1953-06-23 第16回国会 参議院 建設委員会 第4号
従つて近いうちにその計画が確定することと思われますが、その一つに、OCI案にある小鹿地点の高堰堤は、砂層が五十八メートル余もあり、到底技術的に困難であるとのことでもありまするし、低堰堤にしたらという計画もあるようですが、具体的にどうするかという問題は今後に残されているようです。その他小鹿地点及び熊野川河口の流木問題等について実地に調査いたしました。
従つて近いうちにその計画が確定することと思われますが、その一つに、OCI案にある小鹿地点の高堰堤は、砂層が五十八メートル余もあり、到底技術的に困難であるとのことでもありまするし、低堰堤にしたらという計画もあるようですが、具体的にどうするかという問題は今後に残されているようです。その他小鹿地点及び熊野川河口の流木問題等について実地に調査いたしました。
この小鹿地点が熊野川水力開発の中心になるのでありまして、この調査の結果いかんで開発の見通しも可能になるのでありますから、十分なる調査費をもつて早急にこの調査費をもつて早急にこの調査を完了すべきであると考えます。 第二点といたしまして、北山川の流域変更の問題であります。技術的には流筏に対して毎秒十五米程度の水量を本流に放流しさえすれば、流域変更はきわめて有利な案であります。