1995-03-15 第132回国会 参議院 予算委員会 第14号
問題は、例えば災害が起きたとき、特に大震災の場合、今回の神戸もそうですし、私の方は今を去る百年前に濃尾大震災が起きました。明治百年過ぎましたけれども、一番大きな震災は我が方の濃尾大震災、それからその後の関東大震災、それから今度の阪神・淡路大震災、この三大地震だと思うんですよ。私の方も随分大変な被害を受けました。
問題は、例えば災害が起きたとき、特に大震災の場合、今回の神戸もそうですし、私の方は今を去る百年前に濃尾大震災が起きました。明治百年過ぎましたけれども、一番大きな震災は我が方の濃尾大震災、それからその後の関東大震災、それから今度の阪神・淡路大震災、この三大地震だと思うんですよ。私の方も随分大変な被害を受けました。
日本は明治維新以来、私の方の濃尾大震災も想像を絶する空前の大震災でありまして、有名な根尾谷断層に象徴される大震災がありました。その後、今から七十二年前にまた関東大震災が起きました。
大へん古い話ではありますが、明治二十四年、第二回帝国議会において、濃尾大震災の惨状について、以下のことが述べられています。すなわち、「此の惨状よりして之を言へは地震は大戦争より最も大患大災の国難と謂ふも誣言に非るなり而して此の風災国難は之を既往に徴するに将来免かれさるの厄災なれは之れか予防の策を講して国民の生命財産を保護するは国家最大の義務なり。