1964-10-09 第46回国会 衆議院 法務委員会 第50号
いま小高委員からも言われたように、そんなばくち類似のことで検査の種類をきめるというようなこと、これについてはあなたは当方の関与することではない。それが人権擁護局の一人の言うことですか。あなたの言うことは納得できません。この前人権擁護局長が言明されたこととあなたのいまの答弁とは矛盾しますから、きょうは擁護局長御出張だそうですから、あらためて質問します。
いま小高委員からも言われたように、そんなばくち類似のことで検査の種類をきめるというようなこと、これについてはあなたは当方の関与することではない。それが人権擁護局の一人の言うことですか。あなたの言うことは納得できません。この前人権擁護局長が言明されたこととあなたのいまの答弁とは矛盾しますから、きょうは擁護局長御出張だそうですから、あらためて質問します。
○小高委員 ただいま水産庁長官から、一通りの明年度予算に対する説明を受けましたが、前年度の予算を踏襲する面がすこぶる多くて、これに対する特殊性というものを私どもは期待しておつたのでありまするが、二、三特殊性は出ておりまするが、総体的にもう少し特殊性を生かしたいというような寂蓼を感ぜずにはおられないのであります。
○小高委員 かようなことは年々歳々繰返されておるのでありまするが、これに対して海上保安庁としては、今回の台風に限らず、今までの経験からいつて、こういう点をもつと強化したらどうかというようなことが、さだめしおありと思うのでございますが、どういう面の予算措置を強化するとか、どういうようにしたらいいかというような、役所としてのいろいろの御意見があろうと思いますから、その点を重ねてお尋ねいたしたいと思います
○小高委員 海上保安庁の水難救済関係については、私大いに意見を持つておるものでございますが、時間の都合等もございますので、私の質問を展開いたしますと相当時間もとりますから、あらためて機会をつくつていただくことにいたしまして、本日はこの程度で終ります。
○小高委員 どちらでもけつこうです。
○小高委員 それでは水産庁においては、至急調査を願いたいとともに、明後日の委員会に海上保安庁の救護部長に出席していただきまして、これらの状況を詳細に報告してもらいたいと思つております。 なお先ほど来問題となつております救済融資の問題でありますが、救済という言葉がかぶせられているにもかかわらず、さつぱり救済になつておらないという事実を嘆かざるを得ないのでございます。
○小高委員 それでは金融課長に申し上げますが、あくまで救済という言葉がついた以上、救済の精神が貫かれておらなければならない、一般融資と救済融資という点においては、多分にこの育成行政的な気分が盛り込まれて行かなければならないのでありまして、今回の北海道を中心とする全国的なこの災害に対して、救済資金が必ず出るのでありまするが、こういうことについて、特にその点を注意の上行動をとつていただきたいことを希望意見
○小高委員 関連して。先ほど水産庁長官から、今回の台風の被害状況の報告がありましたが、北海道の災害があまりにも多いので、その他の災害につきましては、いまだ調査が行届いておらないのか、報告はないように了承いたしているのでありますが、たとえば三陸沖における十五号台風によるさんま船の被害が、数十隻に及んで相当大きな問題となつております。
賠償の問題につきましては、ただいま小高委員の御質問に対してお答え申し上げましたが、ただいま政府の最高首脳部においてアメリカと折衝いたしておるのであります。その経過がどういうふうになつておりますか、私も実は存じていないのであります。緊密な連絡をとつておられるようであります。
○小高委員 公海漁業に関する件で、ただいまの対ソ連との問題ではございませんが、去る十日の委員会において論議されました、ビキニのアメリカからの原爆補償の問題でございます。
○清井説明員 ただいま小高委員から御質問のありました点は、先般安藤大臣あるいは農林大臣、外務大臣からお答え申し上げました以上に、私は事実を存じておりません。最高政府首脳部の間において、いろいろアメリカ政府と折衝せられておるようでありますが、私どもはその詳細については伺つておりません。
○小高委員 ただいまの御答弁でございますが、一応は了承いたしたいと申し上げたいのでありますが、漁民の思想的にだんだん悪化して来ることを私ただいま非常に憂えているのでありまするから、さようなことのないように、特にひとつ敏速に、日本漁民の意思及び関係被害者の意思が、外務大臣の品を通じてアメリカにもつと強く反映いたしますようにお願いしたいのであります。
○小高委員 多分その程度の答弁ではないかと実は想像しておつたのでありますが、外務省の希望意見が相当強く反映いたしませんと、将来の遠洋漁業、まぐろ漁業が安定するというわけには行かない。来年も再来年も年々歳歳かようなことが繰返されるということに相なりますと、安定漁業とは言えなくなるのであります。
○小高委員 本問題にかなり議論が盛り上つておるのでございますが、私は過去、現在、将来——先ほど松田委員から将来の解決ができておらないのではないかという御意見もございましたが、まつたくその通りであります。しからば将来はおろか、過去はどうだというと、過去もまだその補償がついておらぬ。現在はどうだ、現在は融資でこれを解決しなければいかぬ。
○小高委員 転換の考え方の問題についてちよつとお尋ねいたしたいのですが、実はまき綱の転換の件でございます。先般も私から永野さんに申入れがしてございましたが、佐世保の防潜網、九州の演習及び軍施設に伴う漁民の転換が、まき網の場合にいろいろ意見として出ております。また久里浜の演習によつて揚操縦が立たないから転換したいという中型からの声も二、三聞いております。
○小高委員 今の清井水産庁長官の御答弁によりますと、機船底びき網の考え方に沿うようにというようなことで、その気持はわからないわけはないのでありますが、みずから好んで求めたのではなくて、いろいろ国際上あるいは国防上の見地から、演習及び防潜網等のために操業ができなくなつて、十分な補健全が得られるならばともかくとして、これじややりきれないから転換しようとするものに対しては、ある程度特典を与うべきである、かように
○小高委員 ただいま水産庁長官の答弁と、水産委員長のお言葉によりまして、この結末をつける方向は大体わかつたのでございますが、私がただいま主張いたしておりますのは、水産庁長官に伺いましてジユネーヴのかかる大きな平和会議があるのであるから、この際に正式に出席することはできないけれども、このチャンスをとらえて、日本政府及び業者代表でもいいのでございますから、それらの人々がジユネーヴに乗り込んで、そうしてパーティー
○遠藤委員 駐留軍の演習に対する損害の問題について、ただいま小高委員から質問がありましたが、小高委員の質問の趣旨はまつたく私は同感でありますから、重複を避ける意味でただ一言だけ申し上げておきたいと思います。私どもの方の関係は伊豆半島の南端のマイク地区の演習地問題であります。これは数千の漁民が非常に大きな損害を受けておるわけですが、しかもそれは昭和二十八年に爆撃演習をやられた。
○小高委員 私が仄聞したところと、今佐藤補償課長の答弁とはちよつと違つておるように見られるのであります。数学的見解をもつて――もつとも補償金でございますから、数学を基礎に置かないというわけには行かないのでありますが、学校の問題を解決するような簡単な感覚のもとに、数字的に何パーセントどうだこりだということをやつておるやに私は聞いておつたのであります。
○小高委員 私どもはこの水爆問題につきまして、できてしまつたこと自体をどう解決して行くかということが一点と、いま一つは明日の問題をどうするかというこの両方を同時に考えておるのであります。
○小高委員 せんだつて寺岡参事官がむいでになりましたとき、外務省にお帰りになつたらよく相談して、外務大臣が本日御出席いたされた場合に、あらかじめ答えを持つて来てもらいたいという要求を出しておいたのでありますが、政務次官がおいででございますから、さだめしこの答えがあろうと思うのでありますが、それは太平洋の魚類全般に及ぶということは、先ほど来話が出ておる通りで、拡張解釈すると際限がないのでございまするが
○小高委員 秋はさつき御質問しましたので、やめようと思いましたが、あまりこの問題に対する外務省当局の態度か軟弱であると同時に、敏感さを欠いているのではないかと思われるので、あえて一言つけ加えざるを得ないのであります。赤路委員が繰返しているようてありますが、それはもつともと思います。国際ユネスコになぜ調査団を要請しないのか。
○小高委員 関連して政務次官にお尋ねいたします。電源開発が国策として進められつつあることは申すまでもありませんが、今まで電源開発に対して、どういうような径路でこの電源開発が進められつつあるか、水力電気においてはどういう状態で、どのくらいの期間を置けばどういう結果が生れるであろう、また火力発電においてはこういうような計画を持つておるという大網を、まずお尋ねしたいのであります。
○小高委員 三十二年度になれば大体解決するということがわかつたのでありまするが、さすれば今回の値上げ問題につきましては、その間を政策的にどう解決するかということは、これは事務家よりも政治家として、政務次官あるいは大臣に負うところが非常に多うございますので、これらのことを政策的にひとつ御解決を願いたい。
○小高委員 鉱山局長にお尋ねいたします。この足どりでずつと将来も持続する方針でありますか、それを伺いたい。
○小高委員 ただいま次長の答弁によりますと、まだ十分な調査研究ができておらない、それならばこれは調査研究をすみやかにすることが最もよい方法でありまして、この点至急水産庁当局も調査研究してもらいたい。
○小高委員 ただいま保護水面の指定を受けておつた方がやりいいだろうというようなことでありまするが、実害は実害なんですから、この現状をどうしてくれるかということに対しまして、保護水面の指定を受けておつたから、おらないからというのでなく、これは緊急措置として当然方策を講ずべきものでありまして、その点は水産庁次長と私の意見が大分違つております。
○小高委員 先ほど来意見が出ておりますが、私も駆除が先だということについては、先ほどから何回も述べた通りでありまして、駆除が先決問題でございますが、駆除だけで解決されない面があるのであります。それはこの新聞等にも出ておりますように、貝を包んで毒素を出して食つてしまうのですから、現在かせぎがないのです。かせぐ元をこれに食われてしまう。
○小高委員 この問題は、ただいま松田君や各委員から相当強硬な意見が出たと思いますが、私は国民感情ということも多分にこの問題に含まれておると思いますが、いま一つはこれの輸入による差額の問題でございます。一枚二円くらいの差があるとして、昨年の輸入数量が二億五千万枚、こういうことになりますと、そこに五億という利潤が生じて来るのでございます。
○小高委員 この朝鮮のりも浅草のりも一見しろうとが見てはわからないような似通つたものでございますがゆえに、特にその必要があるのでありますが、どうか生産者団体に輸入する際に発言権を持たしてもらいたい、そういうことによつて本問題がただ国民感情ばかりでなく、国内の生産者擁護という意味において、筋の通つた解決点が見出されるのではなかろうか、かように考えますので、その点を要望して質問を打切つておきます。
○小高委員 時間もないようでありますから簡単にお尋ねいたします。 李ラインというものをかつてに引いて、これでよろしいかどうか。それじやお前の方で引くならおれの方でも引くぞというようなことが国際法上許されるかどうか。
○小高委員 それではこれは希望意見として出しておきます。もう一回機会をあらためてお尋ねいたしまするが、かように押せ押せでもつて押されて、わが国の漁業操業区域が縮小される。それに対しここまではわが国の領海なんだ、かつての実績もあるし、また国際法上支障がないのだというような強力な一線を、報復手段ではないけれども、ある程度持ち出さなければいけないのじやないか。
小高委員 今の通産大臣がまでは聞えましたが、どういう意志表示をなされたかということは、これは明日あたりまた通産大臣にここへ御出席願つて質問するかもしれませんが、それに関連することですから……、あなたの最後の語尾が聞えません。
○小高委員 土屋石油課長にお尋ねいたしますが、あなたの方から、この事実を未然に察知して、主務大臣に向つてこうしなければならないというような意見を出したことはなかつたか、今までのあなたの答弁によりますと、目下立案中の連発でありますが、ここの答弁はそれでよろしゆうございますが、今までの過程において、こういう事態だから何とかしなければならぬということを、主務大臣と相談なすつておる事実があるかどうか、ちよつとお
○小高委員 それではもうちよつと先日をお尋ねいたしますが、そのとき通産大臣は、あなたの着実なる事務的の見解による必要増及び外貨割当、これらに対する進言に対してどうお答えになつたか、ちよつとそれをお答えを願いたい。
しかしながら大臣は八月四日当水産委員会で小高委員の竹島問題に対する質問に対して、こういうお答えをしている。「日本の領土の一部だからといつて、それだけ述べて、事実上韓国の漁民が来て仕事をしておるのをほつておくということになりますと、これは主張と実際とが伴わない、こう考えております。
○小高委員 外務政務次官に、先般外務大臣と私との竹島問題に関する質疑応答中、折から参議院への時間が来たというので結末がついておりません、その継続的のことをお尋ねいたしたいのであります。
○小高委員 それではさらにお尋ねいたしますが、わが国において武力を持たないからいかんともいたし方がないということでありますが、かような事実がだんだん高じまして、向うで軍艦を持つて来てどんどん威嚇的に、こちらで領土権を主張しても了承しないというとき、手放しでいるわけにはいかないのでありますが、憲法の定むるところによつて、戦争という形になることをおそれる、こういうこともよくお話はわかるのでありますが、しかし
小高委員より発言を求められております。これを許します。小高委員。
○赤路委員 ただいま小高委員の質問の中に第三海洋丸の事件がありましたか、外務大臣は答弁の中で、領海侵犯という意味でつかまえられたということを言つておられます。先日倭島局長かここへ出られまして、答弁を願つたのですが、その答弁の中では、五月十…日付で領海侵犯の点はドロップされ、おる、こういうふうに言つておるのであります。
○小高委員 それではさらにお尋ねいたします。かりに歯舞諸島、これらがわが国の領土であるということは厳然としておるのでありますが、これもいかんともいたし方がないというので、今まではその措置を講ぜられなかつたのでありますが、今日に至りますと、これらの点についても根本的に考えなくちやならない。
○田口委員長 小高委員に申し上げますが、外務大臣は再び参議院の外務委員会から出席を要求されておりますが、ほかに簡単でございますが、二人質問者がありますので、ひとつ簡潔に願います。
○小高委員 二、三日前の当委員会において委員長に要望いたしておきましたが、竹島問題が意外に進展しつつあるやに聞き及んでおりまして、現地から非常に憂慮にたえないという報告がひんぴんと来るのでございますが、これについて岡崎外務大臣及び木村保安庁長官を当委員会に呼んで、これは国家の重大問題でありますので、外務省のある首脳部等も、このままにしておくならば韓国にすらかくのごとき目にあつて、一体将来日本はどうするのだという
○田口委員長 ただいまの小高委員の御質問にお答えいたします。会期が非常に切迫しておりまして、明日になりますれば、会期延長になるかどうかということがはつきりすると思いますが、会期が延長になりましたら、御趣旨の通り善処したいと思います。 本日はこれをもつて散会いたします。 午後四時五十七分散会
○赤路委員 これ以上御質問申し上げましても、おそらく同じことが繰返されると思いますので、私は御質問はこれ以上進めませんが、先般小高委員からも、竹島問題について外務省の見解を聞いたのでありますが、竹島問題といい、あるいは本件の問題といい、これは外交のあり方に対して意見が相違しておりますので、これ以上追究いたしましても、おそらく同じだと思います。
○小高委員 方法がないと言いますが、昨日私の質問に対して、外務省の条約局長の答弁によりますと、かかる国際的紛争に対しては国際裁判に提訴する道が与えられておるということを聞いておりますが、竹島問題のようなはつきりした事件に対しては、これは国際裁判の裁定をまつまでもないのでありまして、その点はそうめんどうに考えなくてもいいのではないかということを追究しておいたのであります。
○小高委員 もう一言、今国際司法裁判所に提訴できないのではなかろうかということでありまするが、しからば国連軍にこれを提訴することができるでありましようか。国連を通じて本問題の解決は当然できると思うのでありまするが、この点を一点伺いたいと思います。