2000-11-24 第150回国会 参議院 法務委員会 第9号
それで、まず提案者に私は基本的なことをお尋ねしたいんですが、現行の少年法、いわゆる少年の更生ということを中心にした今の少年法あるいはそれを実行しておりますそうしたさまざまな少年院等の施設、これは私は非常に有意義に機能していると思うんですが、提案者はその点はどのようにお考えなのか、ぜひお聞かせいただきたいと思います。
それで、まず提案者に私は基本的なことをお尋ねしたいんですが、現行の少年法、いわゆる少年の更生ということを中心にした今の少年法あるいはそれを実行しておりますそうしたさまざまな少年院等の施設、これは私は非常に有意義に機能していると思うんですが、提案者はその点はどのようにお考えなのか、ぜひお聞かせいただきたいと思います。
私どもも、総じて少年院等々そこらの保護観察施設における少年への矯正の方法、またその他の社会の規範との関係の教育等々が幾つか幼年時代に欠落していたとか、またそういった環境に全くなかったとか、いろいろなそれまでの育った環境の違いもあるんだとは思いますけれども、他の人と一緒に生活をしていくという基本的なところ、人間はひとりじゃないんだということでみんなと一緒にやっていかなきゃいかぬということ等々の、生活を
また、平成十年に法務省から刊行しました少年院等の現場から少年非行をとらえた「現代の少年非行を考える」という冊子がございますが、これにおきましてもおおむね同様の事柄が指摘されておりまして、その対策としては、人と人とのつながりを通じて少年たちに対して自分が必要とされているという実感を持たせるということが大切だと。
少年院等でもそういう研究はなされていると思います。そういう被害者の方々の心の痛みを救うというような方法としても、刑罰の方がいいのか、あるいは保護処分の方がいいのかということについては、十分お考えいただきたいというよりは、私は、これまで重ねてきた保護主義の実績の方がより有効であろうというふうに信じているわけでございます。
さらに、事件が終わった後におきましても、調査官がその成績の視察をする、例えば少年院等に行っている少年について状況視察をするということもあるわけでございまして、そういった意味合いにおきましては、事件の受理から、その後、少年の最終の更生に至るまでの間、目を配っている立場にある、このように御理解いただければと思っているわけでございます。
しかし、私の実務経験から申しますと、少年自身が自分の事件の重大さだとか被害者の痛みの深さだとか責任の重さというものを自覚するのは、家裁が調査、審判でかなり働きかける、あるいは、長期にわたって保護観察所あるいは少年院等で個別的に指導、教育が行われた結果、自分のやった事件の重みを自覚する、そういう例が非常に多いというふうに痛感しております。
○臼井国務大臣 委員も御承知のとおり、私どものいわゆる刑務所等の取り扱いと少年保護における少年院等の取り扱いというのは極めて対照的であるというふうに私は考えておりまして、そういった意味で、少年の健全育成のための配慮というものは、私は、そこに働いている職員の気構えも極めて違う、すばらしいものがあるというふうに感じておりまして、そういう点については、自信を持って現場の状態というものはお知らせできると思っております
また、ちょうどそのころでございますけれども、少年非行につきまして、鑑別所あるいは少年院等に収容されている少年のいろいろな、これは全数ではございませんけれども、サンプル的に、どういう人格特性を持っていると考えられるかなど、犯罪、非行の動機その他からの分析をしたところでございます。
これからの特に少年院等の矯正施設には、こういう大人の思いやりというのが必要なのではないかと思います。やはり老朽化した建物では十分な矯正目的を達し得ないのではないかと思いますので、特にまず少年院施設の整備といいますか、建てかえとか含めまして、これを大臣にぜひお願いしたいわけですけれども、大臣はいかがお考えでしょうか。
予算の関係ももちろんありますけれども、こういった入国管理局や、それからまた少年院等も、この間愛光女子学園に行かせていただいて、少年たちの生活環境としては大変いいところで、そういうところは少ないんですね。私たちも応援しますけれども、そういうものを法務省としては改善していく努力をぜひともやっていただきたいと思うんですが、このあたりは大臣にお答えいただくとよろしいんでしょうか、お願いいたします。
それから、さらに重要な仕事としては、対象者がまだ矯正施設、刑務所、少年院等に在監している間に釈放された場合に、本人がスムーズに社会復帰できるように、家族との関係あるいは職場との関係等、間に入っていろいろ調整する仕事がございます。環境調整と我々申しておりますが、それが第二の重要な仕事でございます。
少年院等で伺いますと、少年院の場合には、心理ですとか非常に専門的な教育を受けられた専門職の方が多く配置されておりますし、また一時少年犯罪がやや少なくなったという傾向があったかと思いますが、職員が不足しているというふうには私も承知をしていないわけでございますが、問題は一般の刑務所であろうかと思います。
いわゆる監獄とか代用監獄、あるいは少年院等への選挙公報の配布、周知、こういうものについてどのように行われているのか。適切に行われているのかどうか、また投票が行使できるのか、その辺についてもお聞きしたいと思います。
第三は、少年院等に配置されている法務教官の待遇改善の問題であります。その多くが教員の免許を有し、少年少女の矯正・改善という困難な教育業務に携わっているにもかかわらず、一般の教育公務員に比して待遇面に格差があり、早急に是正措置をとるべきものと思われます。 なお、釧路地方法務局の新庁舎建設につきましては、昨日成立しました補正予算で財政措置がなされましたことをつけ加えさせていただきます。
まうか、また、家族、親戚その他の環境の調整でございますとか、もっと踏み込んで、友人関係等々で犯罪が再び起こらないかどうか、大変そこらまで立ち入って親切にお世話をいただき、かつ、給与がなく、先ほどのような実費給付で支給であるというようなことでございまして、私どもも保護司さんのなさっておられる役割を大変高く評価をしておりますし、今幾つかの業務を申し上げましたが、もう一つ、保護司さんとして、特に刑務所、少年院等
これは少年法の規定で御案内のとおり、我が国では二十歳以下の者が少年である、そういう少年につきましては非行事件を起こしました場合には原則としていわゆる保護処分ということで少年院等に収容されるということになるわけでございます。
犯罪者及び非行少年の社会復帰及び再犯防止につきましては、国民各層の幅広い参加、協力を求めながら、刑務所、少年院等矯正施設における施設内処遇と更生保護機関による社会内処遇を一層充実強化し、相互の有機的連携を図る等、社会情勢、犯罪情勢の変化に即応した有効適切な処遇及び措置を実施してまいりたいと考えております。
犯罪者及び非行少年の社会復帰及び再犯防止につきましては、国民各層の幅広い参加、協力を求めながら、刑務所、少年院等矯正施設における施設内処遇と更生保護機関による社会内処遇を一層充実強化し、相互の有機的連携を図る等、社会情勢、犯罪情勢の変化に即応した、有効適切な処遇及び措置を実施してまいりたいと考えております。
三番目に、これは法務大臣にもお尋ねをしますが、きょう文部省の説明員としておいでをいただいております方にもお尋ねをいたしたいと思いますが、法務大臣が非常に気を使っておられます非行少年の問題について、少年院等矯正施設による施設内の処遇と更生保護機関による社会内処遇を一層充実強化する、こういうことを打ち出されておりまして、これは非常に結構なことでございまして、大きく期待をさせていただきたいと思います。
○今岡政府委員 矯正施設、刑務所あるいは少年院等で行っております宗教的な活動といいますと、私ども宗教教誨と呼んでいる活動がございます。
犯罪者及び非行少年の社会復帰及び再犯防止につきましては、国民各層の幅広い参加、協力を求めながら、刑務所、少年院等における施設内処遇と更生保護機関による社会内処遇を一層充実強化し、相互の有機的連携を図る等、その効果を高める措置を講じてまいる所存であります。
犯罪者及び非行少年の社会復帰及び再犯防止につきましては、国民各層の幅広い参加、協力を求めながら、刑務所、少年院等における施設内処遇と更生保護機関による社会内処遇を一層充実強化し、相互の有機的連携を図る等、その効果を高める措置を講じてまいる所存であります。
矯正関係では、当管区内には刑務所、拘置所、少年院等、合計三十八庁の矯正施設が設置されており、収容人員は約一万二百人に達し、職員はこれら施設の適切な管理運営に精励いたしております。今回、私ども派遣委員は、このうち和歌山刑務所、奈良少年刑務所及び京都拘置所の実情を視察いたしました。