし、水資源部長もおられまして、私は事あるたびに同じ問題を提起をしておるわけでございますが、御存じのとおり、信濃川分水関東送水という問題、それから尾瀬沼分水という問題が世上言われておるわけでございます。どうも政党政派を乗り越えまして、地域的な対立になろうといたしておるわけでございます。