1987-10-26 第109回国会 参議院 決算委員会 閉会後第5号
二番目に町議会が別件疑惑の追及、尾形代議士の告発など自治体問題にあるので、地元がよい。しかし、それなら着手をしたそのときから予想されることであって、極めて不自然である。一線検事の士気に影響していないか。これでは検察の使命感が薄れ、事なかれ主義に陥っているのではないかという問いに六割の第一線検事が肯定的に答えたというが、全くそうだと思う。
二番目に町議会が別件疑惑の追及、尾形代議士の告発など自治体問題にあるので、地元がよい。しかし、それなら着手をしたそのときから予想されることであって、極めて不自然である。一線検事の士気に影響していないか。これでは検察の使命感が薄れ、事なかれ主義に陥っているのではないかという問いに六割の第一線検事が肯定的に答えたというが、全くそうだと思う。
○佐藤三吾君 捜査中ですから、口がかたいわけですから、これ以上なかなか答弁しないだろうと思いますけれども、しかし、今もまたの中で言われておるのは、尾形代議士が現職の国会議員であるということを理由にして政治的圧力が加わって、検察庁自体が東京地検から福団地検に移送したんじゃないかとか、もしくはそこに手心が加えられるんじゃないか、こういうようなのがしきりに私どもの耳に入ってくるわけですがね。
それらについては尾形代議士から事情聴取や花房収入役の事情聴取、こういったものについては具体的にやられておると、こういうことですか。
ところが、その新聞を見た現尾形代議士は全くこれは作り話だと、収入役が自分の立場をかばうための作り話だということを記者のインタビューでやったわけですね。記者が、マスコミが憶測で書いたというなら別です。
○渡辺四郎君 それは、今申し上げました税金、住民税以外の問題、いわゆる苅田町で実施をされた霊園工事の請負代金の支払い問題と職員採用試験に絡む問題ですが、その百条委員会の報告に基づいて町議会が、いわゆる証人として喚問をした当時の町長である尾形代議士が出頭した、出頭しなかったという争いになりました。不出頭ということで福団地方裁判所に告訴しておることは御存じですね。
○渡辺四郎君 その後尾形代議士が、町議会で告訴することに賛成をした十一名の町会議員の皆さん方を謹告罪で告発しておること御存じでしょうか。
○佐藤三吾君 だからそういうものも含まれていくわけですが、町議会は七月二日、きょう尾形代議士を告発しましたね。地方自治法百条の九項によって告発した、こういうふうにしておるんですが、これはどう処理しますか。
それからもう一つは、解明に当たっては、当時の町長でありました尾形代議士を、犯罪の容疑とかなんとかじゃなくて、直接呼んで事情を聞かれるのがこの問題の解明のためには一番じゃないか、当然なことだと、こう思うのであります。この地域の住民も当然そう思っておる、これが常識だと思うんです。この点については尾形さんから事情を聞かれるつもりはないのか、お伺いをします。
○諫山博君 きのう、尾形代議士の側近と言われる人が死亡しました。新聞では焼身自殺と書かれております。大体、大きな汚職事件のときにはかぎを握る人が途中で亡くなるという例が多かったと思います。この人のいわゆる焼身自殺にもそういう疑惑が広く持たれているわけです。