1979-06-05 第87回国会 参議院 外務委員会 第15号
南アフリカの事態というのは、御承知のように白人の少数独裁政権だというふうに言われて、そして大変狭いところに黒人の人たちが強制収容される、移住の自由も居住の自由も結婚の自由も全く差別されて認められておらないという大変な事態があるわけですから、こういう問題に関してどういう態度を今後とっていくかということは私は真剣に考えていただきたい問題だろうと思うんです。 それからもう一つはチリの問題です。
南アフリカの事態というのは、御承知のように白人の少数独裁政権だというふうに言われて、そして大変狭いところに黒人の人たちが強制収容される、移住の自由も居住の自由も結婚の自由も全く差別されて認められておらないという大変な事態があるわけですから、こういう問題に関してどういう態度を今後とっていくかということは私は真剣に考えていただきたい問題だろうと思うんです。 それからもう一つはチリの問題です。
憲法が多数決原理を基本線として認めて日本の政治が行なわれる、共産党は少数独裁を目ざされるのですからたいへんなことだと思って心配しております。
(「多数の独裁じゃなく少数独裁だ」と呼ぶ者あり)一〇%ぐらいの世論の支持でどうしてあなた政府が……、それは鳩山さん自身が個人ですよ、たとえ世論一〇%であっても。自分はこの憲法は変えなければならないと思うからということで、あなたが個人で家の書斎で研究されるのはそれは勝手でしょう。
ナチが拡張正犯論を振りかざして、あのような暴政を行つたのも、結局ナチの少数独裁権というものを補強するための政策であつたことは、今や明らかである。その当時はおそらく政府委員の皆さんも、あのナチの観念が正しい、やり方が正しいということを謳歌された人であるかもしれないけれども、今日にしてみれば、あれは間違つておることは、これはもうほとんど政府委員といえども異論はないでしよう。
而もこれが日本の金融界において、設備資金の上においては圧倒的な勢力を持つて来るのではないかと私は想像いたしますが、そういう場合に、何よりも経済の民主化が叫ばれ、金融の民主化が叫ばれる際に、少数独裁制をとるような考え方には一般国民の将来の融資、この融資は長期資金であつて、いずれも設備資金であつて将来の見通しに立つての貸出のみをやる場合ですから、まあ神様のような総裁が現われて来れば別ですが、そうでないと
○下條恭兵君 責任態勢を明確にするということに対しては、これは戦時金融から、復興金融金庫の先例に鑑みて必要なことでありますから言うまでもないことでありますが、併し又少数独裁態勢をとりますと、私が今指摘しましたような疑惑を世間から受けることは事実であります。
最大多数の最大幸福を意味する政治理念をもたれる方が、この少数独裁を意味する法案に賛成せられるということは、どうもおかしい。この点について、どう考えられるか。 第三点は。わが國の現状よりして、政治のあり方は國際情勢とにらみ合せなければならない。