1951-03-08 第10回国会 参議院 予算委員会 第22号 故にこの点に向つてできるだけのことをしておりますが、併し私の申すのは、初めからして單独講和若しくは少数講和でいいと言つておるのではない、只今お示しの通り全面講和ができれば結構である、併しながらできない場合にはたとえ一国といえども平和関係に入つてそして日本としてはこの一国に対しても、二国に対しても、独立国としての行動の自由を得たい、そう考えるのが当然で、これが常識であると思うので、何の材料もなくしてもこう 吉田茂