1981-08-19 第94回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第2号
次に農業災害に対する問題でございますけれども、共済の未加入のいわゆる小麦作付農家が大変今回被害に遭っているわけですね。で、空知、石狩はもう本当に転作小麦が中心なんですけれども、ほとんどが共済に入られてない。これは私が言うまでもなく当然加入でございます。で、なぜ入らないかといったらそれぞれの理由はあると思うんですよ。
次に農業災害に対する問題でございますけれども、共済の未加入のいわゆる小麦作付農家が大変今回被害に遭っているわけですね。で、空知、石狩はもう本当に転作小麦が中心なんですけれども、ほとんどが共済に入られてない。これは私が言うまでもなく当然加入でございます。で、なぜ入らないかといったらそれぞれの理由はあると思うんですよ。
かようなことが影響いたしまして、すでに本年の小麦作付反別は三・五%減つておりますが、恐らく来年度はもつと深刻な影響が現われて来るでございましよう。アメリカが処分に困る農産物を、日本自身が過剰手持になるほど多量に押付けられて、国内食糧を減産に陥らせるのが、今回の協定でございまして、援助ではなく、アメリカにとつては結構立派な商売でございます。
次に麦類の輸入についてでありますが、濠州におきましても、小麦と羊毛の生産の競合による小麦作付の減少、アルゼンチンの旱魃、カナダの雪害等によつて、戰前の三大輸出国の生産が著しく減少して、世界的に小麦の不作が本年度の麦類の輸入を困難ならしめている実情であります。