1993-03-24 第126回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
昨年末来、乳製品、小麦、でん粉等については、ガットの場でいわゆるダンケル合意案を認めて関税化の非公式の交渉をした、各新聞報道はこれを報じておりました。前回、私は農水大臣に聞きましたら、それを否定いたしましたけれども、しかし、米の陰に隠れて乳製品あるいはでん粉等についての日本の明確な姿勢が示されておらない。
昨年末来、乳製品、小麦、でん粉等については、ガットの場でいわゆるダンケル合意案を認めて関税化の非公式の交渉をした、各新聞報道はこれを報じておりました。前回、私は農水大臣に聞きましたら、それを否定いたしましたけれども、しかし、米の陰に隠れて乳製品あるいはでん粉等についての日本の明確な姿勢が示されておらない。
それからでん粉の需給表、全体の需給でございますが、三ページにございますように、ただいま申しましたように甘でん、馬でん、コーンスターチあるいは一部の外でんの輸入、小麦でん粉等、でん粉の種類は多岐にわたるわけでございますが、五十五年の見込み欄をごらんいただきますと、供給といたしましては、政府の払い下げ分四万五千トンを含めまして百八十八万五千トン。
そうなれば、結局若干の外でんあるいは小麦でん粉等を入れましても、カンでんとバでんとどのくらいの数量が要るかということは出てくると思うのですよ。そうじゃないですか。だから、私の聞いておるのは、これからのでん粉に対する政策として、従来、いままではこれは国内生産というものを重点に置いて少なくとも自給度を確保することはやってきたと思うのですよ。
あと小麦でん粉等がございますが、これは六万トン程度で、あとは輸入されますものでございまして、コーンスターチが五十万トン程度、あと若干の外でんがあるというふうに考えておるわけでございます。
この不足を今年の需給でどのようにして措置するかという問題につきましては、もちろん小麦でん粉等も一部充当いたしまするが、コーンスターチとかあるいはでん粉を輸入するとか、いろいろな方法があろうかと思います。