1949-05-13 第5回国会 衆議院 法務委員会 第20号 被害者が鎌田でありますならば、鎌田はきわめて凶惡なる犯人であり、指名手配中の者であつて、逮捕状を持つて執行に参つたのでありますから、警察官等職務執行法第七條の規定によりまして、これに対して拳銃を使用いたしましても全然問題がないと言い得るのでありますが、遺憾ながら射殺いたしましたのは鎌田ではなく、少年樋口でありましたので、ここに何と申しましてもあやまつて人を撃つたという過失は、業務上の行為でありましても 中川惇