1978-10-12 第85回国会 参議院 外務委員会 第2号
それから、日本政府は、小麦を年間五百五十万トン程度輸入し、そのうち三百万トンはアメリカ合衆国から得ているのでありまして、小麦輸出国としてのアメリカにとっては得意筋であります。問題は日本の問題ですが、日本の食糧は、国民はいままで主として米食でありました。
それから、日本政府は、小麦を年間五百五十万トン程度輸入し、そのうち三百万トンはアメリカ合衆国から得ているのでありまして、小麦輸出国としてのアメリカにとっては得意筋であります。問題は日本の問題ですが、日本の食糧は、国民はいままで主として米食でありました。
○渡部(一)委員 先日、外務省の招きでジョン・H・パロット国際小麦理事会事務局長が十月十四日、霞が関の外務省におきまして「世界小麦情勢」という題で説明された際、本年は四億トンを超える大豊作になるかもしれないという見通しを明らかにされましたが、そのときに、主要小麦輸出国の生産余剰はますます大きくなる反面、発展途上国及び社会主義国の小麦不足は一層深刻になるとの見通しを述べられたようでありますが、そうした
○森元治郎君 ソビエトは小麦輸出国ということでずっときたんだが、ときに輸入国になったりするんですか、協定上輸出国、輸入国という厳然たる区分けして論議しているんでしょう、立場をはっきりして。ソビエトの場合は、両刀づかいみたいなんだが、どうなんですか。
これにつきましては、フランス、オーストラリアあるいは米国、カナダ等、このいわゆる主要小麦輸出国の値引き競争でもってこれは有名無実化したことは、先ほど来いわゆる国際小麦戦争として知られておるわけでありまして、このために六九年十一月、国際農業生産者連盟は、その総会のときに国際穀物協定の再建強化、このことについて各国政府へ勧告すべき旨の採択等がなされたのでありました。
しかも、聞くところによりますと、小麦輸出国のことはとにかくとして、北欧とか西独等の輸入国も全部同じ方針で、全く日本一国だけが孤立しているようにも報ぜられているのですが、どう対処されようとするのか、この辺をひとつ伺わせていただきたい。
長期的にはどうかということになりますと、このたびの小麦輸出国の希望なり主張なりから判断をいたしますと、これは増産を背景にしていろいろな主張をし、いろいろなことを考えておるわけでございますから、長期的には相当の増産が行なわれるであろうというふうに私は予測をいたします。したがって、その結果、長期的に見て価格が必ず上がると考えなければならないかどうかには問題があろうと思います。
この協定の目的は、公正な安定した価格で小麦輸出国には市場を、小麦輸入国には供給を確保することで、一九四九年三月二十三日にワシントンで署名され、その存続期間は約四カ年後の一九五三年七月三十一日までと定められており、加盟国は現在までに四十六カ国で、この協定に基いて取引される小麦量は世界における小麦取引員の全体の約七割になつております。
本協定の目的は、公正かつ安定した価格で、小麦輸出国には市場を、また小麦輸入国には供給を確保するにあります。わが国といたしましては、毎年百五十万トン以上の小麦を輸入しなければならない実情から見まして、本協定加入により保証された数量の輸入を確保する点及び低廉なる価格による輸入によつて、約七百万ドルないし八百万ドルの外貨の節約が期待できる点において有利であると、政府当局は説明しておるのであります。
この協定の目的は、公正な安定した価格で、小麦輸出国には市場を与え、また小麦輸入国には供給を確保することであります。わが国といたしましては、毎年百五十万トン以上の小麦を輸入しなければならぬ現状でありますので、この協定に加入しまして、協定によつて保証された数量の小麦の輸入を確保すること、及び安い価格による小麦の輸入によりまして、年間約七、八百万ドルの外貨の節約を期待することができるわけであります。
この協定の目的は、公正な安定した価格で、小麦輸出国には市場を、小麦輸入国には供給を確保することであります。わが国といたしましては、毎年百五十万トン以上の小麦を輸入しなければならない現状を顧みますと、この協定に加入して、保証された数量の小麦の輸入を確保すること、及び低廉な価格による小麦の輸入により、約七、八百万ドルの外貨節約を期待できることは非常な利益であります。
この協定の目的は、公正な安定した価格で小麦輸出国には市場を、小麦輸入国には供給を確保することであります。わが国といたしましては、毎年百五十万トン以上の小麦を輸入しなければならない現状を顧みますと、この協定に加入して保証された数量の小麦の輸入を確保すること、及び低廉な価格による小麦の輸入により、約七、八百万ドルの外貨簡約を期待できることは非常な利益であります。
この協定の目的は公正な安定した価格で、小麦輸出国には市場を、小麦輸入国には供給を確保することであります。我が国といたしましては、毎年百五十万トン以上の小麦を輸入しなければならない現状を顧みますと、この協定に加入しまして保証された数量の小麦の輸入を確保いたしますること及び低廉な価格によりまする小麦の輸入によりまして、約七、八百万ドルの外貨の節約を期待できることは非常な利益であると存じます。
における新らしい世界の農業恐慌の重圧でありまして、アメリカの大穀物業者の意見を代表するノース・ウエスタン・ミラーという雑誌の本年五月号には、「ヨーロツパでは一般にまだマーシヤル援助というように言われておるが、これは純粋に博愛主義的理由で與えられておるものではなく、アメリカの生産を安定させ、その輸出貿易を促進させる目的を持つものだ」と指摘しておりますごとく、小麦協定成立の背景も、国際道義的性格よりも、小麦輸出国側