1997-04-16 第140回国会 衆議院 大蔵委員会 第14号
それと、簡易で確実な少額預貯金制度ということで郵便貯金制度がスタートしてきております。民間市場との整合性を保ちながらということですから、最高額が一千万を超えない、こういうことと承っておるところでございます。 いずれにいたしましても、政府事業のあり方、国がどのような機能を果たすべきことなのかとの観点から、聖域なく検討が今後も行われていくということであります。
それと、簡易で確実な少額預貯金制度ということで郵便貯金制度がスタートしてきております。民間市場との整合性を保ちながらということですから、最高額が一千万を超えない、こういうことと承っておるところでございます。 いずれにいたしましても、政府事業のあり方、国がどのような機能を果たすべきことなのかとの観点から、聖域なく検討が今後も行われていくということであります。
○三塚国務大臣 市場原理ということになりますと、これは郵便貯金が長年の経過の中で少額預貯金、それを有利確実に運用して還元をしていかなければならないという視点で、財投資金、こういうことで来ておるわけであります。
なお、その最も大きいのが、例えばマル老、老人の少額預貯金の利子の非課税であるとか、あるいは生命保険料控除といったようなもの、これが約八千億ございます。それから、例えば住宅関係で五千億といったようなものが大きなものでございます。
第一は、高額所得者により多く発生するキャピタルゲインが原則非課税なのに、マル優廃止によって少額預貯金は課税されるという不公平。第二は土地税制における土地評価のゆがみ、すなわち土地保有税が余りに軽過ぎる問題があります。このことは、土地を資産として魅力あるものとし、利用転換を妨げ、土地問題の大きな原因になっております。
むしろ、四月一日から少額預貯金にまで二〇%課税となり、原則非課税のキャピタルゲインとの間で不公平は拡大しております。政府としてはこれら不公平税制の是正には少々の反対があっても本気で取り組むべきと思うが、決意をお伺いしたい。特に、キャピタルゲイン課税については、原則課税の方向が与野党初め国民の世論となっていると思いますが、総理の決意をお聞きして質問を終わります。
○中村(正男)委員 今回のこの所得税法の一部を改定する法案につきましては、政府原案としては一兆三千億円の減税と同時に少額預貯金の非課税制度の廃止、いわゆるマル優廃止がセットで提出をされてきたわけでございますが、この非課税貯蓄制度の廃止については、既にもう何回ともなく言われておりますように、さきの国会で売上税の導入を初めとする一連の税制改革法案でございまして、これについては与野党合意でもって次の臨時国会
そうして堂々と少額預貯金の課税については、郵政省も主張されているように、増税と同じである、新しい税金をつくったと同じだという意味の主張というものを私はされるべきだというふうに思うのであります。 したがって、それを具体的に証明する方法というのが今現在出されているようには思えない。
この前もちょっと私どこかで申し上げた記憶がございますが、新規の財源としまして少額預貯金が去年の暮れからことしの春にかけて大激論がありまして、そして、大蔵省の意見が通るやに見えたものが通らずに終わった、こういう経過、これは竹下大蔵大臣に御同情申し上げなきゃならぬのかもしれませんが、しかし、今のああいった預貯金に絡む問題は、とにかく物から金にどんどん皆さん方のニーズが移動し、金融機関もそういうふうになっている
第一の、早期増収策に結びつけるために改善すべき現行税制の欠陥は何か、といえば、その一は、現行所得税法第九条の二の郵便貯金の利子所得の非課税規定や、第十条の少額預金の利子所得等の非課税規定を、その条文制定の原点に返って見直しをすれば、それらの少額預貯金の利子等の非課税の恩典は正確に守ってやりながら、この制度の逆手をとってこれを脱税の隠れみのとしている人たちからは、別に増税をせずに、源泉分離課税の三五%
○参考人(飯塚毅君) ただいまの赤桐先生の第一番目の問題は、少額預貯金の利子等の取り扱いの問題、それから営業届の問題、それから申告書不提出者の罰則問題及び百二十条をもっと簡素化しろという問題、これだけで十分なのかというお問 いかけだと思うのでございますが、実は時間が制約されておりましたのでそれだけしか言わなかったのです。本当のことを言うと、まだ画竜点睛を欠いておる。
まず第一点としましては、この中で述べておられますのは、早期増収策に結びつけるために改善すべき税法の欠陥として、少額預貯金の利子などの取り扱い問題、それから営業届の問題点、申告書不提出者の罰則問題、さらにまた所得税法の百二十条改正の問題、これらについて具体的に述べておられるわけでありますが、ここで大きな成果を指摘されております。
その高額預貯金者の不正悪用を締め出さないかぬということで、他の多くの善良な低所得者がこつこつとためていく少額預貯金そのものに今度は課税をしていく、公正に正しくそのことを利用している人たちにも利子に課税していくというやり方、私は全くこれは弱い者いじめの不公正な政治という以外の何物でもない、大きな憤りを感じるんですね。
特に今日、少額預貯金者の金利を守っていくという至上課題を持っておる立場としては、これらの動静には重大な関心を持っております。しかも金利の自由化、金融の自由化ということは、一口に申せば大体日銀のガイドライン、そして今金利調整法に基づく形での市中金利の設定の方式、これらの枠が取っ払われるということを意味すると思います。
そういった形の中での運用でございますので、私に言わせますと、そういったこと等もあり、今日の金利の自由化体制の方向もあり、我が方も責任を持ってお預りしておる本当に汗とあぶらの結晶である少額預貯金の運用というものを自主的に運用させていただきたいということで、かねて折衝しておるところでございます。そういう点におきまして、また先生の御理解と御支援をお願いいたしたいと思っております。
そういうことでございますので、私たちは、まず第一にそういった少額預貯金者の貴重なお金をお預かりしているこの金利は何としても立派に確保しなければならぬという根本命題と同時に、他方それが使われている財投原資としての大きな役割を考えながらやっていかなければいかぬというところに今日郵便貯金の当面している非常に難しい問題点があるわけでございます。
ここで郵政省にちょっとお聞きしますが、郵便貯金もその対象になるわけでございます少額預貯金、現在三百万円まで非課税でございます。これに税金がかかると言ったら、郵便貯金は運営できますか。財投でもって七・一で回してもらって、そして現在の利子にまた税金がかかって、それから国民の方に支払っていく、これでは国民はどんどん郵便貯金から離れていくわけです。
要するに現在の預貯金は全部一律に三五%源泉徴収しちゃえ、そうしといて後はいわゆる所得税法九条、所得税法十条、郵貯法十条等のいわゆる少額預貯金あるいは少額の証券、こういうものの利子配当はちゃんと還付してもらったらいいんだというんだ。非課税分だけちゃんと届け出て還付してもらったらいいんだ、そうすれば残るやつは大体二兆円を超えるというのは、二人で意見が一致した点でございます。
の果たす役割りによりまして、あるいは経済の維持、拡大を図る、あるいは加熱した経済の抑制を図るということのためには、金利を弾力的に動かすということが最も重要であるというようなことからまいっていると思いますし、また少額貯蓄、どの辺で線を引くか、切るかという問題もございますが、現在ではかなり預貯金も少額のものが多くなっておるというような状態にございますので、そういったような意味合いでは、金利政策自体に少額預貯金
特に、このグリーンカード制についていろいろ言われておりますが、少額預貯金者の保護という姿勢については、これは崩していただきたくない。実施面に当たってはいろんな問題点があるのはわかっておりますが、その基本的な部分についてこれを間違いなきように運用していただきたいと思うのでございますが、最後に御決意を承りたいと思います。
○説明員(吉岡博之君) わが国で、零細預金の保護という面では、先生おっしゃいますように、少額預貯金の非課税制度とか、福祉年金の受給者に対する福祉預金とか御説明あったわけでございますが、いろいろそのほかにも勤労者財産形成貯蓄というような話もあろうかと思います。
第一に、政府は、景気回復を促すためとして、公定歩合を一%引き下げ、これと連動して預貯金金利をも引き下げることとしておりますが、これら一連の金利引き下げ策は、企業家心理を刺激できたとしても、総理府統計による消費者物価指数は、東京都区部における三月の対前年同月比九・三%であり、物価高はそのままで、勤労国民にとってかけがえのない生活資金である少額預貯金の金利を引き下げることは、何としても納得できません。
そういういろいろな点を勘案しますと、どうしてもそういう中では中小企業向けの金融制度について、もう一つはっきりとした制度的な保障や確立をはかる必要があると思いますし、それからさらに大衆の少額預貯金の金利については、こういう金利の弾力化からやはりはずして考える、あるいはその他の社会保障的な、福祉的な要素というものを十分考慮しなければならないというように考えるのですけれども、こういう点について最後にひとつ
○小山(長)委員 それをお考えになって、しかも片方の案、いわゆる少額預貯金の分を所得から減免するという方法は、資本蓄積のためによくないとか、あるいはこちらの方が資本蓄積のために有利であるとか、その比較考量はどういうところから出て参りましょうか。