2015-03-05 第189回国会 衆議院 予算委員会 第14号
その次の長い点線が小雨地域と呼ばれる雨域。そして、一番外側の実線が、広島市と県が行った調査で黒い雨が降ったと結論づけた、現在の指定地域の約六倍の新降雨域です。 大変な御苦労をされて調べられたこの広島市と県の調査とその結果は、私は、生の声を聞き取った大変貴重で重いものだと思います。塩崎大臣、厚生労働省は、この調査結果とそれに基づく地域指定の要望に対して、どういう検討を行ったのでしょうか。
その次の長い点線が小雨地域と呼ばれる雨域。そして、一番外側の実線が、広島市と県が行った調査で黒い雨が降ったと結論づけた、現在の指定地域の約六倍の新降雨域です。 大変な御苦労をされて調べられたこの広島市と県の調査とその結果は、私は、生の声を聞き取った大変貴重で重いものだと思います。塩崎大臣、厚生労働省は、この調査結果とそれに基づく地域指定の要望に対して、どういう検討を行ったのでしょうか。
その外側の点線部分がいわゆる小雨地域。 しかしながら、広島市が二〇〇八年六月から十一月までアンケート調査をおよそ三万七千人を対象に行った結果、従来言われていた範囲よりも数倍あるいは十数倍の広さで雨が降ったことが推定されております。それが一番外の実線であります。 今回の発掘されたデータ、これを一つ一つドットで落としたものが、その真ん中あたりに、少し色がかかっているところなんですね。
私たち小雨地域は外されてしまいました。残された被爆者です。健康面でも病んでおりますというお手紙。 もう一つは、このたびの福島原発の報道を見るにつけ、私たち黒い雨の会が、黒い雨が降ったことを認めてほしいと運動を続けていることに対し否定的な国の返事に解せないものを感じております。地図上に物差しを当て線を引いたように、大雨と小雨地区に村を二分に分離されているのか。
べてみましたけれども、御存じのように、その区域をどうやって決めたのかというのは、これは昭和二十年、ちょうど原爆が落ちた直後に宇田博士という方がいらっしゃいまして、その方が聞き取り調査を数か月にわたって直後からされて、いろいろな状況を勘案をしてその地域の骨格ができ、その後も昭和五十一年度、五十三年度にも当時の厚生省の委託研究ということで、これもいろんな土を分析をするなどして、この中心の大雨地域というのと、周辺の通称小雨地域
その中間報告によりますと、お手元の資料の黄色の部分、現行地域指定の六倍、小雨地域の三倍を超える、ここに黒い雨が降ったというふうにされているわけです。この調査は改めて大変重いものだと思いますけれども、大臣、もう一度いかがですか。
○林紀子君 それでは、坂口大臣にお聞きしたいと思うんですけれども、佐伯区の小雨地域で聞いてきたところですが、四歳のとき黒い雨を浴びた六十三歳の人の話です。 当時の小学校の同級生二十五人ほどいましたけれども、家族も含めて聞き取りができたのは十四人だった。ところが、そのうち既に五人が死亡しているんです。一人は原因不明で十代に急死をした。
○政府参考人(高原亮治君) この広島の黒い雨の小雨地域の放射線の影響につきましては、これまで様々な調査研究が行われてきたところでございます。昭和五十一年及び五十三年の厚生省調査研究委託により日本公衆衛生協会が実施いたしました調査におきましては、小雨地域においては原爆からの核生成物が残留しているとは言えないという結果が出ております。
○林紀子君 お手元に配りました資料、一枚目を見ていただきたいと思いますが、斜線の部分が大雨、その外側が小雨地域とされているわけですけれども、実はこの小雨地域でも大雨が実際は降ったんだ、被爆者と同じような病気が多発している、こういう証言がたくさんあるわけです。 この図は地元の中国新聞で報じられたものですが、図の左の方にあります佐伯区黒い雨の会、私もここに行ってお話を聞いてきました。
それに加えまして、ことしの九月から以降、降水量は東北、北海道を除きまして例年の六〇%ぐらいの小雨地域がたくさんございます。このために、中部以西の各地域で渇水が生じているというようなことでございます。
そこでさらに、小雨地域についても同様に健康診断地域の拡大をお願いするという陳情がなされたんですが、その際にも同様に科学的根拠がないということでお断りになったわけなんでございますが、長崎との関係で言えば、大臣の答弁といままでのいきさつが少し変化をしておるように思うんですが、その間の事情はどういうことでしょうか。
○浜本万三君 いずれにいたしましても、先ほど大臣から御答弁いただきましたように、私どもは科学的根拠というものが広島の小雨地域もあるので、したがって健康診断地域に入れていただきたいという希望を持っておるわけなんですが、基本懇に諮問された以上は基本懇で出される答申を待つんだというお話がございますから、私どもといたしましては基本懇の答申がございました暁にはそれを尊重していただきまして地域拡大について十分配慮
○政府委員(大谷藤郎君) いま先生御指摘の、竹下先生がどういう資料でお話しになっているのかちょっと私どもよく承知いたさないのでございますけれども、私どもの五十一年、五十三年調査におきましては、小雨地域と他の地域との間に格別これを特例地域として指定するだけの科学上の差があるというふうには調査結果から出ておらないと理解しているわけでございます。
そうしますと、当然小雨地域についても同じような状況じゃあるまいかという疑いが生まれてくるのは私は当然のことだと思うんです。 そこで伺いたいんですけれども、政府はこの小雨地域の問題をいろいろ地元の住民の方々から強く言われて、そして残留放射能の調査というのも従来二回にわたってやられたと思うんです。
そういう立場から見ると、小雨地域までも対象にすべきだと思うのだけれども、この点について、どういうふうにお考えになっているのか、お聞きしたいと思います。
○佐分利政府委員 小雨地域につきましては、いろいろと問題がございますので、本年度土壌の残留放射能の調査を実施いたしております。そろそろその結果もまとまってまいりますので、その状況などをよく判断した上で、どうするか決定いたしたいと考えております。